司伝の過去作レビュー

『Passion Girls!!』は2018年に発売された、暫時(ざんじ)氏作の商業アダルトコミックである。
暫時氏はCOMIC快楽天などに漫画を掲載しているエロ漫画家の先生である。カラーに定評があり、『Passion Girls!!』もフルカラーの単行本となっている。短い作品ばかりなので傾向という傾向もないが、巨乳のヒロインが多く、ムチムチなヒロインを描くのも上手い。画力については文句なしである。
本項では『Passion Girls!!』の魅力と、それについての私の評価をまとめていきたい。
【収録作品】
- Passion girl!
- Passion girls!!
- ヒミツのアイカノ
- FOREVER 18
- リベンジアイドル
- しっぽりおんセックス
- がんばれ ゆみなちゃん!
- フタリだけの夜
- 国際交液
- 三匹と子豚ちゃん
- いっしょがいいの
- スキあり一本!
- Natural +
『Passion Girls!!』の魅力

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『Passion Girls!!』は全13篇で構成されているオムニバス短編集だ。「Passion girl!」「Passion girls!!」は連作。全てカラーなので、それぞれのエピソードはとても短い。

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ヒロインの年齢についての記載はないが、おおむねJK以上だろう。胸は普乳~爆乳と言ったところだが、全体的には巨乳を売りにしている印象を受ける。

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それぞれのお話が短いため、キャラクターの性格やシナリオについて語るのは無粋だろう。手っ取り早くセックスをするようなキャラと展開になっているが、その割には導入をがんばっているように思う。

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フルカラーの単行本だけに、絵が命と言っても過言ではない。その辺りは申し分なく、ヒロインの可愛さ、肉体のエロさ、カラーの塗りなど、高水準で描き上げられている。

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お気に入りをあげるのも難しいが、「しっぽりおんセックス」「三匹と子豚ちゃん」のようなムチムチなヒロインがとてもエロく感じた。お腹の描き方も絶品だし、その柔らかさが手に取るように感じられる表現力は圧倒である。本冊はこの技術力だけで十分なのだ。

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しかし、こういった人だからこそ、モノクロで長めのお話を描いてほしいとも思う。いくら絵が魅力的でも、エロ漫画は実用性こそが正義だと思うのである。
【まとめ】Passion Girls!!
司伝評価
絵柄 | |
物語 | |
キャラクター | |
抜き | |
ムチムチ |
- いつもカラーページで抜いている
- 巨乳でムッチリしたヒロインが好み
『Passion Girls!!』は以上のような方々にオススメしたい。カラーならではの魅力はあれど、実用性については疑問符がつく。エロ漫画好きな方でカラーページを使っている人はどれほどいるのだろうか。
カラーページが多いと価格もお高いし、読者の財布にも優しくない。まあ好みはあるのだろうけれども。
本作については以上である。それでは、またの機会に。

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