LIVE CUM(彩画堂) 多種多様ヒロインと官能プレイ

司伝の過去作レビュー

LIVE CUMは彩画堂氏の成人コミックだ。彩画堂氏と言えば、昔はKOFの同人などでも知られた、ベテランのエロ漫画家である。

多くの作品を世に出している彩画堂氏だが、LIVE CUMは一応初の商業向け成年コミックとなっている。それまでに出した「ハナさんの休日」などの漫画が成年指定されていないのが逆に驚きである。

『LIVE CUM』の魅力

LIVE CUMはカラーイラストだけでなく、カラー漫画のページ数も多い、豪華版の単行本である。その分、短いお話も多いのだが、それでも彩画堂氏の味がしっかり出ているのが凄いと思う。

彩画堂氏の漫画は、そのほとんどが性に積極的なヒロインを中心に展開する。写実的ながら淡白なその絵柄自体には多少の古さは感じるのだが、シチュエーションや設定ではオンリーワンの存在であり、市民権を獲得している。

ヒロインは巨乳から貧乳まで、熟女からロリまで幅広い。ムチムチもスレンダーも描きこなされており、LIVE CUMには本当に多くの種類のヒロインが登場する。それもまた、本冊の大きな魅力と言えるだろう。

司伝評価

という方に、LIVE CUMはオススメである。色んな設定の話があり、思わぬ興奮をもたらせてくれることもあるだろう。

しかし、好みの話でも短くあっさりと終わることもあり、抜きどころとしては微妙かもしれない。エロいのは間違いないのだが、物足りなさは拭い切れない。

それでもオススメと言えるだけ、シチュエーションや設定には大きな価値がある。一度手に取ってみてはいかがだろうか。

本冊については以上である。それでは、またの機会に。