Labyrinth(モヤモヤ)近親相姦の闇

ら行

司伝の過去作レビュー

『Labyrinth』は2017年に発売された、モヤモヤ氏作の商業アダルトコミックである。

モヤモヤ氏はCOMIC 高などに漫画を掲載するエロ漫画家の先生だ。本冊の表紙のような繊細なイラストを描くイラストレーターでもあり、近年は漫画を描いている様子はない。漫画の絵柄は表紙よりもソフトであり、一見して美少女と言えるような可愛らしいヒロインを描く。作風としては少しダークなものが多い。

本項では『Labyrinth』の魅力と、それについての私の評価をまとめていきたい。

【収録作品】

  • ソーニャの憂鬱 前後編
  • My Secret
  • 再会
  • 乱れ撮り
  • まほとの約束
  • ゆがみあい
  • Jillu ジル…

『Labyrinth』の魅力

引用:https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
BJ129757.html

『Labyrinth』は全9篇で構成されているオムニバス短編集だ。内「ソーニャの憂鬱」は前後編の作品、「再会」「乱れ撮り」は連作となっている。

ヒロインはJKくらいがメインで、ビジュアル的には少しロリっぽいヒロインもいる。おっぱい美乳という感じで、露骨に小さいも大きいもない。表紙では人形のような絵柄だが、漫画絵柄はかなり違う。さらに、前半と後半でも多少絵柄が違うため、画風が定まっていないような印象を受ける。それでも、どのヒロインも魅力的なルックスに仕上がっている

シナリオは暗め。「籠」「ソーニャの憂鬱」はどちらも独特な風習、習わしの中でヒロインが複数の男に抱かれる展開。ヒロインの可愛らしさとのギャップもあって、やたらと不気味に感じられる。「再会」「乱れ撮り」AV女優となった初恋の人との再会、交際から乱交へと至る展開。こちらもどこか気味の悪さが目立つ。その他短編はいちゃラブっぽいものもあるが、どれもどこかに陰がある印象である。

引用:https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
BJ129757.html

お気に入りは難しいが、ここでは「籠」をピックアップ。

敏夫は大嫌いな実家に帰省した。二度と戻りたくはなかったが、の小夏のためだけに戻ってきた。実家には異常な習慣がある。それは、近親相姦である。母と祖父、の小春と父のそれを見てきた敏夫は、小夏だけはそんな風にしたくないと思っていた。敏夫が一人風呂に入っていると、そこに小夏がその土地独特の衣装を纏い入ってきた。小夏は敏夫に抱き着き、敏夫の勃起に気づくと、それを手で愛撫し始めた。敏夫は小夏がもう他の家族の手にかかっている可能性に嘆きながらも、小夏に興奮してしまう。しかし、小夏は射精させてくれず、敏夫に「待ってる」と伝える。その場所は昔から入ることを禁じられていたところで、そこで待っていた小夏は他の男共の相手をしており……。

初見の小夏の印象がとにかく可愛く、だからこそこの展開はしびれるものがある。まだ純情であってほしい小夏が敏夫に迫るシーンは、ショックと興奮が同時に襲ってくる。田舎の風習っぽい設定も含め、引き込まれるような1篇だった。

引用:https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
BJ129757.html

印象的な作品ばかりで、読み応えのある一冊だった。

【まとめ】Labyrinth

司伝評価

絵柄4.0
物語4.0
キャラクター4.0
抜き3.0
印象度5.0
  • 引き込まれるような設定の作品に弱い
  • ヒロインのビジュアルだけではなく背景にもこだわりたい
  • 輪姦・乱交など複数プレイが好き

『Labyrinth』は以上のような方々にオススメしたい。独特な作品集で、他にはない魅力がある。ヒロインの絵柄が定着していないが、「籠」「ソーニャの憂鬱」辺りの絵柄は非常に好み。また、丁寧な背景もよく世界観を創り出していた。

もっと中編、長編作品を読んでみたい絵柄だ。また漫画を描いてもらいたいものである。

本作については以上である。それでは、またの機会に。

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