司伝の過去作レビュー

JC☆援カウントは2015年に発売された昭嶋しゅん氏のアダルトコミックである。9篇で構成されているオムニバス短編集だが、内2篇は短いスピンオフ、別の1篇は短いカラーページであるため、実質的には6篇となっている。
#いいツインテールの日
— 昭嶋しゅん@遅筆病発症中 (@shunaki) November 22, 2020
エッチな絵の方はカラー描いてないから増えて無いんだよね、単行本作業は終わったけど。 pic.twitter.com/KrstBZ9B4w
昭嶋しゅん氏と言えばご存じの方も多いかと思うが、円光をテーマにした作品が非常に多い漫画家の先生である。ほとんどの単行本でJCくらいの少女の円光の話が載っている。ある意味専門家なのである。
『JC☆援カウント』の魅力

BJ065631.html
絵柄を見た正直な印象を教えてほしい。昭嶋しゅん氏の画風はかなり個性的であり、好みを選ばざるを得ない。それでも、成年単行本を20冊も出しているベテランだけに、ファンは多い。そんな私とて、特別絵が好きというわけでもないのに、単行本を9冊も所持していた。
その魅力は、やはり円光物という部分だろう。明るく軽いノリでお金を伴ってのセックスを描いている。私はこの軽いノリが結構好きなようだ。

BJ065631.html
「お金くれるならセックスしてあげますよ?」くらいのノリで、少女たちが明るく楽しそうにセックスをするのが、先生の作品の特徴だ。JC☆援カウントでも、そんな魅力が発揮されている。コメディーチックな導入からセックスへ入ると、途端にヒロインが愛おしく感じ、読者を快感へと導いてくれる。それが癖になるため、昭嶋しゅん作品はやめられないのである。
JC☆援カウントでは、円光もあるが、ソープやデリヘルといった風俗にJC達が所属しているケースも多い。また、学校内で男子生徒相手に自分たちを競売にかけるなど、その設定のバリエーションは豊かだ。この貞操観念が崩壊しきっている世界観も、氏の作品の大きな魅力なのである。
詳しくは書かれていないが、ヒロイン達はみんなJCという設定なのだろう。しかし、全てがロリ体型というわけではなく、結構巨乳も存在する。絵柄的にもロリっぽいし、設定的にも幼いため、ロリ巨乳や発育設定が好きな人にも良いかもしれない。

BJ065631.html
もちろん、ロリ貧乳も存在している。このサイズ差もまた楽しめる要素となっている。
余談だが、スピンオフになっている「JCソープ」「サクラサク」は『えんちゅー娘』という単行本に収録されている。本冊を読んで興味を持ったなら、こちらも要チェックだ。

【まとめ】JC☆援カウント
司伝評価
絵柄 | |
物語 | |
キャラクター | |
抜き | |
円光 |
- 昭嶋しゅん先生の絵柄が好き
- 円光物に目がない
- 軽いノリ、明るい展開が好き
- ロリ巨乳が好き
以上の方々に、JC☆援カウントをオススメしたい。少し目が離れたように見える絵に抵抗がある人はいるだろうが、デフォルメされた絵との相性が良く、それがまたかわいらしく見える。絵が苦手でも円光物やロリ物、風俗設定が好きな人は一度試してもらいたい。
また、本冊は単行本だが、昭嶋しゅん氏の作品は長編や中編も多い。設定が気に入ったなら、他の作品にも興味を持ってもらえたら幸いである。
本冊については以上である。それでは、またの機会に。

コメント