櫻のニオイ(しでん晶)処女は乱交で捨てました

さ行

司伝の過去作レビュー

『櫻のニオイ』は2004年に発売された、しでん晶(しでんあきら)氏作の商業アダルトコミックだ。

しでん晶氏はコミックマショウなどに漫画を掲載しているエロ漫画家であり、近年ではCOMIC LOなどにも掲載しているベテランの先生である。画は時代に合わせて多少変化はさせているが、本冊においては2004年の作品だけに、ひと昔前の絵柄である。それでも描かれるスレンダー系の女体は魅力的で、今でも十分に使える。作風としてはビッチ系が多い。

本項では『櫻のニオイ』の魅力と、それについての私の評価をまとめていきたい。

【収録作品】

  • 天使と悪魔とビターキャンディ
  • ぶらくら娘!
  • Zasikiッ娘
  • キョーイク的指導!
  • トモダチノイモウト
  • すとーく白書
  • ミルクルック・ガール
  • アクマなお姉さん
  • あんばらんす☆そーせーじ
  • PUSSY CATと手を繋いで♥
  • なにわプリンセスメロン
  • もばいる色にゆがんだ愛

『櫻のニオイ』の魅力

引用:https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
BJ006330.html

『櫻のニオイ』は全12篇で構成されているオムニバス短編集だ。2004年発売であり、その時点でかなり過去作が収録されているそうなので、90年代の作品も収録されていることとなる。

ヒロインはJKがメインで、それ以下、それ以上も少しずつ。おっぱいは貧乳から巨乳まで幅広く、比較的スレンダー系のヒロインが好んで描かれている。ビジュアルは美少女もブスっぽい子もおり、その辺りの描き分けが良く出来ている。エロ漫画的表現も含めて、ヒロインの描写の古さは否定できない。

しでん晶氏の描くビッチはかなり好みであり、古い作品ながらも、その内容についてはいまだに楽しめる。何なら、絵だけリメイクしてもらいたいくらいである。

現実的に、今でも現役なのは5篇目くらいまで。その中で特に気に入っているのが、冒頭の「天使と悪魔とビターキャンディ」だ。

引用:https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
BJ006330.html

学年主席の松本アヤと学内一の問題児島田ヨーコは、妙に気が合う関係。アヤはヨーコの勧めでセックスをすることにしたのだが、ヨーコが男を集め過ぎたことで、初体験がAVまがいのものになり激怒していた。後日、アヤはヨーコと一緒に歩いていたところ、今西健太という同級生にラブレターを渡される。ヨーコは返事代わりにとアヤのパンツを見せるのだが、それを見て勃起した健太のペニスが相当のものだとわかると、二人は健太を体育倉庫に連れ込み……。

正直、最初の教室乱交だけでも使える。堅物っぽいが貞操観念は低いアヤが、ヨーコのH友達相手に簡単に処女を捨てるシーンから始まるのだ。アヤとヨーコの真逆だけど気が合う関係も良くて、もっと二人のやり取りを見たいと思うほどだった。

引用:https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
BJ006330.html

古すぎる作品がある分、コスパは悪い。でも、キャラクターの良さは時代を超えるので、安売りしていたらチェックしてみるのも良いだろう。

【まとめ】櫻のニオイ

司伝評価

絵柄2.5
物語3.0
キャラクター4.0
抜き3.5
ビッチ5.0
  • ビッチなヒロインはキャラクター性が大事
  • 巨乳すぎないほうが生々しくてエロい
  • 貞操観念の低いヒロインが好き

『櫻のニオイ』は以上のような方々にオススメしたい。私は「天使と悪魔とビターキャンディ」見たさで定期的に読んでいるのだが、共感してくれる方を募集中である。

思えば、エロ漫画のリメイクはあまり聞かない。良いものが眠っている可能性が高いので、ぜひ発掘してもらいたいものである。

本作については以上である。それでは、またの機会に。

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