ひめごとりっぷ/ささちん レビュー-誰のためのローター

私、司伝は玩具を使ってのプレイの経験がない。電マを使うのは相手側が気持ち良さそうだし、一度試してみたいと思う。

今回ご紹介する単行本には、いくつか”ローターを仕込む”シチュがある。あれは流石にバレそうなのでやってみたいと思わないのだが、実際にやっている人はいるのだろうか。もし居るのなら、バレないということか。それならば、うーん……。

まあ、そんなこといくら悩んでも、する相手が居ない。恋人にしかできないことが最も高いハードルなのだった。

司伝

今回はローターなど玩具を使うプレイ多めの作品集をご紹介します。

本項目では、『ひめごとりっぷ』の作者ささちん氏について、また、『ひめごとりっぷ』のシナリオやプレイ内容、ヒロインの雑感、オススメのヒロインと一話について、最後には司伝の評価も記載しておく。最後まで見ていただければ幸いだ。

ひめごとりっぷ/ささちん とは

漫画家・ささちん

【お知らせ】単行本「ひめごとりっぷ」本日発売です！
お見かけの際は是非よろしくお願いします～！！☺️🙏✨
サンプル・特典情報など詳細はこちら→https://t.co/JFXhQa8jt6 pic.twitter.com/CYmpPrhhYf

— ささちん@タペ再販予約中 (@sasaraidann) December 28, 2020

ささちん氏はCOMIC BAVELに漫画を掲載しているエロ漫画家の先生である。『ひめごとりっぷ』は2冊目の単行本となる。

画力は高く、萌え系かつ肉感的なボディを持つヒロインを描く。前作「さんぴー」ほど露骨ではないが、今作も3Pが多めである。恐らく、ヒロイン2人の3Pを描くのが好きなのだろう。

作品・ひめごとりっぷ

エロくて可愛いを目いっぱいに詰め込んだ女のコ達が繰り広げる、甘くてちょっぴり過激なイチャラブ11作品を収録!! 多彩なキャラとシチュで魅せる実用度抜群の一冊をぜひご堪能ください☆

ひめごとりっぷ【電子限定特装版】 [文苑堂] | DLsite 成年コミック – R18

『ひめごとりっぷ』は短い描き下ろしや電子限定の短編を含む、全12篇のオムニバス短編集だ。

一言で言うと、べらぼうにエロい体をした巨乳美少女と玩具プレイしたり3Pしたりいちゃラブする単行本である。話もエロに全振りという印象で、男女どちらかの登場人物は、漏れなく快楽のために行動している印象である。

【詳細】ひめごとりっぷ

それでは、『ひめごとりっぷ』をより詳しくご紹介しよう。

【収録作品】

• ひめごとりっぷ
• 乃々花♥れっすん
• むーでぃーべいびー♥
• 逆転♡カンケイ
• おねがい！藤崎くん♡
• 理想のカノジョ
• ゆうわく♡2段ベッド
• あいまいペット
• らぶ♡せんせーしょん！
• ふたりの××禁止令
• 続・むーでぃーべいびー（描き下ろし）
• Monster Student!!

シナリオ

シナリオは全てファンタジー要素のない現代劇だ。展開としてはエロに全振りで、竿役かヒロインか、どちらかは気持ちよくセックスをすることしか考えていないようにすら見える。

プレイ内容

プレイは和姦いちゃラブだが、どれも癖のあるものとなっている。

体位自体は普通だ。正常位、騎乗位、バックなど、一般的なもので占められている。本冊の魅力は、そこに至るまでだろう。ローターなどの玩具を使って限界まで興奮させた挙句のセックスだとか、ヒロイン側の快楽度が強い。他の嗜好としては、日焼け、制服半脱ぎもある。

また、3Pはいずれも女男女である。そのため、1本のペニスを奪い合うような、女性のほうが積極的なセックスも際立っている。

ヒロイン

ヒロインはJK~社会人くらいで、ほとんどの子が巨乳である。作画的なものかもしれないが、ちょっとムチっとした印象もあり、かなりエロティックな巨乳美女ばかりである。そして、セックスに前向きなヒロインも多い。

オススメの一話

オススメの一話は悩むが「理想のカノジョ」にしておこう。

会長の一之瀬誠と副会長の高峰希は理想のカップルだと評判だった。しかし、実は裏では希が誠を性的に支配している。付き合ってからS気に目覚めた希は、誠を攻撃的にイカせてくるのだ。健全な関係に戻したい誠だったが、その日は目隠しと手の拘束をされ……。

希は、水泳部設定でもあるのか、何故か日焼けしている。しかし、それであってもおしとやかな黒髪美女という印象を受ける。そんな彼女が、実は校内で足コキしたり、逆レイプしたりと、そのギャップがとてもエロい。こんな子に支配されてみたいものである。

オススメのヒロイン

オススメのヒロインは「らぶ♡せんせーしょん！」の唯野ねあだ。竿役の教師、多田に対し、エロいからかいかたをしてくる。

多田は、普段からよく絡んでくるねあと共に、倉庫の整理をすることになった。いつも通りからかってくるねあに困る多田だったが、二人の生徒の登場でもっと困ることになる。二人は、倉庫でいちゃつき始めてしまったのだ。完全に出られなくなった状況で、ねあは誘惑を強め……。

ちょっと幼さの残るビジュアルがまず好みなのだが、それでいて積極的なのがたまらない。アンバランスに思える黒い下着を見せて誘惑する様は、もうこんなもの我慢できるはずないとばかりにルパンダイブしたいものである。幼くて妖艶。魅力あふれるヒロインだった。

まとめ～ひめごとりっぷ～

司伝評価

• 攻めるより攻められたい
• 巨乳エロボディに埋もれたい
• 玩具でエッチを盛り上げたい

『ひめごとりっぷ』は以上のような方々にオススメしたい。迫りくるヒロイン達のエロさは圧巻。見た目だけではなく、内からエロい美少女たちを堪能できる作品集だった。

余談だが、私は耳を舐められると女性のような声を出す。「理想のカノジョ」での舐め方は、かなり私のツボに入るものだった。

本作については以上である。それでは、またの機会に。