うぇるかむ☆ほーむ/鬼束直レビュー-妹は無防備

う行

女兄弟の居る男が羨ましいという話は何度かしただろうか。よく「母親と同じ」とか言うやつがいるが、私、司伝としては、「歳が違うんだから全然違うわ」と激怒したくなる。女兄弟の居ない家庭のことを何らわかっちゃいない。

「妹の裸で興奮してやんの」とか言われてみたいし、「ああ、そうだよ」とか言いながら勃起ペニスを見せつけてやりたい。こんなやり取りをできる相手は、世の中に女兄弟しかいない。女兄弟がいないと、このやり取りは一生できないのである。全くもって嘆かわしい。

女性ものの下着に焦がれる年齢になると、母親ので我慢するしかない。これはもはや黒歴史だが、姉や妹なら良い思い出として胸にしまっておける。ああ、本当に羨ましい。

司伝
司伝

今回はものを中心としたロリ作品集をご紹介します。

本項目では、『うぇるかむ☆ほーむ』の作者鬼束直氏について、また、『うぇるかむ☆ほーむ』シナリオやプレイ内容、ヒロインの雑感、オススメのヒロインと一話について、最後には司伝の評価も記載しておく。最後まで見ていただければ幸いだ。

うぇるかむ☆ほーむ/鬼束直とは


うぇるかむ☆ほーむ

タイトルうぇるかむ☆ほーむ
著者鬼束直
初版発行2021年
掲載誌・レーベルTENMA COMICS LO
出版社茜新社
ページ数195頁
形式オムニバス

漫画家・鬼束直(おにつかなおし)

鬼束直氏はCOMIC LOに漫画を掲載するエロ漫画家の先生だ。

10年以上ロリ作品を描き続けている先生で、生々しい空気づくりに定評がある。ロリ作品らしい背徳感を描くことに長けており、非常に興奮度の高い作品を創り出してくれる。作品の性質上、兄妹による近親相姦が多いのも特徴か。毎回高品質な作品を提供してくれる先生なのだ。

作品・うぇるかむ☆ほーむ

エロ漫画の極みは「妹(imouto)」漫画なのだと思う。
「鬼束直の妹漫画」というジャンル感。表情が仕草がまさに絶妙。これぞ我が妹。妹に勝るおま◎こ無し!

…とか言いつつ妹ばかりじゃなくて教え子とか家出少女とかもいますが「小さくて強気で生意気で発育も良くって言うこと聞かないけれど愛らしくてさらにはスケベな♡女の子」が詰まった夢の作品集。普段エロ漫画をあまり読まないという人が自然に「これは良い…」と推したくなるのが鬼束直の魅力。自然で、わがままで、エッチな発育してて、キスにドキドキしたりして…やっぱり妹とするセックスは、いつもドキドキ。これ1冊で幸福になれます。完璧に!

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『うぇるかむ☆ほーむ』は短い描き下ろしも含め、全9篇で構成されているオムニバス短編集だ。内「フリップフラップ」には後日談も掲載されている。

エロ漫画の極みは「妹」。これは確かにそうかもしれない。背徳感、リアリティ、キャラクター性、どれをとってもという対象は描きやすく、かつ読み応えがある。ロリ作品においては特にその傾向は強く、本冊はヒロインの充実した一冊となっている。

【詳細】うぇるかむ☆ほーむ

引用:https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
BJ287486.html

それでは、『うぇるかむ☆ほーむ』をより詳しくご紹介しよう。

【収録作品】

  • 妹がおかしい…いつもだけど
  • 夜に彷徨う
  • あいずおんみー
  • コレクトマニア
  • ほっとすぽっと
  • チエコちゃんとタイツ
  • フリップフラップ
  • フリップフラップ ―アフターマス
  • ウェルカムホーム 描きおろし

シナリオ

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シナリオは全て現代劇。本冊のタイトル通り、家庭内で完結する作品が目立つ。

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鬼束直作品は日常の描き方が絶品で、どこかで本当にあるようなやり取りにより、リアリティが感じられるのが特徴。本冊もその魅力がいかんなく発揮されており、リアル兄妹が体の関係を持っているという臨場感が得られる。素晴らしいの一言である。

プレイ内容

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プレイいちゃラブ系だが、半分以上は近親相姦である。全て一対一の和姦セックスとなっている。

体位は正常位が最も多く、他には後背位騎乗位駅弁もあり。フェラチオは少な目。

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やたら生々しく感じられるのは、派手に描かれていないのも大きいかもしれない。個人的には挿入する瞬間が好き。他のどんなエロ漫画よりもリアリティが感じられる。相性はあるが、非常に高いレベルの実用性が期待できる。

ヒロイン

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ヒロインJSかJCおっぱいはみんなちっぱい貧乳で、良い意味で貧相な体つきである。そういうところもリアリティに寄与しているのだろう。

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ルックスもそういうところがあり、極端な美少女には描かれていない。描き分けもよく出来ているし、作画レベルも文句なし。漫画的な絵柄とリアル描写のバランス感がちょうど良いように思う。

オススメの一話

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全体的に良く、特にものがお気に入り。その中でオススメの一話としては「妹がおかしい…いつもだけど」をピックアップしておこう。

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JS6のカホは兄の不在時にも部屋に居座っていたりする。無防備な姿で雑誌を読む彼女に、兄は「パンツ見えんぞ」と忠告すると、カホは「小六のパンツ見て興奮しないでね」と言って部屋を出て行った。しかし、兄は気づいていた。カホはパンツを穿いていなかったのだ。そのことでモヤモヤする兄だったが、今度はカホのバスタオル一枚の姿を目撃する。そこでも、カホの下半身は丸見えとなっており、兄は思わず目をそらす。すると、カホは「別に今さら気にするもんでもないでしょ」と言い、オールヌードを兄に見せびらかす。動揺しながらも隠せと言う兄に、本当は見たいくせにと挑発するカホ。「今なら誰もいないし好きなトコロさわっていいよ」と言われると、兄もその挑発に乗り……。

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全くもってたまらんである。この時は触るだけだったが、後日、また下半身を露にするカホに対し、兄もペニスを見せると、そこからエスカレートして本番へと至る。兄妹の会話を続けながらエッチが進む感じが良いし、挿入後にようやく男女っぽくなるのもまた良い。妹&ロリ好きにはたまらん1篇だった。

オススメのヒロイン

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オススメのヒロインから。「あいずおんみー」JC妹、ミサキをピックアップ。

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中●校に上がったばかりのミサキはすでに不登校だった。それは、同じく不登校の兄につられて「なんとなく」という理由だった。いつしか、家に居る時間の長い二人は、当たり前のようにセックスをするようになっていた。その日はセックスの後、勉強のためにミサキの部屋へ移動した。すると、そこにはまだ一度も使っていない制服がかけてあった。兄はそれを着て見せてほしいと言い、二人して久しぶりに制服姿になる。着替えると、兄はまたセックスがしたくなり……。

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不登校兄妹の暇つぶし、なんてまた良い設定である。感情的にならずに淡々と会話するのも兄妹らしさ。この距離感がたまらない。リアル妹感がたまらないヒロインだった。

まとめ~うぇるかむ☆ほーむ~

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司伝評価

絵柄4.5
物語4.5
キャラクター5.0
抜き5.0
近親相姦5.0
  • 兄妹の近親相姦に背徳感を覚える
  • 没入感、生々しさが大事
  • ちっぱい貧乳のロリっ娘が好み

『うぇるかむ☆ほーむ』は以上のような方々にオススメしたい。文句なし、大満足の一冊だった。ロリ、あるいは近親相姦が好きな方には手離しでオススメしたい。

こんな兄妹がどこかに居るんじゃないか。そう思わされるから余計に興奮してしまう。いやあ、満足だった。

本作については以上である。それでは、またの機会に。


うぇるかむ☆ほーむ

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