長寿戯画/びんせんレビュー-座敷わらしの逆レイプ

ち行

人は何故老いるのか。当然ここで生と死について深く論じるつもりはない。むしろここでは成長のほうを問いたい。女性の肉体はJCくらいで止まれば良くないか? そんな思想の持主、が私、司伝だ。

ロリババアというものは90年代くらいのアニメから出始め、00年代に名称がついたような印象を持っている。恐らく、元々は単なるキャラクター性というか、少女が年寄りみたいな話し方をするギャップこそがネタだったのではないだろうか。

今では合法ロリの手法として使われることもある。見た目は幼いけど1000歳です。1000歳の女性とのセックスが違法なわけあるまい。人を見た目で判断してはならないのである。

司伝
司伝

今回はロリババアがメインの作品集をご紹介します。

本項目では、『長寿戯画』の作者びんせん氏について、また、『長寿戯画』シナリオやプレイ内容、ヒロインの雑感、オススメのヒロインと一話について、最後には司伝の評価も記載しておく。最後まで見ていただければ幸いだ。

長寿戯画/びんせん とは


長寿戯画

タイトル長寿戯画
著者びんせん
初版発行2021年
掲載誌・レーベル永遠草紙 
出版社茜新社
ページ数202頁
形式オムニバス

漫画家・びんせん

びんせん氏は永遠娘などに漫画を掲載するエロ漫画家の先生だ。

処女作であるため本冊の印象となるが、絵柄は真っすぐ可愛らしい感じ。掲載誌柄なのか、ロリババアの作品をメインにしているようだ。Twitterの印象ではそんなことはなく、今後はロリ以外の作品も描くのではないだろうか。

作品・長寿戯画

猫娘、ドラゴン、不死者、座敷童…一筋縄ではいかない
個性豊かなキャラクターたちとの甘いひととき、そして切ない別れ…
Bitter&Sweetなロリババアの物語を凝縮した読み応え抜群な一冊。
新進気鋭の注目作家初単行本が登場!

長寿戯画【DLsite限定特典付き】 [茜新社] | DLsite 成年コミック – R18

『長寿戯画』は全8篇で構成されているオムニバス短編集だ。内「~の悪戯」は連作となっている。

先述したように、ロリババアオンパレードな一冊。そのヒロインの設定は引用の通り多岐にわたり、まともな人間は恐らく一人だけである。単にロリババアとセックスをするだけの作品集ではなく、その設定を大いに活かしたシナリオもなかなか読ませてくれる一冊となっている。

【詳細】長寿戯画

引用:https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
BJ274153.html

それでは、『長寿戯画』をより詳しくご紹介しよう。

【収録作品】

  • 猫の怨返し
  • せいこうの悪戯
  • こうふくの悪戯
  • せいふくの悪戯
  • 廃忘ノクターン
  • アサクラ博士の備忘録
  • Drachen Geschrei
  • 結びの街

シナリオ

引用:https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
BJ274153.html

ロリババア作品だけに、シナリオにはファンタジー要素が付き物。非現実的要素が含まれない現代劇は皆無である。

妖怪や異人種のような設定が多数だが、それだけでは終わらず、その設定を活かしたストーリー展開は大きな魅力と言えるだろう。お話としては少し重めなので、そこは注意が必要かもしれない。

プレイ内容

引用:https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
BJ274153.html

プレイは全て一対一の和姦である。妖怪や異人種とセックスをする理由は様々で、全てが恋愛関係とは限らないものとなっている。

体位は正常位と騎乗位が多く、後は後背位など。セックスに理由付けされていることも多いからか、フェラチオシーンは本当にわずかしかない。

小柄で貧乳、いかにも幼い見た目ながら大人びた精神を持っているのがロリババアの魅力で、エッチシーンにもそういうところが活かされている。ロリババアに関連して人外(獣耳・エルフ耳)フェチの人にも向くヒロインが多い。

ヒロイン

引用:https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
BJ274153.html

ヒロインはみんな年齢不詳のロリババアおっぱいちっぱい貧乳で、見た目の幼さについて文句なしである。

ルックスも可愛らしく、特殊な設定を踏まえたデザインも上々。その世界観に浸ることのできるビジュアルのヒロイン達となっている。

オススメの一話

引用:https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
BJ274153.html

読み応えのある作品が並ぶが、オススメの一話には「猫の怨返し」をピックアップしよう。ロリババアメイドがヒロインである。

引用:https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
BJ274153.html

大学生にして大地主の屋敷の当主となった九十九には、逝去した父親以外に家族はいなかった。唯一一緒に暮らしているのは、昔から屋敷に使えている使用人、球美多鈴だけだった。彼女は見た目は幼いが、九十九が子どもの頃から世話になっている、母のような存在だった。九十九は鈴を女として意識している。それは、以前父と鈴のセックスを見てしまったからだ。九十九は他の女性に好意を抱くこともなく、鈴のことばかり意識している。ある日、鈴との会話中、鈴の胸元にお茶がこぼれてしまった。九十九は透けて見えた胸を見て、押さえていたものが暴走し、彼女を押し倒してしまう。すると、鈴はそんな九十九を受け入れてくれた。セックスをする二人だったが、途中から鈴の様子がおかしくなり……。

引用:https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
BJ274153.html

鈴は猫耳と尻尾を出し、妖艶な表情を浮かべる。彼女は妖異である。そして、九十九の一族は彼女に呪われており、鈴以外の女性を寄せ付けなくなっていたのである。可愛らしい褐色ロリっ娘に萌えつつ、その裏にあるもに怖さも感じる1篇だった。

オススメのヒロイン

オススメのヒロインには「せいこうの悪戯」から始まる連作作品の座敷わらしをあげよう。

慰安のために宿に訪れた竿役。「座敷わらしが出る」と言われる部屋に入ると、そこには和服姿の少女が居た。竿役は視えるタイプであり、彼女が本物の座敷わらしであることに気づく。座敷わらしは大変疲れており、一人で愚痴を言っている。竿役に自分が見えることに気づくと、すぐさま明るい表情を見せる。そして、彼女は竿役を脱がすと、あれこれと事情を言ったあげく竿役を拘束し、強引に挿入をはかり……。

黒髪ぱっつん、表情豊かな座敷わらしは見た目からかなり可愛らしい。しかも逆レイプ的にヤらせてくれるのだからたまらない。2作目では竿役の家に住み込み、3作目では一度居なくなりつつも戻ってきて、竿役といちゃラブセックスで幕を下ろす。最初と最後のギャップもあってか、読み終えたころにはとても愛おしい存在となることだろう。その明るさは本冊の中でも光っている。

まとめ~長寿戯画~

司伝評価

絵柄4.5
物語4.5
キャラクター4.5
抜き4.0
 ロリババア5.0
  • 見た目は子ども、頭は大人のロリババアが好み
  • ちっぱい貧乳のロリボディが好き
  • 人外設定に惹かれる

『長寿戯画』は以上のような方々にオススメしたい。意外と重い内容で、なかなか読み応えがあった。それでいてヒロインは可愛くて妖艶で、幼い見た目以上に、ロリババアロリババアたる魅力が堪能できた。

もしシ●ンロンに願い事をするなら、成人女性の肉体成長をJCくらいで止めるように願うかもしれない。あるいは、60歳くらいでやっと巨乳になるくらいの遅さにするのも良いかもしれない。ドラ●ンボールを探そう。

本作については以上である。それでは、またの機会に。


長寿戯画

コメント

タイトルとURLをコピーしました