裸体芸術部!!(けんじ)乱れに乱れて

ら行

司伝の過去作レビュー

『裸体芸術部!!』は2018年に発売された、けんじ氏作の商業アダルトコミックだ。

けんじ氏はCOMIC阿吽などに漫画を掲載しているエロ漫画家の先生である。現在はハヤシ名義で一般誌でも連載しているが、この「裸体芸術部!!」が処女作だ。独特な設定の中で繰り広げられるシナリオと萌え巨乳ヒロインが魅力の先生である。

本項では『裸体芸術部!!』の魅力と、それについての私の評価をまとめていきたい。

【収録作品】

  • 裸体芸術部
  • 堕ちろ、生徒会!
  • イシス襲来!絵字譜都学院大新劇
  • 最強っ!裸芸アイドル『キラ☆グルガールズ』!
  • ようこそラグナロクへ!
  • 味が濃いもの大好き☆伝説のニーズヘッグ!!
  • 純恋文化祭のパワーをとくとご覧あれ!永遠の裸芸部!

『裸体芸術部!!』の魅力

引用:https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
BJ142341.html

『裸体芸術部!!』は全7篇の作品集であり、(一応)全ての作品が連作となっている長編作品である。

ヒロインはJS、JC、JKと幅広いが、決してロリ作品ではない。JCであってもほとんどのヒロインの胸が大きく、その絵柄的にロリっぽく見えるとしても、それほど強調はされない。唯一ロリっぽさが光るのは「最強っ!裸芸アイドル『キラ☆グルガールズ』!」で、それ以外はロリキャラが出ていてもそれほど目立たないのである。

引用:https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
BJ142341.html

シナリオについては、奇妙奇天烈としか言いようがない。連作で話は繋がっているのだが、超展開の連続であり、正直ついていけない。毎回のように新キャラが登場することもあり、どれもスポット的な存在で、長編作品の旨味もなし。悪い意味で馬鹿馬鹿しい展開が続く。

引用:https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
BJ142341.html

絵柄は本当に魅力的で、ヒロインのビジュアルには文句のつけようがない。だからこそキャラの掘り下げに期待したいのだが、それがかなわず、ひたすら超展開で走り切ってしまう。ビジュアル的な魅力を考えると、それがどうにももったいなく感じてしまう。裸芸部と裸芸アイドルだけでどうにか抑えられなかったのだろうか。

【まとめ】裸体芸術部!!

司伝評価

絵柄4.5
物語2.5
キャラクター3.0
抜き2.5
ビジュアル5.0
  • とんでも、超展開が好き
  • 全てが入り乱れるほどの乱交が好き
  • ヒロインのビジュアルが大事

『裸体芸術部!!』は以上のような方々にオススメしたい。珍しい点数にしてしまったが、それでも取り上げたのは、やはり絵的な魅力からである。裸芸アイドルのヒロインだけでロリものを描き切ってくれたら、余裕で購入する。それほど、ヒロインのビジュアルが魅力的なのである。

けんじ氏作なら、断然性女淫説のほうをオススメする。でも、個人的には新たにロリものを描いてほしいと思っている。絵は本当に好みなのである。

本作については以上である。それでは、またの機会に。

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