童貞スタイル!(やながわ理央)おねショタと筆下ろし

と行

司伝の過去作レビュー

『童貞スタイル!』は2015年に発売された、やながわ理央(やながわりお)氏作の商業アダルトコミックである。

やながわ理央氏はコミックマショウなどに漫画を掲載していたエロ漫画家の先生だ。劇画調の特徴的なタッチで幅広いジャンルを描くが、特に本冊のような“童貞”と頭につく筆下ろし作品を好む。なお、先生は2020年に逝去されている。

本項では『童貞スタイル!』の魅力と、それについての私の評価をまとめていきたい。

【収録作品】

  • 童貞と秘祭
  • ターゲット
  • 同棲同盟 第1話~最終話(全3篇)
  • 裸舞美少年
  • 意地っぱりな関係
  • ウィークエンド
  • 女装少年精通遊戯

『童貞スタイル!』の魅力

引用:https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
BJ056332.html

『童貞スタイル!』は全9篇で構成されているオムニバス短編集だ。内「同棲同盟」は3篇の中編となっている。また、本冊は描かれた年代の差が大きく、新しいものは2015年、古いものは2002年となっている。

ヒロインはJCから熟女まで幅広いが、筆下ろし作品だけに年上のヒロインが多い。何ならJCだって年上である。おっぱいは年相応で、若ければ小ぶりだし、人妻・熟女巨乳である。絵柄はかなりクセがあり、ビジュアルの好みは大きく分かれそうだが、新しい作品ほどとっつきやすく描かれている印象を受ける。

シナリオは多様で、田舎の風習設定もあれば、おねショタもあり。中編の「同棲同盟」恋愛ストーリーに仕上がっているし、比較的おねショタが多いものの、全体としての共通点は少ない。タイトルに童貞とついているが、童貞であるとも限らない。

引用:https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
BJ056332.html

お気に入りは2作。中編の「同棲同盟」は同姓同名のヒロインと同棲する恋愛ストーリー。タイトルも面白いが、中編としてのまとまりも良く、絵柄が古い(冒頭の夢シーンのみ新しい絵柄で描き下ろされているが)ながらも、なかなか楽しめる一作。個人的には同じアパートに住むソープ嬢のお姉さんがお気に入りである。もう1作のお気に入り、「ターゲット」をここでピックアップ。

アキラは近所に住むミオの母とエッチな事をしていた。しかし、おばさんは童貞を弄ぶのが好きであるため、なかなか最後まではさせてくれず、口や手でしかしてもらえなかった。それでもアキラは何度もお願いし、今度の土曜日に筆下ろししてくれることを約束してもらう。当日、ドキドキしながら訪れると、そこにはミオしか居なかった。ミオは帰ろうとするアキラを家に招き入れると、アキラに飲み物を振る舞う。アキラはそれを飲むのだが、どうも体の様子がおかしい。そこには強壮剤が入っていたのだ。ミオはアキラと母がセックスをすることを知っており……。

まさかのインピオおねショタである。本冊の中でも浮いているが、これがなかなかいける。絵柄が新しいこともあり、作画的な不満もなく、ヒロインのミオがロリ可愛い。それでいてやながわ理央作品らしい色気もあり、かなり魅力的なヒロインに仕上がっている。ロリおねショタ好きの私にはもってこいの1篇だった。

引用:https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
BJ056332.html

絵柄の差こそあれ、そもそも丁寧な作画であるため、古い作品でも十分魅力的に仕上がっており、全作楽しめる一冊となっている。

【まとめ】童貞スタイル!

司伝評価

絵柄4.0
物語4.0
キャラクター4.5
抜き4.0
おねショタ5.0
  • おねショタ、筆おろしが好き
  • 年上に導かれる展開が好き
  • 色んな作品を楽しみたい

『童貞スタイル!』は以上のような方々にオススメしたい。作画のギャップを乗り越えるほどに内容が伴っており、現在でも十分に楽しめる一冊である。

90年代から活躍していた先生に哀悼の意を表しつつ、本冊のレビューとしたい。

本作については以上である。それでは、またの機会に。

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