温かくて柔らかくて(Hamao)恋は最高のスパイス

あ行

司伝の過去作レビュー

『温かくて柔らかくて』は2018年に発売された、Hamao(はまお)氏作の商業アダルトコミックだ。

Hamao氏はCOMIC快楽天などに漫画を掲載しているエロ漫画家の先生である。可愛いヒロインを描かせても、大人っぽいヒロインを描かせても一級品。描写も含め、画力の高さは折り紙付き。内容についても、実用的でバリエーションも豊富。安心して作者買いできる先生の一人である。

本項では『温かくて柔らかくて』の魅力と、それについての私の評価をまとめていきたい。

【収録作品】

  • 白詰草の恋文
  • STAY GOLD
  • Look at me!
  • デイドリーム
  • メヌネット
  • プレイバック
  • diss
  • ほっとマシュマロ
  • hug!!
  • I want to tell you!
  • Baby☆Baby
  • ふたりのへや

『温かくて柔らかくて』の魅力

引用:https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
BJ160736.html

『温かくて柔らかくて』は全12篇で構成されているオムニバス短編集だ。

ヒロインはJK以上。おっぱいは普乳~巨乳まで満遍なくあり。キュッとしたスレンダーな体型からちょっとムチっとした体型まで様々なヒロインが居り、どれもとてもエロティックに描かれている。その辺りはHamao氏の腕で、ビジュアル面も含め、ヒロインのエロさ・美しさは申し分ない

引用:https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
BJ160736.html

内容はいちゃラブ尽くしという感じ。明るいものからしっとりとしたものまで。関係性については、恋人だったり一夜限りだったり。色んな形、色んな気持ちの二人のセックスが描かれている。なお、1篇のみ3P作品も収録されている。

引用:https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
BJ160736.html

全体的に質が良いため、お気に入りを選ぶのも一苦労。実用性が特別光っている作品はないが、とにかく全作品のヒロインが魅力的なのだ。ここでは「I want to tell you!」をあげておこう。

竿役と心は、同じサークルの奥手の男女を交際させることに成功する。そのお祝いの飲み会を竿役宅で行うと、そのままみんなで泊まることになった。竿役が深夜に目を覚ますと、そのカップルがおっぱじめており、竿役は二人を叱りつけて部屋から追い出した。すると、心も起きていて、寝たふりをしていたと白状する。気まずい空気の中、竿役は心に対する気持ちを吐露し……。

「この状況で告白しようとする奴ってどう思う…?」「下心たっぷりだと思う」という会話がグッド。少ないやり取りでお互いの恋心とその緊張感が伝わる演出は見事である。良いいちゃラブ作品だった。

引用:https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
BJ160736.html

絵柄、画力、表現力が秀逸なだけに、安定感抜群の一冊だった。

【まとめ】温かくて柔らかくて

司伝評価

絵柄5.0
物語4.0
キャラクター4.5
抜き4.5
いちゃラブ5.0
  • 恋愛・いちゃラブエッチこそ正義
  • スレンダー系も巨乳系も楽しみたい
  • エロ漫画初心者である

『温かくて柔らかくて』は以上のような方々にオススメしたい。Hamao氏の万能性が良く出た一冊で、いちゃラブ系が好きなら文句なしに推せる一冊だ。不快感のない作品ばかりなので、初心者の人にも持ってこいだろう。

個人的には、特別好きになれる一篇があればもっと良かったが、そこはまあ好みの問題。文句のつけようのない作品集だった。

本作については以上である。それでは、またの機会に。

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