司伝の過去作レビュー

『淫行をさせる行為』は2017年に発売された、浦井民(うらいたみ)氏作の商業アダルトコミックだ。
浦井民氏はCOMIC LOなどに漫画を掲載するエロ漫画家の先生である。ベテランの先生であり、2006年からLOで描いている。当然、ロリ系の先生であり、今までの単行本も全てロリ作品である。
本項では『淫行をさせる行為』の魅力と、それについての私の評価をまとめていきたい。
【収録作品】
- 銭がなけりゃ、きみ
- ミルキーは鉄の味
- ひとつ下の幼馴染
- Mall
- Sweet Lovin’
- Beast of Burden
- First girl I loved
- たけのこがり
- Happy Go Lucky 前中後編
『淫行をさせる行為』の魅力

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『淫行をさせる行為』は全11篇で構成されているオムニバス短編集だ。内「Happy Go Lucky」は連作となっている。
ヒロインはJSからJCまで。胸は貧乳とは限らず、割と膨らんだおっぱいを持つヒロインもいる。絵柄がかなり個性的なため、万人受けするとは言い難いヒロイン達である。
シナリオはいちゃラブ系から酷いものまで様々。大人×JSもあれば、インピオもあり。輪姦や強要もあり、ちょっとかわいそうな展開を好む人に向く作品もある。統一感はなく、逆にどれか一つくらいは好きなシチュエーションがありそうである。

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お気に入りは「First girl I loved」だ。JCヒロインとのいちゃラブ作品である。
竿役は友人カップルと共に叔父の義理の娘であるJC、ことこに勉強を教えている。しかし、実は竿役とことこは付き合っており、二人が居なくなってからセックスをしたりもする。友人カップルと違い、”閉じた関係”としてこっそり関係を深めている二人は……。
なかなか魅力的なモノローグのある作品で、ロリコンの話から恋愛と性嗜好について、色々考えさせられてしまった。そして肝心のエロの部分だが、ことこというヒロインがなかなか良くて、短編ながらしっかりと作りこまれているように思った。竿役のでたらめな性指導に騙されたことがきっかけとなり、過去の竿役の言葉を引用しながら攻めてくることこ。ロリであることなど関係なしに魅力的なヒロインだった。

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正直、絵は苦手な方である。そして、強要系もそれほど好きではない。それでも、中には光る作品もあり、安易に切り捨てられない作品集だった。
【まとめ】淫行をさせる行為
司伝評価
絵柄 | |
物語 | |
キャラクター | |
抜き | |
ロリ |
- かわいそうなロリ作品が好き
- 個性的なヒロインが見たい
- 変わったシナリオが読みたい
『淫行をさせる行為』は以上のような方々にオススメしたい。どうも掴みどころが難しい気がするものの、魅力的な部分はある。せめて方向性だけでも統一してもらえれば、サイト読者の方にもオススメしやすいのだが。
モノローグに力を入れる漫画家の先生には、ぜひ官能小説も書いてもらいたい。良い作品が出来上がる気がするのだ。
本作については以上である。それでは、またの機会に。

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