司伝の過去作レビュー

『泡のお姫様』は2018年に発売された、木谷椎(きやしい)氏作の商業アダルトコミックだ。
木谷椎氏はコミックMateなどに漫画を掲載しているエロ漫画家の先生である。ベテランの先生で、過去には有名原作のコミカライズをはじめ、普通の美少女系作品を手掛けていたのだが、ある時を境にロリ作家となった。ちょっとヤバげな設定のロリ作品を描き上げるため、作品は常にチェックしておきたい先生である。
本項では『泡のお姫様』の魅力と、それについての私の評価をまとめていきたい。
【収録作品】
- 泡のお姫様 x 話題のソープ!ニンフェットにようこそ
- 泡のお姫様 1
- 泡のお姫様 2 かりな姫と逆ソープ
- 泡のお姫様 3 泡姫ちゃんの新人研修
- 泡のお姫様 4 まゆかちゃんと店外デート
- 泡のお姫様 5 おんなのこの日・前編
- 泡のお姫様 6 おんなのこの日・後編
- 泡のお姫様 7 S優等生の射精管理!
- 泡のお姫様 8 ふぇありーの新人研修・再び?
- 泡のお姫様 9 先輩泡姫ちゃんの卒業
- 泡のお姫様 10 潜入!泡姫ちゃんの女子寮?前編
- 泡のお姫様 11 潜入!泡姫ちゃんの女子寮?後編
『泡のお姫様』の魅力

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『泡のお姫様』は全12篇の長編作品である。冒頭のxは概要、残り11篇は連作となっている。
簡単にあらすじを記載しておこう。繁華街の裏路地で隠れるように営業する風俗店「ニンフェット」ここではガチのコ●モが泡姫として働いている。そこへ客として訪れた竿役の男は、人気嬢のまゆかのサービスを受ける。大満足したものの、JS少女たちがここで体を売る理由を考えてしまう。それでも、何よりも客として彼女に利益を与えることが大事と思い、ニンフェットへ通い始める。まゆかに気に入られたことがきっかけとなり、他の嬢からも「お兄ちゃん」と呼ばれ、泡姫たちと交流を深めていく……。
この手のお話で連作は珍しいが、お話として何か目的があるわけではなく、重い話になりそうでならない。お店でプレイとしてエッチするか、プライベートでエッチするか。とにかくヤリまくりな長編作品である。
ヒロインはみんなロリ少女。ちっぱいチビな正統派ロリ少女ばかりで、その絵の上手さもあいまって、ロリコン大満足のビジュアルに仕上がっている。絵の可愛さと、ロリの肉体描写のバランスは最高峰と言っても過言ではない。

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仕事としてではあるが、ノリノリでエッチをする少女たちは激エロ。背徳的な設定の中で、悲壮感なくエロ満載なため、実用性も非常に高い。
オススメのヒロインは全員と言って良いだろう。メインヒロイン(?)のまゆかは見た目のキュートさと人気嬢らしいエロさがたまらない。ツンデレのかりなは赤面が可愛い。ふぇありーは最も幼く、背徳感がある。しずかのSっぷりも良い。スポット登場する先輩嬢、くみはちょっと大人っぽく、お姉さんに導かれている感覚で楽しめる。文句のつけようがなかった。

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風俗嬢×ロリというアンバランスな組み合わせは最高だった。一途厨でさえなければ、ロリコンは大満足な一冊ではないだろうか。
【まとめ】泡のお姫様
司伝評価
絵柄 | |
物語 | |
キャラクター | |
抜き | |
ロリ |
- 正統派のちっぱいチビロリが好き
- 風俗シチュが好き
- ロリ少女に性的に導かれたい
『泡のお姫様』は以上のような方々にオススメしたい。ロリ少女だけどソープ嬢なので、エッチなことについてはリードしてくれる。そのギャップにこそ大きな魅力がある。
今の時代でここまでガチロリっぽく描けて、しかもこの犯罪的なシチュエーション。多分、エロゲーの規制ではもう無理だろう。エロ漫画は最後の砦だと改めて思ってしまう作品だった。
本作については以上である。それでは、またの機会に。

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