明日もきっと想うひと(綿貫ろん)巨乳JKと

あ行

司伝の過去作レビュー

『明日もきっと想うひと』は2017年に発売された綿貫ろん(わたぬきろん)氏作の商業アダルトコミックである。

綿貫ろん氏は画力も高く、エロ描写や短編の構成力も非常に安定した先生である。商業アダルトコミックとしては本冊しか発売していないものの、一般誌での作画担当として連載経験もある、実績のある先生なのだ。

本項では『明日もきっと想うひと』の魅力と、それについての私の評価をまとめていきたい。

【収録作品】

  • じぇにたるでびねーしょん
  • ソクラブ
  • トゥー・シーター
  • 無造作ピントフォーカス
  • 11月11日
  • 雪国LOVER
  • あとだし片思い
  • 居残り白書
  • 夏までの距離
  • つまゆら
  • 演技むすび
  • 日陰ぼっこ

『明日もきっと想うひと』の魅力

引用:https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
BJ123529.html

『明日もきっと想うひと』は短いものも合わせて、12篇の短編で構成されているオムニバス短編集だ。

全篇の共通点は、ヒロインが巨乳であること。肉感たっぷりなエロティックボディが、その可愛らしい顔とのバランスもとれており、「可愛いのに脱ぐととてつもなくエロい」ヒロインが揃っている

シナリオはほとんどいちゃラブだが、その中にも少しだけ毒を入れたりする傾向も見られる。それでも、不快なものはほぼ無いので、誰にでもオススメできる高品質な一冊だと言えよう。

全体的に良いため、オススメの一話やヒロインを選ぶのも大変だ。ほぼ全篇で抜きに使えるのではないだろうか。
いつも通りあえてあげておくと、「トゥー・シーター」「11月11日」「夏までの距離」にしておこう。

まずは「トゥー・シーター」だ。優樹奈と歩はいとこ同士だがセフレのような関係だった。優樹奈は好意があるが、歩はいとこだからとそれを拒否し、別に凛子という彼女を作った。優樹奈は更衣室でそのことを責めつつ関係を迫ると、二人は自然にエッチを始める。しかし、その場を凛子に見られてしまい……。
流石に3Pになるのは出来過ぎだが、体で歩を奪ってやろうとする優樹奈が素晴らしくエロい日焼けJKでちょっとヤンキーっぽい見た目なのに中身は恋する少女なのもギャップがあって良い。二人が登校前にセックスをしているのがやたら生々しくて興奮できた。

引用:https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
BJ123529.html

続いては「11月11日」だ。こちらは主人公の土井が同僚で唯一の同期である吉野結花が社長とセックスをしているところを目撃するところから始まる。見られたことに気づいていたため、吉野は土井に社長との関係を話す。そして、吉野は口止め料として土井とも関係を持ち……。
土井が吉野に言う「よかった俺、お前に恋愛感情なくて」という言葉には不思議と心が奪われる。実際、仲の良い女友達が社長と不倫していたら、一番に思うことじゃないだろうか。恋人でも好きな人でもない吉野が、社長とするまで処女だったことを知ると、寝取られと同じような胸の痛みを感じる
心の動揺は性的興奮に繋がるのだろう。終わり方もキレイで、非常にドキドキする短編だった。

引用:https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
BJ123529.html

最後の「夏までの距離」は、ヒロインがとにかく可愛かった。話はシンプルで、お盆に帰省した主人公の英太が幼なじみの明日香といたす話である。
明日香のほうが英太を好きで、英太を離さないために明日香はエッチな要求をあっさり受け入れる。このヒロインの明日香、川遊びのためにスク水を着用しているのだが、その姿がとにかくエロ可愛い。こういうシンプルに可愛い美少女だから、普通のいちゃラブセックスで十分興奮できる。ヒロインとスク水を堪能できる1篇だ。

本当に全体的に質が良い。本冊しか出ていないことが本当にもったいないので、すぐにでも新作を発表してもらいたいものだ。

【まとめ】明日もきっと想うひと

司伝評価

絵柄5.0
物語4.0
キャラクター4.5
抜き5.0
巨乳ヒロイン5.0
  • とにかく巨乳JKが好き
  • いちゃラブでエロエロな短編が読みたい
  • 巨乳スク水萌えである

『明日もきっと想うひと』は以上のような方々にオススメしたい。いかにも万人向けという感じで、誰でも楽しめる作品だった。

本冊を読んで、巨乳スク水の良さを再確認してしまった。私は貧乳党ではあるのだが、巨乳で布が引っ張られつつ水に濡れた水着の質感は、言葉だけでは言い表せない艶感があるのだった。

本作については以上である。それでは、またの機会に。

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