司伝の過去作レビュー
『放課後のスキマ』は2015年に発売された、宇場義行氏作の商業アダルトコミックである。
宇場義行氏はコミックホットミルクなどに漫画を掲載しているエロ漫画家の先生だ。独特の設定でハーレム・乱交作品を描くことが多く、本冊においてもその傾向が強い。なお、本冊は処女作となっている。
本項では『放課後のスキマ』の魅力と、それについての私の評価をまとめていきたい。
【収録作品】
- 私のせい?
- 樫木さんちの病的傾向 前後編
- 3>1
- はにさんバースト
- るとりあ
- 生体時間二宮さん
- 憂鬱の青山さん
- 淫蜜のゆりかご
『放課後のスキマ』の魅力

BJ092418.html
『放課後のスキマ』は短いカラー作品も含め、全9篇で構成されているオムニバス短編集だ。内「樫木さんちの病的傾向」は前後編の連作となっている。
ヒロインはほとんどJKで、1篇のみ社会人(ナース)の作品がある。おっぱいは一部を除いては巨乳ばかりで、複数ヒロインの作品にのみ、多少小ぶりな子もいる。絵柄的には可愛らしい感じだが、妙に艶っぽいのが特徴である。
宇場義行作品と言えば、ハーレム系の複数プレイ。本冊でもその傾向はみられるものの、処女作ということもあってか、比較的いちゃラブ成分が多めの一冊である。ただ、いちゃラブ作品であっても、ヒロインが変態チックなこともあり、抜き重視の内容となっている。

BJ092418.html
積極的なヒロインが多いため、比較的M向きの作品群と言っても良さそうだ。その中で、今回は最も宇場義行作品らしい「3>1」をお気に入りとしてピックアップ。
私立荘生学園では、学期ごとに生徒に調査を取り、教師に順位をつけていた。上位ほど学内で優遇され、下位には雑務などが押し付けられ、生徒からも見下されてしまう。最下位である保体の作摩は、学校の雑用をするとともに、生徒から犬のような扱いを受けていた。女子の体育をみる男性教師が不人気なのは当然のことであるため、この制度を理不尽に感じていた作摩だったが、それを上に言うこともできずにいた。ある日、作摩は彼を犬扱いする生徒の筆頭格、桐里に体育倉庫へ呼び出される。行くと、そこには桐里を含め、三人の女生徒が居た。三人は男の人に興味があると言い、作摩にペニスを出させる。三人から言葉攻めを受ける作摩。特に桐里以外の二人は積極的で、作摩は我慢できずになって一人を押し倒す。すると、それを桐里に制され、作摩は腕を縛られてしまう。抵抗の出来ない作摩を見て、桐里も彼に性的な悪戯を始め……。
女性から責め立てられる系のハーレム4P。正直、嫌いじゃない。一度でいいからこんな目に遭ってみたいと思うほどに、女性から性的な嫌がらせをされることに憧れがある。桐里のほうが作摩に好意があるようだが、決していちゃラブ展開にはならず、逆レイプするかのようにセックスしてしまうところが良い。他二人のヒロインも良い味出しており、満足のいくハーレム作品であった。

BJ092418.html
どのヒロインもエロくて魅力的。実用的な一冊に仕上がっていた。
【まとめ】放課後のスキマ
司伝評価
絵柄 | |
物語 | |
キャラクター | |
抜き | |
ハーレム |
- 竿役が責められる系のハーレム作品が好き
- 巨乳JKは正義
- ちょっとだけMである
『放課後のスキマ』は以上のような方々にオススメしたい。処女作とは思えないほどの一冊で、作画、内容共にもう完成している印象を受ける。後は好みの差であり、ちょっとMな人ほど向くと思われる。
身動きできない状況で、上から入れられるという逆レイプに憧れてしまう。私を……私をいじめてくれ(性癖丸出し)。
本作については以上である。それでは、またの機会に。
コメント