司伝の過去作レビュー

『恋するぱんつ』は2009年に発売された、岡田コウ氏作の商業アダルトコミックだ。
岡田コウ氏はCOMIC阿吽に漫画を掲載しているエロ漫画家の先生である。ロリ漫画界の中でも精神的なエロスを生み出すのが巧みで、近親相姦のような背徳的な作品を多く手掛けている。エロとは無縁そうなロリ少女がかわいそうな目に遭うシリアスな展開が多く、処女作である本冊においてもその傾向あり。なお、絵柄はまだ完成されていない印象だが、ヒロイン達が現在の絵柄よりも幼く見える。
【収録作品】
- ウチの妹がバカで困る
- そこに愛は?
- ウチの兄がバカで悩む
- 1日いっかい
- 目が離せない
- 恋するぱんつ
- 勝負シタギ?
- やっぱかわいくねぇ!
- おにいちゃん専用
- ひとり
- 明日が来る前に
『恋するぱんつ』の魅力

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『恋するぱんつ』は短い作品も含め、全11篇で構成されているオムニバス短編集だ。「ウチの妹がバカで困る」~「1日いっかい」までの4篇、「恋するぱんつ」と「勝負シタギ?」の2篇、「やっぱかわいくねぇ!」~「ひとり」までの3篇はそれぞれ中編。「明日が来る前に」は「目が離せない」の後日談となっている。また、一部は単なる後日談であり、行為の無い短い作品も含まれている。
ヒロインはJSかJC。おっぱいはみんなちっぱい貧乳。先述したように、近年の絵柄よりもヒロインが幼く見えるが、それは全体的な丸みによるものだろう。また、キャラ設定自体が幼いこともあり、ペドの域に入っているようにすら感じられるヒロインもいる。その辺りは好みが分かれるところだと思うが、ビジュアル的な可愛らしさは申し分なく、絵柄に古さを感じることはない。
先述したように、全て2篇以上の連作となっているが、表題作である「恋するパンツ」関連以外は全て近親相姦であり、兄と妹のセックスが描かれている。どれも背徳的だがその傾向は分かれており、「ウチの妹がバカで困る」は無知系、「やっぱかわいくねぇ!」はガチ恋混じりの3P、「明日が来る前に」に至っては友人たちに輪姦されてからの兄妹セックス、とそれぞれ違った形で背徳感を味わわせてくれる。また、「恋するパンツ」は岡田コウ氏には珍しいインピオ作品である。
どれも見どころ満載という印象で、お気に入りを選ぶのも難しい。ここでは「ウチの妹がバカで困る」をあげておこう。

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竿役が家庭菜園に勤しんでいると、無邪気な妹、モエが邪魔をしに来る。モエは羞恥心もなくパンツの中にホースを通し「立ちション」などとふざけてみせる。竿役が叱りつけると、ホースの水がおまんこに直撃してしまい、モエは衝撃によっておもらしをしてしまう。竿役がそれを拭いてあげていると、モエは自分の体があつくなってきたことを竿役に伝える。「どうしたらいいの?」とゆだねられた竿役は、触り放題のおまんこに興奮してしまい……。
妹まんこ触り放題、というキラーワードと共に、丁寧にかつ大胆にロリまんこを愛撫するシーンは必見。無知な妹は困惑しながらも快感を覚え、自然と声を漏らす。その後はペニスをこすりつけた挙句、ついつい入れてしまい、最後には中出しまで決めてしまう。竿役の興奮がそのまま読者に乗る、傑作である。続編の「そこに愛は?」での“おねだり脚上げ”も合わせて必見。搾り取られそうだった。

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ロリコン紳士方には文句なしにオススメ。いちゃラブも輪姦もどちらも質が良い。
【まとめ】恋するぱんつ
司伝評価
絵柄 | |
物語 | |
キャラクター | |
抜き | |
ロリ |
- ペドの域に入るほどのロリっ娘に興奮する
- 近親相姦は蜜の味
- 無知・無邪気系ロリが大好き
『恋するぱんつ』は以上のような方々にオススメしたい。背徳的ながらもそれぞれ違う魅力を持つ作品ばかりで、非常に充実した作品集である。流石に見た目が幼すぎる気もするが、それが良いという人には持ってこいとも言える。
レビューのために久々に読んだが、色んな意味でヤバい作品集だと思わされた。まあ岡田コウ作品は基本的にヤバいのだが。
本作については以上である。それでは、またの機会に。

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