司伝の過去作レビュー

『性活週間』は2015年に発売された、みちきんぐ氏作の商業アダルトコミックである。
みちきんぐ氏はcomicアンスリウムやCOMIC快楽天に漫画を掲載するエロ漫画家の先生だ。高い画力で人気があり、エロ描写にも定評がある。作品も実用的で、初心者から上級者にまでオススメできる、信頼度の高い先生である。本冊においてはハーレム作品集となっている。
本項では『性活週間』の魅力と、それについての私の評価をまとめていきたい。
【収録作品】
- 禁欲部~女生徒達に調教性教育実習~ 第一話~最終話(全5話)
- 姉体験週間 生意気妹達とおねショタえっち!? 01~05(全5話)
『性活週間』の魅力

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『性活週間』は全10篇で構成されている商業アダルトコミックだ。内容は中編2作となっており、「禁欲部~女生徒達に調教性教育実習~」「姉体験週間 生意気妹達とおねショタえっち!?」がそれぞれ5篇ずつ収録されている。
ヒロインは「姉体験週間 生意気妹達とおねショタえっち!?」の妹たちの年齢はわからないが、恐らく全員JKくらいだろう。おっぱいは基本巨乳ながらも、1作に一人は貧乳がいるというエロゲのような構成。ビジュアルもエロゲにありそうな萌え系で、万人受けしそうである。

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今回は2作なので両方ともピックアップしようと思う。まずは「禁欲部~女生徒達に調教性教育実習~」だ。
麻里子は巨乳であり、男子に胸を見られることで困っていた。それを教師、氷上に相談すると、男子を律することは難しいが麻里子のほうは変えられる、と言い、性的なことに慣れれば解決できると言われる。それから、放課後に「禁欲部」として、麻里子を性欲に慣れさせる部活動が始まる。氷上はまず、麻里子に下着を見せるように要求し……。
かなり無茶な設定で始まった禁欲部。あまりにもあれなので、ヒロインの頭が心配になるレベルである。その後は氷上と麻里子が学校でヤりまくり、他の女子に見つかるとその子も巻き添えにして励む、という展開。いっそ催眠ものにしたほうが合点がいく気がする。ともあれ、描写としてはエロいし、ヒロインのエロ可愛さも申し分のない中編には仕上がっている。

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続いては「姉体験週間 生意気妹達とおねショタえっち!?」。個人的には断然こっちのほうがオススメである。
春太郎はエロゲ好きで妹に欲情する変態であり、そのことで妹達からも嫌われている。その反動からか、優しい姉を求めて良いエロゲーを探していた。そこに「姉体験週間」という姉物エロゲの広告が目に入り、春太郎は衝動買いする。しかし、そのゲームは起動せず、春太郎は不貞腐れて寝てしまう。朝、目が覚めると春太郎は驚いて叫び声をあげる。それに怒った妹の絢夏と冬乃がやってくるのだが、春太郎が居るはずのそこには可愛いショタ少年が居た。春太郎はショタになってしまったのだ。ショタコンの絢夏は思わず抱きしめると、思いっきり甘やかしてくる。冬乃も優しくしてくれるため、子供も悪くないと、この状況を楽しみ始める春太郎。朝食の時に牛乳をこぼしてしまうと、絢夏と一緒にお風呂に入ることになるのだが……。
変身して違った扱いを楽しむのは漫画ではよくあるお話。それにしても妹が極端すぎて面白い。特に絢夏は、兄に対してはツンツンして真面目そうなのに、筆下ろしから毎日性欲処理セックスのギャップはなかなか興奮する。ロリ体型の冬乃のキャラも良く、ビッチという設定も活かしてインピオおねショタセックスが楽しめる。正ヒロインっぽい千秋も可愛いし、ハーレムものとしては大満足のエロさ。非常に実用的な中編だった。
【まとめ】性活週間
司伝評価
絵柄 | |
物語 | |
キャラクター | |
抜き | |
ハーレム |
- エロゲのようなハーレム展開が好き
- 萌え系の絵柄が好み
- 巨乳も貧乳も愛している
『性活週間』は以上のような方々にオススメしたい。ご都合展開が過ぎるというか、ヒロインが生きて動いている感じがしないのは残念。ビジュアル的には満足だし、シーンとしてのエロさも申し分ないのだが、その辺で現実に戻されてしまうところがもったいない気もする。
とはいえ、極上の美少女とのモテモテハーレムセックスが堪能できる一冊なので、どなたにもオススメできるのは間違いないところである。
本作については以上である。それでは、またの機会に。

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