年下くんは初めてよ/あさぎ龍レビュー-卒業してから

と行

私、司伝は比較的年上女性からのほうが受けが良い。しかし、この歳になると(まともな)年上女性はみんな結婚しているため、それを生かすことができない。年上派は本当に色々急いだほうが良い。

エロ漫画だとほいほいと人妻とセックスできているが、現実は厳しい。何せ賠償金の支払いが命じられてしまう案件だ。よほど警戒していないと、バレてしまい、人生おしまいである。

人生を捨てる覚悟をしてでも寝たい人妻と出会えたら、それでも頑張るかもしれない。ただ、実際そんな人妻とはなかなか出会わない。性格の良い人妻は不貞行為にも抵抗があるわけだし、不貞行為をする時点で「人生を捨てる価値のある人妻」と言えない気がしてならない。誠実な人を好んでいる時点で、人妻と結ばれることはこれからも無いのだろうな。

司伝
司伝

今回は年上女性がヒロインの作品集をご紹介します。

本項目では、『年下くんは初めてよ』の作者あさぎ龍氏について、また、『年下くんは初めてよ』シナリオやプレイ内容、ヒロインの雑感、オススメのヒロインと一話について、最後には司伝の評価も記載しておく。最後まで見ていただければ幸いだ。

年下くんは初めてよ/あさぎ龍とは


年下くんは初めてよ

タイトル年下くんは初めてよ
著者あさぎ龍
初版発行2021年
掲載誌・レーベル富士美コミックス
出版社辰巳出版
ページ数203頁
形式オムニバス

漫画家・あさぎ龍

あさぎ龍氏はCOMICペンギンクラブなどにエロ漫画を掲載し、非成人誌での連載も持つ漫画家の先生だ。

面長の個性的な絵柄で描かれるのは、主に年上・熟女系のヒロイン達。大人の関係性、やり取りがとても生々しく、そのリアリティのあるシナリオが大きな魅力である。また、一般誌のほうでも年上女性とのセクシーラブコメを描いている。

作品・年下くんは初めてよ

未熟な僕を優しく包む人妻・年上女性との
【禁断逢瀬】を疑似体験!
アラサー、アラフォー、アラフィフ美女と
筆下ろししたて青年の秘蜜で激しい蜜月を
繊麗且つしっとり描いた詩情豊かな8篇を
大幅加筆修正して収録。

年下くんは初めてよ【電子版特典付き】 [辰巳出版] | DLsite 成年コミック – R18

『年下くんは初めてよ』は全8篇で構成されているオムニバス短編集だ。

ヒロインは人妻も居ればJKも居るが、全て竿役よりは年上。タイトル通り、年上ヒロイン作品集となっている。どれもシチュエーションにリアリティがあり、現実のどこかで実際に行われているような生々しさが味わえる一冊だ。

【詳細】年下くんは初めてよ

引用:https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
BJ319581.html

それでは、『年下くんは初めてよ』をより詳しくご紹介しよう。

【収録作品】

  • させてあげちゃう
  • レイセイ
  • わりきりでもいい?
  • アル研
  • 幻燈。
  • プレヤデスにさようなら
  • ななつ星の夜
  • 立夏rikka

シナリオ

引用:https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
BJ319581.html

シナリオは全て現代劇。コミカルな展開は一切なく、日常のエロいシーンを上手く切り取ったような印象を受ける。

それでいて一作のページ数が極端に多いわけではないのだが、物語に奥行きが感じられる。それは、短いカットの後に時間が飛んだりするのだが、それが上手く繋がっていて、時間経過が綺麗にまとめられているからだろう。その辺りが非常に巧みであり、リアリティの演出に繋がっていると思う。

プレイ内容

引用:https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
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プレイは全て和姦である。感情にリアリティがあり、生々しさのある恋愛いちゃラブが楽しめる。

体位は正常位、後背位、騎乗位など。フェラチオ、パイズリは多いが全てシーンとしては短め。

引用:https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
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マニアックなプレイは無いが、セックス中の会話の生々しさがとてもエロい。

ヒロイン

引用:https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
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ヒロインJK以上で、全員竿役よりは年上である。おっぱい普乳から巨乳くらいで、年相応に垂れていることもあり、リアリティ重視となっている。

作画はかなり個性的。リアリティ重視の肉体もそうだが、ルックスも決して美女・美少女とは言い難い。顔に関してはリアルというわけでもなく、少し面長かつ簡素である。この辺りは大きく好みが分かれそうだ。

オススメの一話

オススメの一話は悩ましいが、ここれは「レイセイ」をピックアップ。女教師と生徒の年の差恋愛ストーリーである。

教師である名美は学校で問題を抱えていた。音楽教師が受験生の担任をしていることを保護者から責められ、問題教師のように扱われていたのだ。生徒からも冷たい声がかけられる中、高橋だけは自分の味方をしてくれ、よく話しかけてくれた。転職先を探しつつ、高橋との会話を癒しにする日々。SNSを教えてほしいという高橋の要望に対し、名美はずっと受け流してきたのだが、卒業式の日に連絡の約束をする。卒業式の翌週、名美は高橋と二人で会った。転職を決めたが夫ともめてるという愚痴を、高橋は優しく受け止めてくれる。車内で名美は高橋とキスをし、今冷静かを尋ねる。高橋がそれを否定すると、自分もそうだと答え、車をラブホテルのほうへ走らせ……。

人妻女教師と大人しく優しい男子生徒との恋物語。必要なカットだけを見せて時間経過を演出し、少ないページでナチュラルに二人の関係性を進展させるテクニックが秀逸。この構成力は圧巻である。非常に見応えのある1篇だった。

オススメのヒロイン

引用:https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
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オススメのヒロインも選択肢が多く悩むところ。ここでは「させてあげちゃう」利美をピックアップしよう。

引用:https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
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お小遣い目当てで男と会っている利美だが、近ごろは男の食いつきが悪く、馴染みの店で飲んだくれていた。「30半ばじゃ値も落ちる」と女将に毒づかれつつ、「給料が安すぎる」と言って止める気はなかった。克敏はそこで働く青年で、彼女を家まで送るように頼まれる。酔って腕を組んでくる利美に対し、克敏は大学に彼女が居ること、そして自分が童貞であることを告白する。教えてほしいのだと察した利美は、一度は彼を馬鹿にするものの、「今からする?」と承諾する。その日、克敏の童貞を卒業させた利美。別の日、利美は克敏のことが気になり、自ら仕事帰りに大学へと会いに行ってしまい、克敏が女の子と居るところを目撃する。その夜、克敏が家に訪れると、また体を許し……。

引用:https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
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セックスを金もうけに使っているような女性が、純情な年下青年にハマっちゃうお話である。「覚え立てでさかってるだけ」「この子もう夢中ね」などと見下したような内面とは裏腹に、「好き」という言葉に反応し、セックスを楽しんでしまう利美。感情の変化が丁寧に描かれており、終盤になるに連れて利美が可愛く感じてくる。丁寧で良質な1篇だった。

まとめ~年下くんは初めてよ~

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司伝評価

絵柄3.5
物語4.5
キャラクター4.5
抜き4.0
年上5.0
  • 年上・人妻・熟女が好き
  • リアリティのある大人の恋愛作品に惹かれる
  • 生々しさが一番の抜き要素

『年下くんは初めてよ』は以上のような方々にオススメしたい。現実のどこかでもこんな感じでセックスをしているのだろう。そう思えるほどに生々しいものが見られる一冊だった。

年上には年上の味わいがある。エロ方面の視野は広いほうがみんな幸福なのだ。

本作については以上である。それでは、またの機会に。


年下くんは初めてよ

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