常春荘へようこそ(如月群真)大家さんは断れない

と行

司伝の過去作レビュー

『常春荘(とこはるそう)へようこそ』は2013年に発売された、如月群真(きさらぎぐんま)氏作の商業アダルトコミックだ。

如月群真氏と言えば、貞操観念がおかしい世界観を描く先生である。『常春荘へようこそ』については、いつもほどおかしくはないものの、どこか狂っているヒロインがしっかりと存在している。その柔らかそうなスレンダー巨乳と、コミカルなシナリオは今回も健在。ラブコメ長編として楽しめる作品となっている。

本項では『常春荘へようこそ』の魅力と、それについての私の評価をまとめていきたい。

【収録作品】

  • 常春荘へようこそ1~4,4.5,5,最終話,番外編
  • NOZOMI WISH
  • 小峰妹奮闘記

『常春荘へようこそ』の魅力

引用:https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
BJ035634.html

『常春荘へようこそ』は全10篇の単行本で、連作長編で同名の「常春荘へようこそ」は番外編も含めて8篇構成となっている。

「常春荘へようこそ」は簡単にあらすじを記載しておこう。主人公の春弥は大学進学を機に、常春荘に下宿することになった。ここは幼なじみのお姉さんであり憧れの人、優亜が大家をしていた。春弥が越してきたことで、姉を守るためと妹の優美も引っ越してきて騒がしくなるアパート。
歓迎会が優美のせいで暗い雰囲気になる。落ち込む春弥が風呂に入ってくると、優亜がお詫びにと背中を流しに来てくれる。体を洗われると、そのまま手コキをされ、その勢いで優亜とセックスをすることに。
想いが通じたと喜ぶ春弥だったが、実は常春荘では優亜は誰にでもセックスをしていることを知る。
その後も優亜は住人に抱かれ続け、春弥は元大家の幽霊のせいもあり、優亜と優美、それに後輩の桃華とも体を重ねる

引用:https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
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優亜が誰にでも奉仕する、寝取られ感がまず良い。そこまでの悲壮感はないものの、寝取られという感覚はしっかり味わえるのだ。

そんな優亜とのセックスもエロいが、優美とのいちゃラブセックスも良い。いかにもなツンデレで、セックスに入るとメロメロである。

個人的には、途中から登場する桃華が好みだ。スレンダー貧乳ロリ可愛い。いかにも如月群真作品のサブヒロインという感じで、体の足りないところをセックスへの積極性で補っているような、大胆なところが素敵だ。

引用:https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
BJ035634.html

3Pあり、乱交あり。ハーレムエロラブコメとしてとても満足できる作品だった。

短編も如月群真氏らしい仕上がり。「小峰妹奮闘記」なんかは特にそう思う。そちらも合わせて楽しんでいただきたい。

【まとめ】常春荘へようこそ

司伝評価

絵柄4.5
物語4.5
キャラクター4.5
抜き5.0
ハーレム5.0
  • ハーレムラブコメが好き
  • 貞操観念のおかしなヒロインが好き
  • 3Pや乱交が好き

『常春荘へようこそ』は以上のような方々にオススメしたい。如月群真作品として満足できる出来なので、先生のファンには必修本だ。もちろん、初心者から玄人まで楽しめる作品でもある。

オススメの長編にも選出

ハーレムラブコメの主人公になりたいとまでは望まない。しかし、このアパートの住人になるくらいの機会はないだろうか。奉仕してくれる若い女性大家さんが運営するアパートを、私は探し続ける。

本作については以上である。それでは、またの機会に。

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