司伝の過去作レビュー

『少女フィリア』は2015年に発売された、佐々原憂樹氏作の商業アダルトコミックだ。
佐々原憂樹氏は10年以上ロリ漫画を描き続けているベテランの先生である。昔からぺったんこのロリ少女を描き、特に褐色、日焼け跡にこだわりを持っているように思う。ロリと日焼けにピンと来る人はチェックしておきたい先生だ。
本項では『少女フィリア』の魅力と、それについての私の評価をまとめていきたい。
【収録作品】
- おてだま。前編
- おてだま。後編
- ぺっと。
- なかなおり。
- 義妹かのじょ。
- むしさされ。
- ぬるぬる。
- ごほうび。
- 恋愛証明
- Care.
『少女フィリア』の魅力

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『少女フィリア』は全10篇で構成されているオムニバス短編集だ。内2篇が前後編であり、キャラクターが共通している。
登場ヒロインはほとんどロリ。最後に巨乳っ子が居るが、正直印象に残らない。フェチ系の先生だけに癖のある絵柄である分、ロリ以外に興味がわかないのが本音である。
少女たちはみんな貧乳の正統派ロリである。子どもらしい性質を保ちつつ、セックスには積極的な少女たち。ノリノリでセックスをし、しっかり感じている。導入こそ無知であっても、セックスをセックスとして楽しんでいるのである。
特筆すべきは、やはり褐色、日焼けだろう。半分くらいは日焼けしており、日焼け跡については、ちゃんとスクール水着の形になっている。そこがこだわりなのだろう。
しかし、その日焼けがアダになっているシーンがいくつかある。というのも、画面が暗すぎるのである。夜+日焼け、竿役が黒肌+日焼け。暗めのトーンが画面を占める割合が高く、非常に見づらくなっているのだ。そこは少し残念だった。
お気に入りは前後編の「おてだま。」。姉妹丼である。

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竿役は母方のいとこ、美羽の面倒を見ていた。留守番をしていると、美羽が突然、「おててまんこして」と言う。動揺する竿役だったが、どうやら姉の美空が自慢したらしい。美羽も同じように気持ちよくする竿役。そのまま行為は過激になっていき、二人は交尾をすることに……。
後半では姉の美空が登場し、取り合うように3人で……。
シンプルだがツボの押さえてある話だ。エッチな行為とは知られず、ただ気持ちいい娯楽として愛撫⇒セックスと至る背徳感はなかなかたまらないものがある。

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少女の小ささが強調されるため、その体格差からロリがよりロリらしく見える。ほぼ全編に渡ってそれが楽しめるのが本冊の魅力と言えよう。
【まとめ】少女フィリア
司伝評価
絵柄 | |
物語 | |
キャラクター | |
抜き | |
ロリ |
- 小さいロリっ娘が大好きである
- 体格差セックスが好き
- 日焼け、褐色ロリが好き
『少女フィリア』は以上のような方々にオススメしたい。ロリ&日焼け跡、というわかりやすい魅力があるため、そこにピンと来た人は要チェックである。
少女の日焼け跡なんて、今後見ることはあるのだろうか。なんとなくノスタルジックな気分になり、そんなことを考えるのであった。
本作については以上である。それでは、またの機会に。

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