司伝の過去作レビュー

『少女のトゲ』は2014年に発売されたHisasi氏作の商業アダルトコミックである。
Hisasi氏はイラストレーターとしての活躍が目立つ先生であり、ここ最近は同人活動こそしているものの、商業アダルトコミックは発売していない。ライトノベルの挿絵の仕事で、その名は広く知られている。当然画力の高い先生であり、エロ漫画でもその魅力を存分に披露している。
本項では『少女のトゲ』の魅力と、それについての私の評価をまとめていきたい。
【収録作品】
- えくすとらレッスンH
- Give You Me!!
- シスコン-Sister Control-
- 生チョコtasty!
- すてい うぃず みう
- こっちを向いてよお兄!
- レッスンH
- スイミングラブ
- 不意に愛
- 君に愛
- 夏祭りの夜
- 終わらない夏休み
- メイドインシークレット
- 失恋ハピネス!
- せせらぎ
- にねんご
- 胸いっぱいの好き
『少女のトゲ』の魅力

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『少女のトゲ』は短いものも含めて全17編で構成されているオムニバス短編集だ。
カラーページの頁数も多く、イラストレーターであるHisasi氏の画力が楽しめるようになっている本冊。極端に短い話が多いが、長めの短編はしっかり使える内容となっており、実用性も伴っている作品だ。

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ヒロインは巨乳お姉さんからスレンダーな妹キャラまで広く登場している。全て和姦であり、存分にいちゃラブセックスの楽しめる短編ばかりだ。
オススメは「レッスンH」「不意に愛」「君に愛」「せせらぎ」の4篇をあげておこう。
「レッスンH」は妹の友達、ちえに宿題を教える主人公が、逆にちえにエッチを教わるという展開の作品だ。冒頭の「えくすとらレッスンH」はその後日談となっている。

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ヒロインのちえは妹系のロリスレンダーなかわいい少女。それなのに妙に妖艶な雰囲気を持っており、好意に任せて主人公を誘ってくるのがたまらなくエロい。
「不意に愛」「君に愛」はヒロインが共通している続き物となっている。
主人公の亮には好きな人がおり、そのことを近所のお姉さん、真希に相談に行く。しかし、そんな亮を可愛く感じた真希に襲われ、童貞を奪われてしまう。それから、亮は真希の言いなりになり、練習と称して関係を続けていく。そこまでが「不意に愛」で、「君に愛」は二人で旅行に行く話だ。
関係はおねショタに近い。真希が練習と言いながら亮を開発していくのだが、それがエロくてたまらない。人当たりの良いお姉さんである真希に言いなりになるのも良いが、そんな真希もメロメロになっているのがまた興奮するところである。
「せせらぎ」は田舎町にやってきた少年の宗介が主人公。駄菓子屋で無為な時間を過ごしていると、あきらというJKに声を掛けられる。何もない町だとぼやく宗介に対し、「良い場所に連れて行く」と言って連れ出すあきら。誰もいない川に連れ出すと、あきらは宗介を背中から抱きしめ、体を触り始める。
彼女も遊び相手を探していたのか? 展開はよくわからないが、あきらというヒロインはとても良い。スポーツ少女でスレンダー微乳な彼女は私好みだ。あまりの出来事に興奮しきっている宗介がまた良かった。ちなみに、「にねんご」はこの話の二年後であり、短いながらも後日談となっている。
絵の安定感もさることながら、甘々ないちゃラブばかりで、誰にでもオススメできる作品ばかりだった。
【まとめ】少女のトゲ
司伝評価
絵柄 | |
物語 | |
キャラクター | |
抜き | |
ビジュアル |
- エロ漫画初心者である
- 色んなスタイルのヒロインを楽しみたい
- カラーページに価値を感じる
『少女のトゲ』は以上のような方々にオススメしたい。個人的には、スレンダーで美乳な少女ヒロインが特に魅力的に感じる作品だったと思うが、全体的に見ると巨乳好き向きだろう。
単純にHisasi氏のエロ絵が見たい人でも十分楽しめるだろう。絵的なエロさについては満足のいく出来である。
本作については以上である。それでは、またの機会に。

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