少女たちは蜜をむさぼる(りーるー)女子共有ペニス

し行

司伝の過去作レビュー

『少女たちは蜜をむさぼる』は2015年に発売された、りーるー氏作の商業アダルトコミックだ。

レディース漫画のような独特の絵柄だが、それもそのはずで、りーるー氏はBLをメインに描いている漫画家の先生である。エロ漫画にしては珍しい雰囲気を漂わせているが、設定は非常にエロ漫画的な、田舎ハーレムものとなっている。

本項では『少女たちは蜜をむさぼる』の魅力と、それについての私の評価をまとめていきたい。

【収録作品】

  • 夏待ち 前後編
  • 夏の声 前後編
  • とりかへばや 前後編
  • さよなら、転校生。 前後編
  • 星空ベイビーズ
  • 異聞とりかへばや

『少女たちは蜜をむさぼる』の魅力

引用:https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
BJ065864.html

『少女たちは蜜をむさぼる』は全10篇の単行本であり、前後編の作品については登場人物が共通しており、実質的には長編作品となっている。最後の1篇については、そのストーリーのおまけ描き下ろしである。

唯一別作品になっている短編も含め、その大きな特徴は、ヒロイン達の貞操観念がおかしいことである。環境もあるのだが、ヒロイン達はみんな奔放。そこいらの男よりも性に積極的な女子が揃っている

「夏待ち」から「さよなら、転校生。」の設定についてはここに記載しておこう。竿役である四条は、小さな村の生徒10人程度の学校に、唯一の男子生徒として在籍し、田舎の奔放な女子生徒たちに体をシェアされていた。真面目そうな生徒会長も、活発なスポーツ少女も、みんな四条とセックスをしたがる。四条は毎日五人程度と体を重ねていた。

「夏待ち」はそんな日常を、「夏の声」では転校生の登場を、「とりかへばや」女装と男装でのセックスを、「さよなら、転校生。」は転校前の悪あがきを、それぞれ描いている。

引用:https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
BJ065864.html

まず、設定としては非常に私好みである。男子が一人のハーレム状態で、女子から襲ってくるなんて最高ではないか。四条も疲れるだけで、セックス自体は好きであるため、押しの強い人にはされるがままに、転校生や先生相手には強気にセックスをしている

時には、さすがBL作家だと感じるシーンもある。「とりかへばや」はそれを狙って作っているように見える。男装した女生徒たちは、いかにもやんちゃ少年っぽく、竿役四条が攻められる様は、BLのそれっぽくも見えるのである。

お気に入りヒロインは生徒会長の田川だ。メガネで真面目そうな風貌ながら、なかなかのS気を見せてくれる。もう少しシーンを追加してもらいたいくらいだ。ついでに、チラッと映る後輩たちも可愛らしいので、その子達のシーンももっと充実してほしかった。

引用:https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
BJ065864.html

設定自体は大好きな作品だ。ただ、好みのヒロインほどセックスシーンがあっさりしていたり、モザイクが濃いところだけは少し残念である。

【まとめ】少女たちは蜜をむさぼる

司伝評価

絵柄3.0
物語4.5
キャラクター4.0
抜き3.0
貞操観念崩壊5.0
  • 貞操観念がおかしいヒロインが好き
  • 田舎の学校に惹かれる
  • ハーレム設定が好き

『少女たちは蜜をむさぼる』は以上のような方々にオススメしたい。設定が何よりも魅力であり、絵柄さえ合えば楽しめる作品だろう。

枯れるほど絞られたいなあ、などと考えることもあるが、実際は一度出すと回復まで時間がかかるほうだったりする。ああ、若い頃に戻りたい。

本作については以上である。それでは、またの機会に。

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