司伝の過去作レビュー

『小悪魔的カノジョ』は2017年に発売された、たまちゆき氏作の商業アダルトコミックだ。
たまちゆき氏はCOMIC Juicyなどに漫画を掲載しているエロ漫画家の先生である。20年以上エロ漫画を描いているベテランであり、ロリ作品を多く発表している。個性的な絵柄ながらも、様々な設定で楽しませてくれる先生である。
本項では『小悪魔的カノジョ』の魅力と、それについての私の評価をまとめていきたい。
【収録作品】
- 小悪魔的カノジョ
- 恋愛しちゃお!
- 略奪 えっち
- 寝てなきゃダメだよ!?
- 食べなきゃダメだよ!?
- 犯しちゃダメだよ!?
- 先輩! 我慢出来ないっス!!
- ラブラブ☆催眠術
- 白濁ドラキュラ
『小悪魔的カノジョ』の魅力

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『小悪魔的カノジョ』は全9篇で構成されているオムニバス短編集だ。「ダメだよ!?」のつく作品は同じ登場キャラクターの連作である。また、一部の作品には描き下ろしのおまけ話が掲載されている。
ヒロインは全てJC。育ちかけのおっぱいがキュートな、細身スレンダーボディである。この絶妙な発育具合は、ある意味、ロリの中でももっと限定したフェチズムを突いていると言える。また、相手も中●生なので、微インピオが基本となっている。
シナリオとしては全て現代劇である。たまちゆき氏は割とハード目な作品も手掛けるが、本冊においては、全て甘いいちゃラブものとなっている。年相応の性への衝動を、両想いの二人がぶつけ合うような、そんな青い展開で溢れている。

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オススメの一話には「ラブラブ☆催眠術」をあげよう。
優香は幼なじみの千明に頼まれ、催眠術の実験体になっていた。千明が優香にかけようとしている内容は「パンツを見せたくなる」というもの。優香は千明の反応が見たくて、かかった振りをしながらパンツを見せる。すると、千明は興奮しながらそれを凝視したため、優香はもう少しかかった振りを続けるのだが、千明の要望は大胆になり……。
超甘々である。優香はノッてあげてるという感じなのだが、抑えられなくなっている以上、もはやかかっているのと同じのような気もする。恋もある種の催眠術、というようなオチもキレイだった。

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中●生同士の幸福感のあるエッチは心が洗われるようである。心地よい一冊だった。
【まとめ】小悪魔的カノジョ
司伝評価
絵柄 | |
物語 | |
キャラクター | |
抜き | |
いちゃラブ |
- 中●生のいちゃラブが見たい
- 貧乳スレンダーな発育ボディが好み
- JCくらいがちょうどいい
『小悪魔的カノジョ』は以上のような方々にオススメしたい。中●生同士ということもあり、竿役側がピュアな分、とても甘々ないちゃラブに仕上がっていた。
エロ漫画的な欲望にまみれた竿役が苦手だ、という人にもオススメできる、癒しのロリ本である。
本作については以上である。それでは、またの機会に。

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