小悪魔カノジョ(Hisasi)エルフと幼馴染

司伝の過去作レビュー

『小悪魔カノジョ』は2013年に発売された、Hisasi氏作の商業アダルトコミックである。

Hisasi氏はコミックアンリアルなどに漫画を掲載しているエロ漫画家の先生だ。高いデザイン力の持ち主で、ライトノベルの挿絵やゲーム原画なども行っている。エロ漫画家としては、抜き重視の作風であり、描かれる巨乳ヒロインがとてもエロ可愛いのが魅力。なお、本冊の一部の作品はアダルトアニメ化もされている。

本項では『小悪魔カノジョ』の魅力と、それについての私の評価をまとめていきたい。

【収録作品】

かたこい　媚薬×発情×大乱交！？
かたこい
かたこい2
かたこい3
献血悪魔
エンジェルリング
女ノ子ノキモチ
AIシテル.
シスターズリング
ツンデビ
ツンデビあぶの～まる

『小悪魔カノジョ』の魅力
【まとめ】小悪魔カノジョ

『小悪魔カノジョ』の魅力

引用：https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
BJ024489.html

『小悪魔カノジョ』は短い作品も含め、全11篇で構成されているオムニバス短編集だ。内「かたこい」は3篇の中編+おまけ、「ツンデビあぶの～まる」は「ツンデビ」の後日談的な作品となっている。

ヒロインはJK以上で、エルフやアンドロイドなどの人外、さらにTSやふたなりなど、非現実的な要素がふんだんに取り入れられている。おっぱいはみんな巨乳で、貧乳キャラもエッチ時には大きくなる。絵柄は萌え系で、人を選ばない、真っ当な美少女が描かれている。何よりもキャラデザが良いので、ヒロインの見た目に文句をつける人はかなり少数派ではなかろうか。

内容は完全に抜き重視で、ファンタジー、SF要素も全てエロのために使われている。TS以外は和姦だが、恋愛とは言い難いプレイの連続で、ひたすら実用性を追及している。

お気に入りは性癖で分かれそうなので、色々と取り上げてみたい。「かたこい」はエルフを交えたハーレムラブコメ。とにかくヒロインが魅力的な中編で、一つ選ぶならこれだろうか。「エンジェルリング」は天使が恩返しとして彼女になってくれるいちゃラブ作品。幼い見た目のままのほうが私好みだなというのが本音。「女ノ子ノキモチ」はTSもの。TSヒロインが男友達に輪姦されるお話で、王道のTS作品という感じ。「AIシテル.」はアンドロイド、「シスターズリング」はふたなり、「ツンデビ」は悪魔娘と、それぞれの楽しみがあり、この多様性こそが本冊の魅力と言えるだろう。