小さな彼女のメスイッチ/Ricoレビュー-ギャップ萌えとは

ち行

抑揚、メリハリというものは様々な物事によって有効である。野球で例えるとストレートとカーブで緩急をつけることでタイミングを外せる。恋愛ならただ優しい人であるよりも“怖そうに見えて優しい”ギャップ萌えがあったほうがモテたりする。静と動、これは私、司伝も常に意識している。

エロ漫画においてもメリハリは色んな場面で有効だ。ヒロイン像で言うと、「エロくなさそうでエロい」娘は露骨にセクシーな娘よりもかえってエロく見えたりする。そんな「エロくなさそう」なヒロインの最たる存在こそロリっ娘ではないかと思っていたりもする。

いかにもエロとは無縁な、純情可憐そうなロリっ娘。ヌードが健康的とすら思えるロリっ娘。そんな彼女たちの“雌のスイッチ”が押された姿は、時に色気ムンムンな大人女性のエロさを超えるのである。

司伝
司伝

今回は見た目はエロくないのに中身はエッチなロリっ娘が活躍する作品をご紹介します。

本項目では、『小さな彼女のメスイッチ』の作者Rico氏について、また、『小さな彼女のメスイッチ』シナリオやプレイ内容、ヒロインの雑感、オススメのヒロインと一話について、最後には司伝の評価も記載しておく。最後まで見ていただければ幸いだ。

小さな彼女のメスイッチ/Ricoとは

タイトル小さな彼女のメスイッチ
著者Rico
初版発行2019年
掲載誌・レーベルメガストアコミックス
出版社コアマガジン
ページ数198頁
形式オムニバス

漫画家・Rico

Rico氏はCOMIC LOなどに漫画を掲載しているエロ漫画家の先生である。

児童漫画にでも出せそうな少女を描き、エッチな行為をする姿を見るだけで背徳的。ペドの域にまで達しそうな、ちっぱい貧乳の可愛いロリっ娘とのいちゃラブ作品を多く描いており、本冊もその傾向が強い。癒しのぷにロリを生み出す先生である。

作品・小さな彼女のメスイッチ

【小さいコトは気にするな。小さいからいいんだよ。】 家庭教師先の教え子・夏菜ちゃんがマッチョ好きであることが判明。おませな彼女に大胆に迫られて…(ひとめぼれ) ネトゲのオフ会に現れたのはまさかの美少女。おうちで一緒にゲームをすることになったけど無邪気に甘えてくる彼女にドキドキ(君にシューティング)――大好きなお兄ちゃん、大好きな先生、ネットで知り合ったお兄さん、近所の優しいお兄ちゃんとのラブラブエッチな秘密で気持ちいい関係! 大人気のRicoの最新コミックスがいよいよ発売です。

小さな彼女のメスイッチ [コアマガジン] | DLsite 成年コミック – R18

『小さな彼女のメスイッチ』は全11篇で構成されているオムニバス短編集だ。すべて独立した短編だが、「君にシューティング」~「勉強よりもエッチしよ」までの3篇は竿役とヒロインが共通している。

今回も、1対1のいちゃラブが中心。だが、ヒロインが結構エロに積極的であり、エロさも十分。ぷにロリっ娘達と甘々ないちゃラブエッチが堪能できる内容となっている。また、珍しいケースだが、ビッチ漫画家でお馴染みの水龍敬先生の作品設定の流用がある。ビッチ作品の世界に癒し系ロリっ娘が居るという、一風変わったコラボが行われているので、そちらも要チェックである。

【詳細】小さな彼女のメスイッチ

それでは、『小さな彼女のメスイッチ』をより詳しくご紹介しよう。

【収録作品】

  • ひとめぼれ
  • 君にシューティング
  • ロリな彼女のメスイッチ
  • 勉強よりもエッチしよ
  • ちっぱいカラダではだかんびょう
  • 甘いいたずら 食べほうだい
  • お兄ちゃんのスク水モデル
  • 捨て猫にゃんにゃん
  • お兄ちゃん専属ビッチ
  • ろりぷにおっぱいぺったんこ
  • おふろでぽかぽかえっちっち

シナリオ

引用:https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
BJ193764.html

シナリオはコラボ以外は全て現代劇。相手がロリっ娘であることを除けば、平和ないちゃラブものである。

コラボ作はセックスの楽園「水龍敬ランド」が舞台で、貞操観念のぶっ壊れた世界観の作品。こちらだけ異色だが、ヒロインについては、変わらず竿役独占となっている。

プレイ内容

プレイは全て和姦いちゃラブだが、相手がロリっ娘な分、多少の背徳感がある。エッチに対して前向きなヒロインが多く、見た目よりエロ度は高い

体位は正常位が圧倒的に多く、騎乗位、後背位、座位もあり。フェラチオは数はあるがシーンとしては短め。

コスプレ、猫耳、スク水もあり。マスコット的な可愛さを持つ少女のエロい姿を見られるのが売りである。

ヒロイン

引用:https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
BJ193764.html

ヒロインは全てJSにしか見えない、オールロリっ娘である。おっぱいちっぱい貧乳で、正統派のぷにロリ少女となっている。ビジュアルはエッチとは無縁そうな、児童漫画的な萌えロリという印象で、エロとのギャップが魅力である。

勃起を「ちんちんが腫れてる」と表現するような無知な少女もいるが、本冊ではエロに積極的な少女のほうが目立つ。

オススメの一話

ほぼ横一線で選びづらいが、オススメの一話には「ちっぱいカラダではだかんびょう」をピックアップしておく。

目を覚ました教師の上には、上半身裸のJSが乗っていた。ほけん委員であるしおりが、風邪で意識が朦朧としていた教師を看病してくれていたのだ。その光景に勃起してしまう教師だったが、しおりはすぐそれに気づき、「ちんちんがはれてる」と慌てる。「何かできることある?」と問うしおりに、頭がぼーっとした教師は……。

起きたら裸のJSが上に乗っているという衝撃的なスタート。この状況下では冷静な判断など到底できまい。そのまま無邪気に素股、手コキをしてくれた彼女は、自らも興奮し、教師にまたを広げながら「せんせい調べてーっ」とお願いする。こんな子どもが居たら我慢が効かないかもしれない。欲望に負けそうになる1篇だった。

オススメのヒロイン

引用:https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
BJ193764.html

オススメのヒロインには「ひとめぼれ」夏菜をピックアップ。

竿役は家庭教師として夏菜の下に訪れる。家庭教師を嫌がる夏菜だったが、先生の姿を見て一変。彼女は筋肉好きであり、マッチョな先生にひとめぼれしたのである。筋肉好きな夏菜は、ことあるごとに先生に触りたがる。思わず勃起してしまう竿役。夏菜はそれに気づき、「わたしのことカノジョにしたいって思ったんだ?」と攻勢を強め……。

典型的ないちゃラブ系ヒロインかと思いきや、とんだエロ娘である。リアル筋肉フェチ女子もこんな感じなのだろうか。体に触れ、勃起に気づくと積極的になり、半ば強引にフェラチオする。自ら股を開いてセックスへと持ち込むビッチっぷりに興奮せざるを得ない。可愛らしさと実用性を兼ねそろえたヒロインだった。

まとめ~小さな彼女のメスイッチ~

司伝評価

絵柄4.5
物語3.5
キャラクター4.5
抜き4.5
ぷにロリ5.0
  • エロとは無縁そうなロリっ娘に興奮する
  • ロリ×いちゃラブこそ至高
  • ちっぱい貧乳の正統派ロリっ娘が好き

『小さな彼女のメスイッチ』は以上のような方々にオススメしたい。個人的には、今までよりも実用性が感じられた。ロリコンで平和的な作品を好む方にはぜひ読んでいただきたい。

卑怯なほどに可愛い絵柄で、だからこそギャップで興奮してしまう。ギャップ萌えは色んなケースで利用していきたいものである。

本作については以上である。それでは、またの機会に。

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