子供だってエッチなの(国崎蛍)変態にはご褒美な悪戯

司伝の過去作レビュー

『子供だってエッチなの』は2016年に発売された、国崎蛍（くにさきけい）氏作の商業アダルトコミックだ。

国崎蛍氏はCOMIC 夢幻転生などに漫画を掲載しているエロ漫画家の先生である。ロリ系の作家であり、特にビッチなロリっ娘を好む。本冊は処女作となっており、「いいなりハウスキーパー」シリーズを中心としたロリビッチな作品が収録されている。

本項では『子供だってエッチなの』の魅力と、それについての私の評価をまとめていきたい。

引用：https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
BJ182063.html

【収録作品】

お風呂でも? いいなりハウスキーパー
いいなりハウスキーパー
海でも! いいなりハウスキーパー
お客様にも! いいなりハウスキーパー
しーくれっと in the dark
変態テンプテーション
もあもあボーイフレンド

『子供だってエッチなの』の魅力
【まとめ】子供だってエッチなの

『子供だってエッチなの』の魅力

『子供だってエッチなの』は短いカラー作品も含め、全7篇で構成されているオムニバス短編集だ。内「いいなりハウスキーパー」は連作シリーズとなっている。

ヒロインはオールJS。ちっぱい貧乳であり、どの子も正統派のロリっ娘である。ルックスについても、どの子も美少女と言って差し支えないが、作画の安定度としては少し微妙なとこはあり、「ロリコンなら誰もが好む」とは言いづらい。

そんなヒロイン達の魅力は、やはりタイトル通り、”エッチ”であるところ。すなわちビッチであるところ。大人の男を手玉に取り、悪戯心満載でエッチなことをしてくる。それが本当に悪戯なら悪ガキでしかないのだが、性的な悪戯（本番セックス付き）となればそれはただの天使である。そんな“子どもの悪戯セックス”が堪能できるのが本冊のセールスポイントである。

ロリっ娘が大人の男と悪戯の延長でセックスをするのはほとんどの作品で共通している。なのである種のフェチ作品集であるという認識で間違いない。そんなわけでどの作品も横一線で、お気に入りは上げづらいため、ここでは連作の実質的な一作目にあたる「いいなりハウスキーパー」をピックアップ。

姉の仕事の関係で、ニートである優治は姉の二人の娘の面倒を見させられることとなった。長女の美咲はツンツンしたしっかり者。妹の咲良は元気で笑顔の絶えないかわいい子。そんな二人との共同生活がしていたある日、優治は洗濯物にあった大人っぽいパンツに驚く。どちらの物かと気になりつつも、パンツに惹かれた彼はそれを被ってしまう。あまりのフィット感により、つけっぱなしにして家事をしていると、帰宅した二人にその姿を見られてしまった。持ち主であった美咲は怒るが、咲桜はそれを見て大笑いする。変態認定されてしまった優治は、変態な身分と扱いをされることになる。それは、家事の最中に性的な悪戯をされたり、トイレの時におまんこを綺麗にする役目をさせられたりと、決して優治にとって嫌なものではなかった。そんな生活が続く中、彼女たちの母親、優治の姉に電話をすることになる。二人は電話の最中でも優治のペニスにイタズラを始め……。

電話の最中、咲桜のほうが自分から対面座位の体位で挿入。記載されていないが、非処女だったのか、最初から気持ちよさそうに抽送を始める。美咲のほうも自分から入れ、そのまま母親と会話までしちゃう。いわゆる下品なタイプのビッチではなく、（悪戯も含めて）快楽重視のビッチちゃん達である。以後の話でも二人の悪戯は健在。「お客様にも! いいなりハウスキーパー」では友達も呼んでのハーレム乱交までできちゃう。子どもたちの性的玩具になれる作品だった。