劣情ミクスチュア(伊藤エイト)どっちが本物の妻?

レビュー

司伝の過去作レビュー


劣情ミクスチュア

『劣情ミクスチュア』は2016年に発売された、伊藤エイト(いとうえいと)氏作の商業アダルトコミックである。

伊藤エイト氏はcomicアンスリウムなどに漫画を掲載しているエロ漫画家の先生だ。描かれるムチムチ巨乳ボディが非常にエロティックであり、作風と相まってとても実用的な作品を創り上げる。本冊もムチムチ巨乳娘勢ぞろいとなっている。

本項では『劣情ミクスチュア』の魅力と、それについての私の評価をまとめていきたい。

【収録作品】

  • おなほなじみ
  • 後輩ミストメモリーズ
  • 鍵は彼女の手の中に
  • ベア♥ハント
  • 快楽は災厄で最悪!?
  • 引越しの挨拶は慎重に…
  • イトコトイトコ
  • わかちあい
  • 空とギャルの間には
  • ふたりはショップリフター

『劣情ミクスチュア』の魅力

引用:https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
BJ077402.html

『劣情ミクスチュア』は全10篇で構成されているオムニバス短編集だ。

ヒロインはJK以上で、上は人妻・社会人(30代)まで。おっぱいはみんな爆乳クラスの巨乳で、その大きさに納得できるほどに体がムチムチなのも特徴的。ぷっくりとした乳首、陥没乳首などこだわりも感じるため、おっぱいフェチの人も満足できるのではないだろうか。また、特徴的な絵柄であり、描き分けもしっかりされているため、ヒロインはみんな美女とは限らない。だが、それが魅力にも思える。

内容は背徳的で、いちゃラブもあるにはあるが、凌辱がメイン。複数プレイも多く、複数人の男に輪姦される作品もある。不倫寝取られもあり、心が痛くなるような展開もある。可愛そうなものほど抜ける人にオススメである。

引用:https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
BJ077402.html

個性的な作品群で、良作揃いである。「おなほなじみ」ヒロインが幼なじみの性処理道具になっているお話。これも一つの愛のカタチ、と思える切ない1篇。「後輩ミストメモリーズ」は好きだった後輩と再会して一夜を共にするお話。大人の恋愛いちゃラブという感じで、こちらもお気に入り。「ベア♥ハント」は熊のように大きくておっかない先輩女性に日ごろの恨みを晴らすお話。ブスだけど体がエロい上司が良い。「イトコトイトコ」は憧れのお姉さんである従姉がたちの悪い従弟に手籠めにされており……というお話。程よい寝取られ感がエロい1篇。そんな中で今回ピックアップするのは「わかちあい」双子×寝取られ作品である。

洋二の愛する妻、千春には双子の妹がいる。千秋は酔っぱらっては姉夫婦の家に訪れ、幸せな家庭への嫉妬からか、洋二を誘惑し、千春と口喧嘩し、朝には帰っていく。次の日の朝、洋二のもとに動画が届く。そこには千秋が誰かとセックスをしている姿が映し出されていた。また次の日、彼氏と一緒にいる千秋と遭遇する。ガラの悪い彼氏は、洋二の目の前で千秋とキスをし、胸を揉んだ。呆れながら帰宅した洋二だったが、帰って早々千春が体を寄せてくる。「今日は寂しい」と甘えてくる千春。部屋に入って早速始める二人だったが、千春は洋二のスマホを取り出し、例の動画を洋二に見せてくる。千春は動画の千秋を見せながら、「どっちがどっちだと思う?」と問う。すると、ちょうどビデオ通話の着信があった。そこには本物の千春が映っており……。

双子入れ替わりはエロ漫画に限らずよくある設定だが、これは応用編のように思う。妹が姉に嫉妬した結果、良いことも辛いことも二人で分け合おうとした。千秋は大好きな洋二と寝て、ガラの悪い彼氏に千春を抱かせる。洋二が気づいた頃には、千春はすっかり快楽に犯されており、千秋の彼氏にイかされまくっていた。洋二は千春と千秋、二人のものとなり、最後もどっちがどっちだかわからないまま終幕。引き込まれる寝取られ作品だった。

引用:https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
BJ077402.html

辛いけど興奮必至の作品ばかり。背徳感に溺れよう。

【まとめ】劣情ミクスチュア

司伝評価

絵柄4.5
物語4.5
キャラクター4.5
抜き4.5
ムチムチ5.0
  • ムチムチ巨乳ヒロインに興奮する
  • 不倫や寝取られ、背徳的なセックスに興奮する
  • 凌辱や輪姦、かわいそうな展開に興奮する

『劣情ミクスチュア』は以上のような方々にオススメしたい。好みはわかれるものの、実用性は非常に高い。特にお気に入りに選んだ作品は良作なので、丸ごとオススメしておこう。

本当はかわいそうなのもムチムチな女性もそれほど好きじゃないのだが。でも、興奮しちゃうんだなあ。

本作については以上である。それでは、またの機会に。


劣情ミクスチュア

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