司伝の過去作レビュー

『初恋メルト』は2017年に発売された、加賀あくる(かがあくる)氏作の商業アダルトコミックだ。
加賀あくる氏はCOMICエウロパなどに漫画を掲載しているエロ漫画家の先生である。目が大きく童顔の、標準的な萌え作画が特徴。内容については純愛いちゃラブ中心となっている。
本項では『初恋メルト』の魅力と、それについての私の評価をまとめていきたい。
【収録作品】
- 桜色恋
- 君の部屋で…
- めいどなじかん
- 暑がりな彼女
- ちっちゃくて不器用な先輩。
- 純愛許嫁日和
- 放課後のひみつ
- 清く正しく!
- 夢見るキセツ。
- 寒がりな彼女
- その後の桜色恋
- その後のちっちゃくて不器用な先輩
『初恋メルト』の魅力

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『初恋メルト』は短い描き下ろしも含め、全12篇で構成されているオムニバス短編集だ。2篇の描き下ろしについては、収録作品のアフターストーリーとなっている。
ヒロインはほとんどがJKで、明確にわからないものもそのくらいの年齢かと思われる。おっぱいはほとんどが巨乳だが、中には小さめの子も居る。萌え系特有の、巨乳ヒロインの中にロリっ娘を紛れ込ませる、というエロゲによくあるヒロイン構成のように思う。ビジュアルについても、ひと昔前のエロゲやラノベのようなルックスである。

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内容は、かなりスタンダードないちゃラブものである。可愛いのに他の男が寄り付かなくて処女なヒロインとのいちゃラブの構図は、これまたエロゲっぽいイメージである。
お気に入りは特になし。あげるなら「暑がりな彼女」「ちっちゃくて不器用な先輩。」「放課後のひみつ」「清く正しく!」など、ロリ系のヒロインの作品をあげたいが、ロリとしても物足りない。

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あくまでも平和ないちゃラブ萌え作品が好きな人向けであり、ライトな作品集なのである。
【まとめ】初恋メルト
司伝評価
絵柄 | |
物語 | |
キャラクター | |
抜き | |
萌え |
- 萌え絵が好き
- 萌え系JKで抜きたい
- いちゃラブこそ至高である
『初恋メルト』は以上のような方々にオススメしたい。萌え系にしては絵の安定度が微妙に気になるところ。もちろんヒロインのビジュアルは可愛らしいのだが、エロ漫画としての満足度は決して高くない。甘々ないちゃラブ作品だけに、ビギナー向けとしては悪くないだろう。
本作については以上である。それでは、またの機会に。

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