初恋シースルー/にこびぃレビュー-大人のカラダ、大人の恋愛

私、司伝は先日”あれ”なマッサージ店に行った。一番高いコースだとそうなるお店なのだが、嬢が全くそれをオススメしてこず、私が高いコースの説明を求めても「こっちがオススメよ」と片言で言い、そちらを選ばせてくれなかった。

初対面の嬢からNGくらったのか、と凹みつつも、とりあえずと思ってオススメのコースへ。うつ伏せでマッサージを受けた後、仰向けになると私のそれを手でしごいてくれた。私が散々苦手だと言ってきた手コキである。嬢は上半身裸になってくれたため、結果的に授乳手コキで果てることとなった。下に触れるのはOKだったが、パンツの中に手を入れようとしたらNOだった。その後チラッと訊いてみると、どうやら生理だったからこのコースを勧めたらしく、パンツの中もダメだったらしい。言葉通りに受け取って良いものなのかはわからないが、「次来たらしようね」と言われた。何にしても運が悪かった。

なんでこんな話をしているかと言うと、単にその嬢のおっぱいが素晴らしいものだったからである。貧乳好きの私だが、やはり大きなおっぱいも良い。というわけで、今回は巨乳作品集である。

司伝

今回は巨乳おっぱいのヒロインがエロい作品集をご紹介します。

本項目では、『初恋シースルー』の作者にこびぃ氏について、また、『初恋シースルー』のシナリオやプレイ内容、ヒロインの雑感、オススメのヒロインと一話について、最後には司伝の評価も記載しておく。最後まで見ていただければ幸いだ。

初恋シースルー/にこびぃとは
1. 漫画家・にこびぃ
2. 作品・初恋シースルー
【詳細】初恋シースルー
まとめ～初恋シースルー～

初恋シースルー/にこびぃとは

初恋シースルー

タイトル	初恋シースルー
著者	にこびぃ
初版発行	2021年
掲載誌・レーベル	ワニマガジンコミックススペシャル
出版社	ワニマガジン社
ページ数	183頁
形式	オムニバス

漫画家・にこびぃ

本日8/20より処女単行本【初恋シースルー】の電子版が発売開始しました！
販売サイト一覧はこちら↓↓https://t.co/gB3qZ7HL52
書籍版はこちら！↓↓https://t.co/kzmC3pAhH2
よろしくおねがいします！ pic.twitter.com/h3GWfzUGiM
— にこびぃ (@nicoby69) August 20, 2021

にこびぃ氏はCOMIC快楽天ビーストに漫画を掲載するエロ漫画家の先生だ。

絵柄は等身高めのセクシー系。ボンキュッボンなダイナマイトボディのヒロインを描く。本冊が処女作であるためその印象のみとなるが、内容も“大人の恋愛“というものが多く、作画から内容まで大人の色気満載でお届けしてくれる。今後にも大いに期待できる先生なのだ。

作品・初恋シースルー

ぷるるん乳ガール揉み放題!!
制服少女の新鮮な乳に、人妻の熟れ乳。ナースやOLの暴れ乱れる乳も。
きっと見つかる、自分好みの淫らなムッチリボディ!!
おっぱい絵師の超新星。
『COMIC快楽天BEAST』作家・にこびぃの乳圧マックス処女単行本!!
初恋シースルー [ワニマガジン社] | DLsite 成年コミック – R18

『初恋シースルー』は短い描き下ろしも含め、全9篇で構成されているオムニバス短編集だ。内「紅富士の恋」は「淡雪の恋」の描き下ろしのアフターストーリーとなっている。

ヒロインはみんな巨乳。社会人率が非常に高く、大人の女性の魅力たっぷり。しっとりとした恋愛とセックスが胸と股間を刺激してくれる。大人のエロスが詰まった一冊となっている。

【詳細】初恋シースルー

引用：https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
BJ326018.html

それでは、『初恋シースルー』をより詳しくご紹介しよう。

【収録作品】

淡雪の恋
ナースに願いを
だましばかされ夏祭
完熟しぼり
家出猫メランコリック
恋して女将
Actor’s Love
楓ちゃんの告白
紅富士の恋（描き下ろし）

シナリオ

シナリオは全て現代劇。そのほとんどが恋愛作品となっている。

いかにも“大人の恋愛“という感じで、導入からセックスまでが比較的自然なものが多く、作品の没入感が強い。読後感も良く、心まで気持ち良くなれる作品が揃っている。

プレイ内容

プレイは全ていちゃラブ系。9割がた恋愛関係からの発展なので、セックスに多幸感があふれている。

体位は正常位や後背位が多め。セックスまでの流れが自然な分、フェラチオは少ない。

プレイ自体は特殊なものはなく普通。でも丁寧な導入があって没入感が強い分、実用性も申し分ない。直球（普通のセックス）で空振りを取れる（抜ける）だけのものを持っている。

ヒロイン

ヒロインはJK～社会人で、大人率が非常に高く、竿役よりも年上であることが多い。おっぱいはみんな巨乳・爆乳クラスで、おっぱい星人も大満足なヒロイン揃いである。

作画レベルも高く、ヒロインのビジュアルも高め安定。クセのない絵柄だし、ヒロインのルックスに不満を持つ読者は居ないだろう。

オススメの一話

オススメの一話は「淡雪の恋」。いかにも”大人の恋愛“というお話である。

友人の愛美と共に北海道旅行に訪れた葵だったが、予約したお店が見つからずに困っていた。愛美が男性二人組に道を尋ねると、飲みに誘われ、愛美がそれをあっさりと了承してしまう。早くホテルに戻りたい葵だったが、愛美が男と盛り上がってしまい、もう一軒行くという。二人組の片方、誠人にホテルまで送ってもらうことになった葵は、スマホの充電切れのため、ホテルの名前がわからないと言う。誠人が家で充電することを提案すると、葵は警戒しながらもそれについていき……。

葵はショートカットの大人びた女性。真面目でしっかり者という感じがするが、うっかりも多いという可愛げもある。導入の段階でそんな葵に恋しちゃうことだろう。警戒する葵に、一切そういう雰囲気を出さない誠人。雪を見て良い雰囲気になると、惹かれあうように自然と……。葵の可愛らしさと共に、その雰囲気が魅力の1篇だった。

オススメのヒロイン

オススメのヒロインは先述した葵。もう一人選ぶなら「Actor’s Love」の高坂先生だろうか。ちょっと本冊の雰囲気からは外れた作品にはなっているが、ヒロインは気に入っているのだ。

堕落した演劇部に顧問の先生がついた。高坂先生は美人で良い先生だが、部活では熱血漢。高杉と友人二人はそれについていけず、転部することにするが、高杉だけは高坂に力づくで止められてしまった。彼女を作ると決めていた夏休み、高杉は高坂指導の下、ハードな特訓に励むことになった。そうして貴重な夏休みはあっという間に溶けていき、夏休み最終日前日を迎える。明日は休みにしてほしいと懇願する高杉に、高坂は「まだ役が降りてきていない」と一蹴。そもそも女性経験のない自分には恋愛劇のモテ男の役は無理だと愚痴る高杉に、高坂は彼女役をしてあげると言う。瞬時に役に入り込み、高杉に甘い言葉をかけてくる高坂。すると、高坂は「女性経験を私としない？」と誘い……。

美人なのに鬼のような高坂先生。かなりユニークなヒロインだ。惹かれたのがセックスへの誘い方。演技として提案しつつ、「本当に役作りのためだけでここまですると思う？」と甘えた表情を見せられた時には、そのキツイ性格もまとめて好きになっちゃいそうになる。結局オチは演技だったが、演技でも何でもいいと思ってしまう。とてもエロいヒロインだった。