司伝の過去作レビュー

『初恋エンゲージ』は2018年に発売された、タイラメ氏作の商業アダルトコミックだ。
タイラメ氏はcomicアンスリウムに漫画を掲載するエロ漫画家の先生である。作風としてはハーレムラブコメやいちゃラブなどライトユーザー向けで、絵柄は個性的ながらもとっつきやすい印象。トーン多用で若干画面に見づらさが感じられる場面があるものの、その分鮮やかにも見える。
本項では『初恋エンゲージ』の魅力と、それについての私の評価をまとめていきたい。
【収録作品】
- わがマママリッジ 1~3
- RECord!
- ついん×るーる
- アセらないでなおちゃん!
- 圭介くん家のストーカー
- おるすばん☆ぱにっく
- であいの魔王城
『初恋エンゲージ』の魅力

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『初恋エンゲージ』は全9篇で構成されているオムニバス短編集だ。内「わがマママリッジ」は全3話の連作となっている。
ヒロインは大体JKくらいだが、絵柄もあってか多少は幼くも見える。胸は貧乳から巨乳まで広いが、スレンダーなボディラインとのバランスはしっかりととられており、不自然なスタイルにはなっていない。ヒロインのビジュアルについては申し分ない出来である。
シナリオは連作も含め、都合の良いエロラブコメという展開となっている。無駄にモテる竿役と、可愛いのにスケベなヒロイン。その都合の良さで複数プレイもあり、男1人と女性2,3人の話も複数篇存在している。

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お気に入りは「圭介くん家のストーカー」。美少女に付きまとわれるお話である。
主人公の圭介は、近頃身の回りの物がよく無くなることに悩んでいた。部屋に誰かが入っているという確信を持つようになったころ、自室でその相手と遭遇する。親戚の子だという朝倉のどかは、部屋でオナニーをしていた。その後も家族に隠れて圭介にエッチな仕掛けをしてくるのどかに、欲求不満を抱える圭介。限界が来て問い詰める圭介だったが、それものどかの計画通りで……。
ちょっとロリっぽい美少女ながら、完全な変態ストーカーののどか。一途な恋心から発展したものだそうだが、なかなか良い感じに狂っている。それでいてしっかり可愛さも感じられるため、愛おしいヒロインだった。

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モテモテ感が楽しめるラブコメ作品の数々。皆様も自分が美少年になった気で堪能していただきたい。
【まとめ】初恋エンゲージ
司伝評価
絵柄 | |
物語 | |
キャラクター | |
抜き | |
ラブコメ |
- モテモテラブコメが好き
- スレンダーでキュートなヒロインが好み
- ハーレム3P、複数プレイが好き
『初恋エンゲージ』は以上のような方々にオススメしたい。ビジュアル的にとても可愛らしく感じるヒロインだが、塗り(トーン)の感じが苦手なためプラマイゼロ。シンプルながらも万人受けするラブコメとして、安定して楽しめる作品集である。
ヒロインは本当に可愛いので、次作にも興味があるのだが、いったいどこで活動しているのだろうか。情報が欲しい限りである。
本作については以上である。それでは、またの機会に。

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