司伝の過去作レビュー

『僕とイトコのお姉さんと』は2018年に発売された、木静謙二(きしずかけんじ)氏作の商業アダルトコミックである。
木静謙二氏はこの道20年以上のベテランの先生で、最近ではコミックホットミルク濃いめなどに漫画を掲載している。渋く味のある絵柄で、非常に丁寧な作画であり、特に性器は生々しくダイナミックに描かれている。作風は「大人のエロス」と言った印象で、色気の溢れる美女とのエロティックなセックスが何ともエロい。
本項では『僕とイトコのお姉さんと』の魅力と、それについての私の評価をまとめていきたい。
【収録作品】
- 僕とイトコのお姉さんと 1~5話(+1.5話)
『僕とイトコのお姉さんと』の魅力

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『僕とイトコのお姉さんと』は5話+カラーページで構成されているデジタルハーフ単行本である。過去に雑誌で掲載されたシリーズを電子限定でまとめて販売されたものだ。
ヒロインは2人で、メインヒロインがタイトル通りの「従姉のお姉さん」、恵美。竿役の武にとっての憧れのお姉さんである。もう一人、高瀬沙耶子は武を“つまみ食い”する痴女。二人とも巨乳で、いかにもお姉さんという色気を出している。
簡単にあらすじを書いておこう。と言っても、基本的にはただヤリまくるだけではある。
武は進学のために一人暮らしをしようとしていたが、憧れのお姉さんである恵美に一緒に暮らすことを提案されると、二人で暮らすことになった。しかし、武はすぐに知ることとなる。それは、恵美がHな女性であることだ。ある朝、武が目を覚ますと、恵美がフェラチオをしていた。恵美は武と一緒に暮らす中で誘惑を試みていたが、上手くいかず、逆に恵美の方がムラムラして我慢できずに咥えてしまったのだ。そのまま恵美は武の童貞を奪うと、それから密月の日々が始まり……。

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“憧れのお姉さん”に寝込みを襲われるという夢のような展開から始まり、その後痴女に食われる展開がありつつも、以後はひたすら甘々ないちゃラブが続く。年上のエッチなお姉さんにリードされつつ、竿役側も懸命に応えてエッチする。そんなおねショタ好きにも刺さりそうな、微M向きの長編となっている。
ヒロインのエロさもさることながら、特に推しておきたいのが性器の描写。おまんこの描き方の生々しさというか、いかにもちょっと熟れた感じ(実際、ヒロインは熟れた年齢というわけではないが、竿役目線では熟れているらしい)がよく表現されている。比較的写実的な画風だからこそ、より映える部分だった。

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エロさは申し分なし。決して古さは感じさせない、絶妙な作品だった。
【まとめ】僕とイトコのお姉さんと
司伝評価
絵柄 | |
物語 | |
キャラクター | |
抜き | |
熟女 |
- 熟れた感じの女体が好き
- おねショタ、年上のお姉さんにリードされる展開が好き
- やっぱり巨乳がナンバーワン
『僕とイトコのお姉さんと』は以上のような方々にオススメしたい。正確には全然熟女ではないのだが、体の熟れかたの表現は熟女描きの方にはぜひ参考にしていただきたいところ。もし私が熟女好きならもっと好きになったことだろう。
ちなみに、ロリコンと思われている私、司伝だが、風俗においては人妻系に行っている。それは、人妻店の嬢のほうが色々と寛容であるからである。まあその辺りはご想像にお任せしておこう。
本作については以上である。それでは、またの機会に。

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