AKBブームもあり、一時期はアイドル戦国時代という感じで、色々なアイドルが世をにぎわせていた。きっとグループ自体は存続しているのだろうが、現在はそういった雰囲気は感じられない。少なくとも、一般層には受けが悪くなっているように思う。私、司伝もそれほどアイドルを知らない。
以前、JSアイドルグループなるものの存在を知った。その握手会らしき画像を見たが、何とも恐ろしい光景だった。学芸会に集う保護者とは明らかに違う。言葉では言い表せないほど、見ていられないアイドルとファンの姿があった。
いちロリコンとして、やはり絶対リアルのJSに変な気持ちを持ってはならないと痛感した。ロリは二次元に限る。現実のJS達は、あくまで遠くにおいておく必要があるのである。

今回はJSアイドル作品などを収録した作品集をご紹介します。
本項目では、『ホワイトアンダーグラウンド』の作者花見沢Q太郎氏について、また、『ホワイトアンダーグラウンド』のシナリオやプレイ内容、ヒロインの雑感、オススメのヒロインと一話について、最後には司伝の評価も記載しておく。最後まで見ていただければ幸いだ。
ホワイトアンダーグラウンド/花見沢Q太郎とは
タイトル | ホワイトアンダーグラウンド |
著者 | 花見沢Q太郎 |
初版発行 | 2021年 |
掲載誌・レーベル | マガジンサイベリア |
出版社 | ぶんか社 |
ページ数 | 197頁 |
形式 | 中編+短編 |
漫画家・花見沢Q太郎(はなみざわきゅーたろう)
【宣伝】
— 花見沢Q太郎 (@879ta) October 23, 2021
この表紙が目印!
花見沢Q太郎の最新単行本「ホワイトアンダーグラウンド」が11月5日に発売になります!
念願の成年コミックです!あのサイズ!おっきいぞ!
うれうれしいしいしいしいー
是非読んでね! pic.twitter.com/0D0YzzSUOO
花見沢Q太郎氏はマガジンサイベリアなどに作品を掲載する漫画家の先生だ。成年誌のみならず、一般誌でも同じ名前で活動する稀有な存在である。
90年代初期から活動するベテランの先生であり、小学館「月刊サンデージェネックス」で連載された「REC」ではアニメ化も経験している。
優しく暖かみのある絵柄で、エロティックでありながらも上品さを失わない稀有な作家。柔らかさと硬さと脆さを併せ持つ思春期の少女の体の線を描くことが出来る。軽妙なギャグを挿入しながら、雰囲気で読ませる作家と言える。
花見沢Q太郎 – Wikipedia
一般向けエロティックも成人向けエロもできるのは非常に珍しい。その柔らかなタッチで描かれる少女はとても魅力的なのだ。
作品・ホワイトアンダーグラウンド
「豚」と呼ばれるちょっと太った青年と、その周囲になぜか集まる美少女たちとのエッチな交流を描いた「White」シリーズ。
運営する塾の生徒を騙くらかして、アイドルデビューを餌にエッチな要求を続ける先生と、それを信じて健気に答え続ける生徒の変態アイドル漫画の「UNDER GROUND」シリーズ。
花見沢Q太郎が描く、ヘンタイチックな美少女の短編集が遂に単行本化。
ホワイトアンダーグラウンド [ぶんか社] | DLsite 成年コミック – R18
『ホワイトアンダーグラウンド』は短い作品も含め、全12篇で構成されている作品集だ。内「UNDER GROUND」と「White」はそれぞれ5篇ずつの中編となっている。
表紙の印象通り、ロリ作品集となっている。中編二つはどちらも一人の竿役が色んなロリっ娘を抱いていく展開。どの作品もいちゃラブ系とは言えるが、恋愛とは言えない。妙な関係性のままセックスをする、何とも不思議な空気感の伴った作品が光っている。
【詳細】ホワイトアンダーグラウンド

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それでは、『ホワイトアンダーグラウンド』をより詳しくご紹介しよう。
【収録作品】
- UNDER GROUND 1~4、番外編
- White 1~5
- 「成績トップの子とラブホテ来た」
- 3段バニラ
シナリオ

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シナリオは全て現代劇。全体的にどことなくシュールな空気感が漂っており、ロリ作品らしい背徳感や生々しさは皆無である。
ヒロイン達もセックスに対して軽いことが多く、何となく妖精とでもしているような気持ちになる。この空気感は長所でも短所でもある気がする。
プレイ内容

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プレイは全て和姦でいちゃラブ系。好意があろうがなかろうが、ロリっ娘達はいやがることなく抱かれている。
体位は正常位が多く、他は座位や後背位など。フェラチオはそこそこ多いが、ところどころペニスの消しが妙であり、そこが気になるところ。
竿役が良い感じの変態であり、妙なフェチズムを刺激される。ただ肝心のセックスシーンはあっさりしていることもあり、非常に人を選ぶプレイ内容である。
ヒロイン

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ヒロインはみんなJSくらいのロリっ娘。おっぱいはみんな貧乳で、その優しいタッチもあって、非常に柔らかそうに見える。
十年以上の同人誌を集めた一冊ということもあり、多少時代を感じる作画の箇所がある。それでも、ルックスレベルはみんな一見して美少女だし、作風はともかくとして、ヒロインの見た目については人を選ばないと思われる。
オススメの一話

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オススメの一話には中編の「UNDER GROUND」をあげておこう。ストーリーらしいものはほぼ無いので、あらすじはさらっと。
竿役は”豚”と呼ばれる塾講師。彼は塾のカワイイ子トップ4人を騙し、適当にアイドルレッスンをすることで月8千円の儲けを出していた。一方で少女たちは本気でデビューできると思っている。竿役はデビューをちらつかせることで少女たちに次々に手を出していくが、アイドルグループは徐々に力をつけていき……。
竿役は金もうけのためのつもりが、少女に手を出せるから出している様子。少女4人のうち2人はサバサバしており、それほど抵抗なくセックスができる。こんな子たちが居るのなら、私だってアイドルグループ運営したい。唾交換、耳舐め、放尿、コンドーム内の精子飲ませなど、フェチズムをくすぐられるプレイ内容も魅力的。普段突かれない部分を突かれるような作品だった。
オススメのヒロイン
オススメのヒロインは「UNDER GROUND」から小早川をピックアップ。ショートカットの美少女で、ちょっと人見知りしそうな子どもらしい子ども。3話のヒロインだが、2話までのヒロインと比べて純情そうなのが愛らしい。二人がセックスして色っぽくなったと言われ、「やだあ、おくれちゃう」と呟き、竿役とのセックスを受け入れるながらが何ともエロい。コンドーム内の精子を飲まされる姿もたまらない。個人的に本冊で最も使えるヒロインだった。
まとめ~ホワイトアンダーグラウンド~

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司伝評価
絵柄 | |
物語 | |
キャラクター | |
抜き | |
ロリ |
- ロリっ娘の柔らかそうな肌が恋しい
- ロリっ娘とちょっと変態っぽいプレイがしたい
『ホワイトアンダーグラウンド』は以上のような方々にオススメしたい。個人的な相性は微妙だったが、この作品でしか摂取できない栄養素があるような感じはした。
ロリ漫画を読んでいると、少女の少女たる表現というのは色々あるものだなと感心させられる。肌の質感とかあばら骨とか乳頭の薄さとか、そういった表現への工夫には敬意を表したい。
本作については以上である。それでは、またの機会に。
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