ビッチ多め、ときどき処女。/ミカリン レビュー-セックスはウィンウィンが良い

ひ行

私、司伝のセックス経験は風俗に依存している。風俗はお金を渡してエッチな体験を得ることができる。それすなわちウィンウィンの関係である。

セックスを嫌がる女性というのは、セックスをウィンウィンなものだと思っておらず、男ばかりが気持ちいいのが気に入らないというケースが多いだろう。セックスレス夫婦なんかは、いかにもそんな感じである。

つまり、気持ちの良いセックスこそがお互いを幸せにするポイント。何かと男性に不満のある女性が目立つ昨今。それを解決するには、自身の性的快楽というものを今一度見直していただき、パートナーなど男性にそれを伝える努力をしてくれないものか。ウィンウィンのほうがみんな幸せなのに、そのための努力をしないのは寂しい話である。

司伝
司伝

今回は妹に貢ぐ話などのオムニバス短編集をご紹介します。

ビッチ多め、ときどき処女。/ミカリンについて。

ビッチ多め、ときどき処女。/ミカリンとは

タイトルビッチ多め、ときどき処女。
著者ミカリン
初版発行2019年
掲載誌・レーベルワニマガジンコミックススペシャル
出版社ワニマガジン社
ページ数167頁
形式オムニバス

漫画家・ミカリン

ミカリン氏はCOMIC X-EROSで漫画を掲載しているエロ漫画家である。

画力は及第点で、可愛いというよりキレイなヒロインを描く。肉欲的な肉体がエロティックだが、性器の描き方にも力が入っているような気がする。

作風としては、本冊しか見ていないながらも、女性優位のものを好んでいるようだ。

作品・ビッチ多め、ときどき処女(おとめ)。

驚異のビッチ率70%!!そしてエッチ率300%!!
積極的なオンナになすがままにされる快感と、紆余曲折を経て純朴な女子と結ばれるカタルシスの両方を味わえる、ミカリン・初作品集。ビッチの心もひと皮ムケば、乙女だったりすることも?

ビッチ多め、ときどき処女。 [ワニマガジン社] | DLsite 成年コミック – R18

『ビッチ多め、ときどき処女。』は全7篇で構成されているオムニバス短編集だ。内2篇は前後編となっている。

題名通り、ビッチか処女のヒロインしかいない(一人はどちらかわからない)単行本となっている。みんな巨乳で、処女も含めてセックスには積極的。快楽を求めあうようなエロスが堪能できる作品集となっている。

【詳細】ビッチ多め、ときどき処女。

引用:https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
BJ221460.html

それでは、『ビッチ多め、ときどき処女。』をより詳しくご紹介しよう。

【収録作品】

  • まにまにまに!
  • まにまにまに!せかんど
  • フリースタイル
  • ビッチのたしなみ
  • On or Off?
  • バーテン女子は逆レイプがお好き
  • 友×恋

シナリオ

シナリオいい意味で普通である。特別高ぶるような設定はないが、どれもしっかりエロい。

引用:https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
BJ221460.html

特徴的なのは前後編になっている「まにまにまに!」「まにまにまに!せかんど」だろうか。義兄を嫌っているヒロイン、結花は金のために体を売っているビッチだった。ある日、義兄が自分のパンツを盗んでると気付き、部屋に押し掛ける。そこで知ったのは兄が大金を持っていることだった。そして、結花は義兄に体を売り始める

結花は兄に異常な金額で吹っ掛けるのだが、兄はノーダメージでセックスを堪能する。もっと色々できそうな設定だったが、次話であっさり快楽堕ちしてるのは残念だった。

プレイ内容

引用:https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
BJ221460.html

プレイ内容は偏りなく定番を攻めている。パイズリ、フェラチオ、69などの前戯。セックスも正常位や対面座位、騎乗位などを無難にこなしている。

本冊で推しておきたいのは、性器の描き方である。特におまんこのビジュアルがやたら生々しい。ペニスも良い意味でえぐい感じが出ており、洋物ポルノでも見ているかのような迫力がある。

ヒロイン

引用:https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
BJ221460.html

ヒロインについては、タイトル通りでビッチ処女かの二択である。みんな巨乳であり、セックスにも積極的。

また、表現によるものでもあるが、まつげがしっかり描かれており、「ガッツリ化粧をした美人」みたいなビジュアルのヒロインが多い

オススメの一話

引用:https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
BJ221460.html

オススメの一話「ビッチのたしなみ」。こちらもベタでエロ漫画によくある設定だが、隣のお姉さんがビッチの話である。

苦学生の男は隣に住むエリカのセックスの声に悩んでいた。男は以前、エリカとセックスをした経験がある。声の苦情に行ったところ、またヤリたくなったのかと疑われたあげく、彼女の愚痴を聞く羽目に。そのままエリカに襲われると、男は大して逆らうこともなく、生でセックスをすることになってしまう。

以前にもセックスをした、という設定が良い味を出している。男だって期待していたのだろう。エリカに襲われたいと思ってしまう一話だった。

オススメのヒロイン

引用:https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
BJ221460.html

オススメのヒロインも先述したエリカである。あとは「バーテン女子は逆レイプがお好き」褐色メガネ巨乳ビッチちえくらいか。その理由は属性だけで言い終えてしまう。逆レイプされたいものである。

まとめ~ビッチ多め、ときどき処女。~

司伝評価

絵柄3.5
物語3.5
キャラクター4.0
抜き4.0
巨乳ビッチ5.0
  • 巨乳ビッチが好き
  • リアルな性器の描写にこだわりがある
  • 美女から逆レイプされたい

『ビッチ多め、ときどき処女。』は以上のような方々にオススメしたい。エロ漫画界の定番を使うことが多いが、その肉体描写、特に性器の描き方には卓越したもの感じた。

個人的には、処女よりもビッチが良かった。使い込まれた性器のほうがその生々しさが助長されるからだろうか。今後も期待したいところだ。

本作については以上である。それでは、またの機会に。

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