ハレムスパイラル/宇場義行レビュー-女子たちの性要員

は行

ハーレムは男の夢だが、現実的には体力が持たない、という話は以前もしたように思う。私、司伝は正直全く自信がない。

思い起こせば、私は数々の風俗の経験の後に学んだことがある。最初の一発は、どれだけ外れであっても出せる。流石にモンスタークラスだとそれも自信はないのだが、多少酷くても、気持ちよくなれてしまうのである。

問題は二発目以降だが、私は過去に2ケースほど風俗で連発したことがある。片方は好みではないが生でやらせてくれたり、とにかくエロい女性だったから。もう片方は、相手が今まで出会ったことないくらい美少女だったからである。忘れもしない、アイドルレベルの娘であった。ロリ体型なのもツボに入り、風呂の時点でマックスだった。

その娘とは最後まではできなかったのだが、それでも2回発射することができた。何が言いたいかというと、結局のところ、相手が魅力的ならば自分の体力以上にがんばれるではないかということである。だから、エロ漫画のような状況下でのハーレムなら、案外何度でも出せたりするのかもしれない。

司伝
司伝

今回はハーレム中編が含まれた作品集をご紹介します。

本項目では、『ハレムスパイラル』の作者宇場義行氏について、また、『ハレムスパイラル』シナリオやプレイ内容、ヒロインの雑感、オススメの一話について、最後には司伝の評価も記載しておく。最後まで見ていただければ幸いだ。

ハレムスパイラル/宇場義行

タイトルハレムスパイラル
著者宇場義行
初版発行2019年
掲載誌・レーベルメガストアコミックス
出版社コアマガジン
ページ数228頁
形式中編+短編

漫画家・宇場義行(うばよしゆき)

宇場義行氏はコミックホットミルクなどに漫画を掲載しているエロ漫画家の先生である。

画力は高く安定感もあり、ヒロインのビジュアルのエロさもエロ描写も申し分ない。作風としてはいちゃラブからフェチっぽいものまであるのだが、最近はハーレム作品が多く、『ハレムスパイラル』もそういう作品である。

作品・ハレムスパイラル

【止められるか? 性の渦】 最初は、ただの林間学校のはずだった――くじ引きで選ばれた、女6人と男1人。あるルールが原因で徐々に関係が崩壊していく……7人は欲望の渦に巻き込まれていく。 3P・4P・野外・アナル、快楽で箍がはずれたJKたちの性欲はとどまる所を知らない 文系エロ漫画家 宇場義行が初の長編作に挑む

ハレムスパイラル [コアマガジン] | DLsite 成年コミック – R18

『ハレムスパイラル』は全9篇で構成されているオムニバス短編集だ。内、表題作である「ハレムスパイラル」が全6篇の中編となっている。

中編は少しダーティーな雰囲気を持つハーレム作品で、単なる”モテモテ”とはひと味違った作品に仕上がっている。短編についても素直な作品ではなく、ちょっと含みのあるオチや導入により、上手くまとめられている。

【詳細】ハレムスパイラル

引用:https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
BJ208935.html

それでは、『ハレムスパイラル』をより詳しくご紹介しよう。

【収録作品】

  • ハレムスパイラル 第1話~第5話、最終話
  • 星を見る・木々の音
  • 新嘗さんの優雅なお仕事
  • ぶろーくんぼーだー

シナリオ

引用:https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
BJ208935.html

シナリオは全て現代劇で、かなりエロティックに仕上げられている。特に中編である「ハレムスパイラル」は狂った伝統の下、愛もなくセックスをしまくっている

全体的には、なんとなくシナリオが頭に入ってこない印象を受ける。

プレイ内容

メインである中編「ハレムスパイラル」ハーレムものなだけあって、複数プレイが非常に多い。それぞれ一対一ですることもあれば、3P4P以上のシーンも多数あり、最後には短いが乱交まで行われる。

体位は対面座位や騎乗位、後背位が多いか。フェラチオアナルビーズなどの玩具もそれなりに豊富である。

ちなみに、乱交シーンではヒロイン達が主人公以外と交わるが、それらはアナルのみらしい。描写的に短いので良くも悪くも気にならないところだろう。

ヒロイン

引用:https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
BJ208935.html

ヒロインはみんなJKである。巨乳が基本で、清楚系もいれば日焼け褐色ギャルもいる。その辺りはハーレムものらしく、色んなタイプを堪能できる。個人的には、体格ももっと個性的にしてくれたほうが嬉しかったのも本音ではあるが、ヒロイン達はかねがね魅力的である。

ビジュアルとしても、色気と可愛さが同居しているような感じ。肉付きの描き方も絶品で、ヒロインのエロさには太鼓判を押せる。

オススメの一話

引用:https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
BJ208935.html

オススメには表題作である中編、「ハレムスパイラル」をあげておこう。

林間学校の班分けにて、小林は”当たり”を引く。それは学校の伝統であり、女子に混じらされて雑用をやらされるというものらしい。噂では、大昔の先輩が廃人になったらしく、小林は少し不安でもあった。放課後、同じ班になった宮元に呼び出される。宮元から「これから一ヵ月間、キミに自由なんてない」と言われ、股間を触られる。そこに現れた来栖からは、女子みんなでクジに当たった男子で楽しむとを聞かされ……。

クジに当たったことで、クラスメイト二人から襲われるという導入が素晴らしい。気が強そうな宮元で初体験し、チャラそうな来栖と二回戦。こういう二人だからこそのエロさがあった。

その次の話ではギャル、その次は優等生、その次は複数プレイ……とまあその辺りまでは非常に楽しめるのだが、肝心の林間学校に入るくらいでは「呪い」だとかの要素が入ってきて、なんとなく冷めてしまったのも本音である。

まとめ~ハレムスパイラル~

司伝評価

絵柄4.5
物語3.5
キャラクター4.5
抜き4.0
ハーレム5.0
  • 3P、複数プレイが好き
  • ハーレムが好き
  • 巨乳JKに囲まれたい

『ハレムスパイラル』は以上のような方々にオススメしたい。ベタな展開でも良かったのではないかと思いつつ、ハーレムラブコメにはない雰囲気を作るのも悪くはないだろう。話は何となくついていけなかったが、ヒロイン達はみんな魅力的だった。

こんなJK達の前でなら、自分の限界を超えられる気がする。だからこういう環境を私のために作ってください。

本作については以上である。それでは、またの機会に。

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