ハミでるキモチ(ぴかお)隣のお姉さんが忘れられない

司伝の過去作レビュー

ハミでるキモチ

『ハミでるキモチ』は2015年に発売された、ぴかお氏作の商業アダルトコミックだ。

ぴかお氏はCOMIC快楽天などに漫画を掲載しているエロ漫画家の先生である。清楚な可愛らしさと色気を併せ持つヒロインを描き、実用性のあるいちゃラブ作品を手掛ける。本冊においては処女作となっている。

本項では『ハミでるキモチ』の魅力と、それについての私の評価をまとめていきたい。

【収録作品】

好きすぎて
教えて!!ねーちゃん!
ハロウィンの夜に
YESorYES!?
無毛!?な恋愛
ちっちゃいセンパイ
ひみつの新婚生活
恋するペペロンチーノ
いたずらフィッティング
かいかんスマッシュ!
まるみえスタディ!
あの頃の二人
お菓子な犯しな!?同好会

『ハミでるキモチ』の魅力
【まとめ】ハミでるキモチ

『ハミでるキモチ』の魅力

引用：https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
BJ076697.html

『ハミでるキモチ』は全13篇で構成されているオムニバス短編集だ。内「あの頃の二人」は「教えて!!ねーちゃん!」の続編であり、この2作も含め、一部の作品は次作にあたる「お友達から」に続編が掲載されている。

ヒロインはJK以上、JD、社会人までいる。おっぱいは基本的に巨乳で、貧乳、普乳も居るには居る。ルックスはみんな整っており、可愛いタイプと美女タイプどちらも居る。なんとなく丸みを帯びた特徴的な絵柄だが、それほどクセもなく人を選ぶほどでもない。

内容はいちゃラブ中心だが、3Pあり、おねショタありでしっかり抜き重視となっている。竿役とヒロインの関係性としては、恋人同士もあれば、セックスから恋愛が始まるものもあり。ヒロインの年齢層的にも、”大人の恋愛”が楽しめる作品集となっている。

いちゃラブの良作揃いでお気に入り選びも難しい。「好きすぎて」は巨乳好き竿役が貧乳彼女に友達の巨乳ちゃんを寝取らせられるお話。彼女公認ハニートラップにより3Pが楽しめる。「ハロウィンの夜に」は好きな子の目の前で酔った女友達にキスされ、その気になった二人が結ばれるお話。この酔った女友達が次作に登場したりするので、そちらも要チェック。「YESorYES!?」は女先輩に色々要求すると、全部聞いてくれちゃうというお話。ツンツンしてるのに何だかんだで甘えさせてくれるヒロインに萌える。「ちっちゃいセンパイ」はタイトル通り、小さな先輩とのいちゃラブもの。私は小さな年上に非常に弱い。色々ある中で、今回は「教えて!!ねーちゃん!」をピックアップ。

智香は友人の猥談により、出会いを意識していた。周りに男なんて居ないと思っていた智香だったが、お隣の少年、拓也も男の子だと意識する。巨乳の智香に対し、「胸触らせて」と無邪気に言ってくる拓也に対し、その日は「あと一問だけ解けたら触らせてあげてもいい」と提案する。すると、拓也は瞬時に問題を解き、智香のおっぱいを揉む。「あと一問解けたら好きにしていい」と言って、今度はもっと難しい問題を出すが、拓也はそれも一瞬で解いてしまう。智香は約束を守るために上半身裸になると、拓也はすぐに乳首に吸い付いた。拓也が、おっぱい触りたいなんて思った女子は智香だけ、と言ったことにキュンとする智香。拓也がセックスを求めると、智香に断る気はなく……。

ショタのほうからちょっと強引にセックスしてくるタイプのおねショタ。後半は立場が逆転し、智香がお姉さんとしてリードしていく。おっとり巨乳の智香が開き直る瞬間こそピークで、絶品のおねショタセックスが堪能できた。ちなみに、「あの頃の二人」ではちょっと未来の二人のセックスが見られ、次巻の「お友達から」にも続きがあり、さらに何と拓也が「ハロウィンの夜に」の女友達のほうとエッチしちゃうというクロスオーバーまである。そちらのほうもぜひチェックしていただきたい。