ハニープレイ(うみうし)変態趣味が合いまして

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司伝の過去作レビュー

『ハニープレイ』は2017年に発売された、うみうし氏作の商業アダルトコミックだ。

うみうし氏はコミックエウロパなどに漫画を掲載しているエロ漫画家の先生である。画力は十分で、とても色っぽい等身高めのヒロインを描く。いろいろな作品を描くが、この『ハニープレイ』では、性癖に向き合う変態っぽい作品が多い。

本項では『ハニープレイ』の魅力と、それについての私の評価をまとめていきたい。

【収録作品】

  • 緊縛カンケイ♡
  • ハプニング×ハイキング
  • 彼女M
  • 革命男子 前後編
  • 明るい家族計画なんてない!
  • 裸のママで…
  • 続・裸のママで… フォトグラファー政美
  • 続々・裸のママで… 約束の場所
  • 続・緊縛カンケイ

『ハニープレイ』の魅力

引用:https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
BJ108599.html

『ハニープレイ』は全9篇で構成されているオムニバス短編集だ。内3篇、2篇の連作短編がある。

ヒロインはJK~社会人くらいであり、みんなボンキュッボンの最高のプロポーションの持ち主だ。等身も高いので、外国人女性のような体をしている。

緊縛・露出・調教の3大アブノーマルを完全網羅した弊社初コミックス!

ハニープレイ [文苑堂] | DLsite 成年コミック – R18

引用にもあるように、性癖が関わってくる話が多い。一見、しっかりした大人の女性であっても、その秘めたる欲望は強い。そんな変態ヒロイン達が躍動する単行本なのだ。

セックスについては和姦ばかりで、その変態性についてもコミカルに扱われていることが多い。そのため、緊縛・露出・調教もシリアスなものではなく、全体的にもソフトな印象を受ける。

引用:https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
BJ108599.html

「裸のママで…」がそれを象徴していると言えそうだ。ヒロインが露出であり、全裸にトレンチコートを着て徘徊しているのだが、竿役であるお見合い相手も全く同じことをしており、二人で外で結ばれる。続編も含めて良い感じのバカ作品となっている。

お気に入りは「明るい家族計画なんてない!」だ。義理の母と姉が出来た竿役が、二人の秘密の趣味を見つける話である。

竿役、タクマは同い年の義姉、カスミと、美人で巨乳な義母、メグミに悶々としていた。しかし、カスミが冷たく、どうしても仲良くなれない。そこで、タクマはカスミの不在中に部屋に侵入することにした。そこで見つけたのは、タクマと父とのBL本であった。カスミとメグミは、タクマと父を題材にしたヤオイ同人を描いていたのだ。カスミとメグミは、秘密を知ったタクマを拘束し……。

こちらもコメディー展開からのエロである。ヤオイ本を作るくらいだから、当然二人はタクマに下心を持っている。タクマに秘密を守らせるためという理由で、タクマを拘束してエロいことをするのだが、実際はもう秘密も関係なしに、単にタクマで性欲を発散しているように見える。この母娘どんぶりがなかなか魅力的だった。

引用:https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
BJ108599.html

全体的にも、エロ楽しい作品が多かった。性癖については好みだが、楽しめる単行本なのは間違いないだろう。

【まとめ】ハニープレイ

司伝評価

絵柄3.5
物語4.0
キャラクター4.0
抜き3.5
変態ヒロイン5.0
  • 緊縛・露出・調教が好きだがソフトなものを望んでいる
  • 等身高めのヒロインが好き
  • コメディーっぽいエロ漫画が好み

『ハニープレイ』は以上のような方々にオススメしたい。性的に変態な女性は大好きだが、実際に居そうという感じはなく、生々しさにはつながらなかった。ただ、コメディーとしては楽しく、漫画として楽しめる作品だった。

女性の露出狂はどこに行ったら会えるのだろうか。ちょっと体験してみたいので、情報を募集している。

本作については以上である。それでは、またの機会に。

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