セカイ・カワイイ・アラカルト(鮫葉いくや)金髪のヌードモデル

司伝の過去作レビュー

セカイ・カワイイ・アラカルト

『セカイ・カワイイ・アラカルト』は2019年に発売された、鮫葉いくや（さめはいくや）氏作の商業アダルトコミックだ。

鮫葉いくや氏はアクション ピザッツなどに漫画を掲載しているエロ漫画家の先生である。漫画らしいデフォルメの効いた愛嬌のある巨乳美女を描き、実用的ないちゃラブ作品を手掛ける。近年では「外国人」作品に力を入れており、本冊も外国人美女とのセックスが中心となっている。

本項では『セカイ・カワイイ・アラカルト』の魅力と、それについての私の評価をまとめていきたい。

【収録作品】

• 冬休みヴィーナス
• サンタの国の恋天使
• 魅惑のエスパス
• ゴールデン・ヒップス
• ゴールデン・ヒップス～スプリング・スペシャル～
• 熱情セレナータ
• ラブリー・トレーダー
• ユカタ・ミラネーゼ
• 季節外れのオクトーバーフェスト
• ストーリー&ラブ・メイキング

『セカイ・カワイイ・アラカルト』の魅力

『セカイ・カワイイ・アラカルト』は全10篇で構成されているオムニバス短編集だ。内「ゴールデン・ヒップス」はシリーズ作品で、ヒロインのみが共通している。

ヒロインはJD以上の大人の女性。おっぱいはみんな巨乳で、外国人らしいボリューミーな体として表現されている。ルックスはみんな美女という感じはあるが、絵柄や表情の豊かさもあってか、美形というよりは愛嬌があって親しみやすい女性という雰囲気が感じられる。

内容はいちゃラブ系。外国人らしい大胆さにより、ビッチ系っぽさも感じられる。みんないい大人ということもあってか、セックスまでが結構軽い。重苦しい内容のものもなく、ひたすら“大人の関係”が楽しめる作品が揃っている。

外国人らしいセクシーさと不思議な愛嬌を持ったヒロインズが魅力的な作品集。基本的にはシンプルな、軽いいちゃラブ系が揃っている。変化球なのは「ゴールデンヒップス」シリーズで、ピザの宅配に来た金髪美女がヤらせてくれるという内容。売りかビッチか、もはや爽やかにすら感じられる軽快な作品である。「スペシャル」に至っては、唯一の3P作品となっている。その他いちゃラブ系はほぼ横並びだが、ここでは「冬休みヴィーナス」をピックアップ。

美大生の達郎は、遅れている課題を進めようと、冬休みにアトリエを訪れた。すると、中にはモスクワからの留学生であるリーナがおり、角オナをしていた。達郎はそれを見なかったことにして、彼女とあいさつを交わす。課題をしようとする達郎に、普段からモデルのバイトをしているリーナは、モデルになる言ってくれる。ヌードの彼女にドキドキする達郎に、リーナは挑発的に脚を開いたり、お尻を持ち上げておまんこを見せたりしてくる。休憩になると、リーナは達郎の絵を見るために後ろから近づく。すると、彼女は「ワタシのオナニーみてたデショ?」と問い……。

挑発的なリーナと純情系の達郎。この関係性はおねショタに近い。わざと見せるリーナはもともと見られるのが好きであり、達郎だけに見られているいう状況に興奮していた。そのまま「シズメてアゲルよ」と言ってフェラチオ、からの合体。導入から興奮させられる、使える1篇だった。

（想像の）外国人らしいオープンさ全開のいちゃラブ作品が揃っており、コンセプトの光る一冊に仕上がっていた。

【まとめ】セカイ・カワイイ・アラカルト

司伝評価

• ボンキュッボンの外国人美女に憧れる
• 金髪美女といちゃラブしたい
• 大らかなビッチが好き

『セカイ・カワイイ・アラカルト』は以上のような方々にオススメしたい。理想的な外国人美女が描かれており、その大らかさに憧れる。シンプルないちゃラブ作品ながら、なかなか実用的だった。

股の緩い外国人美女と知り合いになりたい。大学によくある国際なんちゃらとはやはりこういう場所なのだろうか。英語を勉強しとけばよかったと心から思う。

本作については以上である。それでは、またの機会に。

セカイ・カワイイ・アラカルト