サカリザカリ(いくさりゅうじ)女子は男子より強し

さ行

司伝の過去作レビュー

『サカリザカリ』は2011年に発売された、いくさりゅうじ氏作の商業アダルトコミックだ。

いくさりゅうじ氏はCOMIC LOで漫画を掲載していたエロ漫画家の先生である。LOだけに当然ロリ系の作風で、シリアスな空気感の混じる作品が多い。絵柄もフェチ系の先生らしく個性的で、大きな目が特徴的である。

本項では『サカリザカリ』の魅力と、それについての私の評価をまとめていきたい。

【収録作品】

  • サルビア
  • 少女グルー
  • 君のとなり
  • TWIST OF LOVE
  • 叙情倶楽部
  • 蜻蛉雫
  • Imitation Lily
  • 自由研究もラクじゃない!
  • バスの法則が乱れる!
  • ベルベットスノー

『サカリザカリ』の魅力

引用:https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
BJ090089.html

『サカリザカリ』は全10篇で構成されているオムニバス短編集だ。

ヒロインはJSかJCおっぱい貧乳から巨乳までいるが、基本的にはちっぱいロリ娘たちである。それぞれ、JSは無邪気で幼く、JCはませてて女らしい感じに描かれている。絵柄の影響が多いビジュアルについても、目が大きく個性的だが、一見して可愛いと思える画風である。

内容については短編によって様々だが、全体的にシリアスな雰囲気がする。それは、重い設定だったり、輪姦だったりするのもそうだが、ヒロインと竿役との関係の闇が深いケースが多いからだろう。「君のとなり」なんかは特にそうで、兄にレイプされて病んだ妹と兄の関係が描かれている。

お気に入りは「Imitation Lily」。同級生に輪姦(?)されるショタが描かれている。

引用:https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
BJ090089.html

クラスの男女が険悪なことに、男子の隅にいる尾形ハルは悩んでいた。ハルは休日になると、幼なじみで女子の中心的人物でもあるリナに呼び出される。最初はそこで男子への愚痴を聞かされるだけだったが、いつしかそこは女子だけの空間として、ハルに女装させるようになっていた。しかし、その日はハルが意識している委員長、ユカリが来ていた。ハルはリナに苦情を言うが、女装すると勃起してしまうことをバラされると、そのまま強引にキスをされ……。

女装ショタは大好物である。幼なじみでヤンチャなリナと、真面目で大人しいユカリが、共にハルに性欲を向けるという展開がたまらない。大勢の女子に見られながら、リナに強引に入れされられると、目隠しをされて誰かもわからない相手を何度もセックス。そしてユカリとも……。日ごろの男子へのうっ憤を全てハルにぶつけつつ、自分の欲望も満たしていく女子たち。何ともエロい1篇だった。

引用:https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
BJ090089.html

他にも双子3Pや産卵プレイなど、様々な短編は読みごたえたっぷり。なかなか楽しめる一冊だった。

【まとめ】サカリザカリ

司伝評価

絵柄3.5
物語4.0
キャラクター4.0
抜き4.0
ロリ5.0
  • 色んなロリ作品を読みたい
  • ちょっとシリアスなほうが生々しくて好き
  • 同級生の女子に輪姦されたい

『サカリザカリ』は以上のような方々にオススメしたい。個人的には結構好きで、なかなかツボを押さえられている印象だ。ロリが好き、という条件さえ合えば、しっかりオススメできる作品集である。

女子に性的に(ソフトな感じで)いじめられる男子、は結構ツボなのだが、意外とそんな設定の作品は少ない。ぜひ増やしてもらいたい。私のために。

本作については以上である。それでは、またの機会に。

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