キラキラおとなレッスン(前島龍)子どもの戯びと化したセックス

き行

司伝の過去作レビュー

『キラキラおとなレッスン』は2017年に発売された、前島龍(まえしまりょう)氏作の商業アダルトコミックだ。

前島龍氏はCOMIC LOでおなじみのエロ漫画家の先生である。多様なロリ設定でコンスタントに作品を残しており、近年では少しハードな作品を手掛けている。『キラキラおとなレッスン』においては、ロリビッチが目立つ作品集となっており、優しい(?)ロリが楽しめる。

本項では『キラキラおとなレッスン』の魅力と、それについての私の評価をまとめていきたい。

【収録作品】

  • ワクワク校外学習 -介助のげんば-
  • ひみつの××合宿
  • げんでらふれー
  • せんせいのせんせい
  • ラブリンク
  • パコっくす
  • 初恋の人
  • 大人の遊び
  • 無差別級ハンディキャップレイプ
  • エンコー王国の最期

『キラキラおとなレッスン』の魅力

引用:https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
BJ136579.html

『キラキラおとなレッスン』は全10篇で構成されているオムニバス短編集だ。内「パコっくす」は以前の単行本、「ドキドキろりっくす」や「パコパコぷりんせす」に登場したロリビッチヒロインの共演作となっている。

ヒロインはJSかJCロリ巨乳キャラも存在するが、ほとんどはちっぱいの正統派ロリっ娘たちである。見た目は健気な少女という印象だが、その中身はエロエロ。エッチに積極的なロリビッチヒロインが揃っており、その好奇心をガンガンぶつけてくる。

シナリオは全て現代劇だが、ロリビッチがいっぱい存在するその世界観は、ある意味ファンタジーである。その設定は幅広く、いちゃラブもあるにはあるが、エッチ合宿という名の乱交、配信セックスやインピオ3P、果てはレイプまである。ロリコンの方ならば、どこかには引っかかりそうな振れ幅である。

引用:https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
BJ136579.html

私的なお気に入りをあげるなら、インピオ3Pである「げんでらふれー」だ。ジェンダーフリーのローマ字読みのタイトルである。

活発な少女、晴はヤンチャ少年のテル、のんびりポッチャリ少年のヨッシーと仲が良かった。まだ性別を気にすることもなく遊んでいた晴だったが、他の二人は、いつしか晴の体の成長に興奮を覚えるようになっていた。無防備な晴は、我慢ができなくなったテルにレイプされてしまう。それでも晴は三人で遊ぼうとし、そのたびにテルとセックスをする。そうするうちに、晴の中でもセックスを遊びだと思うようになり、今度はヨッシーも交えて3Pをすることに……。

ジェンダーフリーな少年時代。男の方が性意識が強いとこんなことが起きるかもしれない、と思わされた。仲の良い同級生に無防備な女の子が居たなら、エッチな要求をしてしまっていたかもしれない。それが遊びとして成立した時の興奮度は計り知れない。妄想膨らむ1篇だった。

引用:https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
BJ136579.html

多種多様なロリ作品の数々。好みの違いこそあれ、それぞれで楽しめる作品集だった。

【まとめ】キラキラおとなレッスン

司伝評価

絵柄4.0
物語4.0
キャラクター4.5
抜き4.0
ロリ設定5.0
  • 様々な設定のロリ作品を読みたい
  • ロリビッチを愛している
  • 見かけによらずエロい女の子が大好きだ

『キラキラおとなレッスン』は以上のような方々にオススメしたい。これだけ色々あれば、どれかは当たりと思う短編があることだろう。エッチなロリビッチ達を堪能していただきたい。

前島龍氏はこのくらいの路線で行ってほしいのが本音である。……かわいそうなのは抜けない。

本作については以上である。それでは、またの機会に。

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