司伝の過去作レビュー

『キモチイイアナ』は2015年に発売された、鳳まひろ(おおとりまひろ)氏作の商業アダルトコミックだ。
鳳まひろ氏は10年以上エロ漫画を描いている先生であり、本冊は9冊目の単行本となる。
肉感的な女性を描き、特にそのおっぱいは特徴的。大きさもさることながら、いかにも母乳が詰まっているようなボリューミーな膨らみと、ぷっくり膨れた乳首が何ともエロティックである。作風としては、そんなエロい女性が積極的に男を求める話が多い。
【収録作品】
- 帰省の楽しみ
- ふたあな
- おさななじみ丼
- 我慢は体に悪いから
- 姉ちゃんの保険体育
- お便所風紀委員長
- 精液蛇口
- 彼女の方法
- おっきくなっちゃった
『キモチイイアナ』の魅力

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『キモチイイアナ』は全9篇で構成されているオムニバス短編集だ。「帰省の楽しみ」と「ふたあな」は連作ではあるが、後者はかなり短いため、おまけ程度である。
全篇和姦セックスであり、女性優位の展開が多い。2人の女性が男を取り合うような話や、年上女性に食べられる話など、M向きの短編が充実している。
内容としては、子孫繁栄のために女性から寄ってきたり、お姉さんが保健体育を教えてくれたり、いかにもエロ漫画という都合の良い設定が目立つが、手っ取り早さやエロシーンの多さなどから、そこは長所と言えるだろう。

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また、女男女の3Pもあれば、女×男たくさんの乱交もあり、多人数プレイも多い。
お気に入りはそんな3Pもの、「帰省の楽しみ」である。
主人公の祐史は長期休暇に田舎へ帰省すると、大半は実家ではなく幼なじみである文月と葉月という姉妹の居る家で過ごす。それは、田舎の風習により貞操よりも子孫繁栄が大事にされており、美人姉妹とセックスをするためである。祐史は帰省当日から二人から体を求められ……。
設定が設定だけに、非常に手っ取り早い展開である。貞操観念のおかしな世界観が好きなため、まっすぐ主人公を求めてくる姉妹には惹かれた。

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全体的にも、積極的なヒロインが多くて良かった。絵柄には多少の古さを感じるものの、設定だけでも楽しめる一冊だった。
【まとめ】キモチイイアナ
司伝評価
絵柄 | |
物語 | |
キャラクター | |
抜き | |
複数プレイ |
- エロ漫画らしい設定が好き
- 巨乳こそ正義
- 女の人に襲われたい
『キモチイイアナ』は以上のような方々にオススメしたい。たゆんたゆんの巨乳とぷっくりした乳首は非常にエロティック。そんな女性に襲われるのだから、まさに夢のようである。
一つ注意点としては、消しの白線が太すぎる気はする。その辺り、もう少し配慮してもらいたいものだ。
本作については以上である。それでは、またの機会に。

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