世の中にはギャップ萌えというものがあり、私、司伝もかなりそれに弱い。順当が悪いわけではないが、意外性があると興味をそそるものなのだ。
そんなギャップ萌えだが、ギャップを生み出すためには、まずその元となる印象が存在しているはずである。冷たい人間だと思っているから、優しくされるとドキッとするわけだ。
それでは、ビッチに対してはどのようにすればギャップ萌えするだろうか。これは、人によってかなり違うと思われる。なぜなら、ビッチに対する印象が人によってぶれるからだ。大人しそうな黒髪女性と色黒ギャル、果たしてどっちがビッチだと意外だろうか。これは、私は後者と答える。男好みする黒髪を維持する女性のほうが男好きな気がして、逆にギャルはやたらと一途な印象があるからである。
このように、人によってギャップが違うケースというのは確かに存在する。あなたならどんなビッチにギャップ萌えするだろうか。

今回はビッチな作品集をご紹介します。
本項目では、『カラメルハメアート』の作者たまごろー氏について、また、『カラメルハメアート』のシナリオやプレイ内容、ヒロインの雑感、オススメのヒロインと一話について、最後には司伝の評価も記載しておく。最後まで見ていただければ幸いだ。
カラメルハメアート/たまごろーレビュー

タイトル | カラメルハメアート |
著者 | たまごろー |
初版発行 | 2019年 |
掲載誌・レーベル | 富士美コミックス |
出版社 | 辰巳出版 |
ページ数 | 204頁 |
形式 | 中編+短編 |
漫画家・たまごろー
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— とらのあな 秋葉原店A (@tora_akiba_a) January 1, 2019
たまごろー氏はCOMIC sasecoやCOMICペンギンクラブ山賊版などに漫画を掲載しているエロ漫画家の先生である。
いかにも股の緩いビッチギャルを好んで描き、数々のビッチ作品を残している。可愛らしい絵柄ながらも体は肉感たっぷりの柔らかそうなタッチで描く。巨乳人妻も貧乳ロリもビッチに仕上げる、ビッチに特化した先生なのだ。
作品・カラメルハメアート
清純派&ムッツリ&ツンデレ美少女・ビッチJK
カラメルハメアート【通常版】 [辰巳出版] | DLsite 成年コミック – R18
寝取られ妻・姉ショタの生ハメ情事満載
俊才・たまごろー新境地の集大成!
『カラメルハメアート』は短い描き下ろし、宣伝漫画(2P)を含め、全12篇で構成されているオムニバス短編集だ。内「年上の彼氏デキちゃいました」は全3話の中編、「TAKE OUT 番外編」は「ハメトモコレクション」「童貞男子更生委員会」に収録されている作品の番外編である。
本作においてもたまごろー氏らしさ満載。いちゃラブが目立つが、どれもヒロインに安定したビッチ感が存在している。もちろん円光など、設定からビッチ度の高い作品も収録されており、充実した内容となっている。
【詳細】カラメルハメアート
それでは、『カラメルハメアート』をより詳しくご紹介しよう。
【収録作品】
- カラメルハメアート
- 私が欲しかったもの
- セフレママ
- 年上の彼氏デキちゃいました 第1話~第3話
- 夏のアルバイト
- TAKE UP with
- SUPER MILK
- 君にならデキる君にしかデキないこと
- 「童貞男子更生委員会」宣伝マンガ
- TAKE OUT 番外編
シナリオ

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シナリオは、ヒロイン達の貞操観念こそおかしいが、全て現代劇である。比較的いちゃラブが目立つ短編集にはなっているものの、やはりヒロインはビッチ。仮に処女であっても、最終的にはしっかりとエッチ大好きなビッチに仕上がる。
ただ、円光やギャルが目当てだと、今作はちょっと物足りない。円光は1篇のみだし、ギャルに至っては描き下ろしのみ。寂しい限りである。
プレイ内容
プレイは全て和姦で、ほとんどがいちゃラブ系。ヒロイン側がエッチにハマっちゃう展開が多い。
体位は正常位が多く、いかにも“種付け”という感じがエロい。他は後背位や座位、側位など。フェラチオもそこそこで、その描写にはビッチらしさが出ている。
複数プレイについては、今回は少なめ。その少ないシーンの中で、描写自体も控えめである。
ヒロイン

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ヒロインはほとんどがJKで、人妻が一人だけ。おっぱいもほとんど巨乳で、爆乳レベルに大きいのもいる。ビジュアルもいつも通りの可愛らしい。ただ、今回は顔と体のバランスが一部微妙に映る作画があり、そこがどうしても気になるところ。
性格はいつも通りのエッチ大好きなビッチ達だが、今回はいちゃラブ多いため、それすらも少し控えめに感じられる。
オススメの一話
オススメの一話には「セフレママ」をあげておこう。その名のとおり、セフレのママであり、セフレなママなお話である。
竿役の小野田とそのクラスメートのゆき奈はセックスをする関係だが、交際しているわけではない。セックスフレンドであり、週に何回か二人で遊ぶついでにセックスをしている。その日もいつも通りゆき奈の部屋でセックスをしていたのだが、そこにゆき奈の母が現れた。焦る小野田だったが、ゆき奈の母は「ゆき奈が終わったら次はママがHする約束」と言いだした。すると、ゆき奈は買い物に出かけてしまい……。
「私買い物に行ってくるからその間にシちゃってよ」。この軽さこそがたまごろー作品。娘の彼氏に手を出す母親シチュは何度か見たことあるが、娘のセフレに手を出す母親はなかなか無いだろう。使える1篇だった。
オススメのヒロイン

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オススメのヒロインは「年上の彼氏デキちゃいました」のみちる。本冊唯一のロリキャラである。
ニナはみちるに彼氏ができたと報告する。その彼氏があまりにもおじさんであるため円光を疑うみちるに、ニナはおじさんとの出会いを語る。おじさんとの交際から、おじさんの友人たちともセックスをしたというニナ。みちるは呆れながらも、ニナが送り付けてくる画像でオナニーをするようになっていた。ある日、みちるはニナの誘いにのり……。
正直、中編としてはかなり微妙で、特に2話目なんて無理やり繋げた感があるため、あらすじではその部分をガッツリ割愛。ニナの奔放さに呆れながらも、本当はエッチなことがしたいみちる。無邪気なビッチが多い中、葛藤がありながらもやっちゃうみちるが愛おしく感じた。
まとめ~カラメルハメアート~
司伝評価
絵柄 | |
物語 | |
キャラクター | |
抜き | |
ビッチ |
- 無邪気に快感を求めるビッチが好き
- いちゃラブも体だけの関係も好き
- 体のバランスに違和感を感じるほどの爆乳おっぱいが好き
『カラメルハメアート』は以上のような方々にオススメしたい。たまごろーファンの私だが、本冊は色々な部分で物足りない。ギャルもロリも、なんならビッチも足りない。「セフレママ」以外にそれほどお気に入りの短編がない。
個人的には、もっとロリっ娘を描いてもらいたい。ロリビッチをガンガン描いていただきたいのだが、そもそも最近はエロからも遠ざかっているのだから、贅沢は言えない。とにかくエロを描いてほしい。
本作については以上である。それでは、またの機会に。

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