司伝の過去作レビュー

『エローライフ』は2015年に発売された、かいづか氏作の商業アダルトコミックである。
かいづか氏はcomicアンスリウムなどに漫画を掲載するエロ漫画家の先生だ。可愛らしくとっつきやすい絵柄で、愛嬌のある巨乳美少女を描く。内容としてはキャラクター性が強いエロ重視のコメディー作品が中心で、本作は長編作品となっている。
本項では『エローライフ』の魅力と、それについての私の評価をまとめていきたい。
【収録作品】
- エローライフ 第一話~第九話
『エローライフ』の魅力

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『エローライフ』は全9話の長編作品だ。まずは簡単にあらすじを記載しておこう。
貴志は田舎の祖父が亡くなったことをきっかけに、相続問題により田舎の家に住むことになった。古い茅葺の家。祖父の世話をしていたお婆さんが世話をしてくれると聞いていたのだが、そこに居たのは若い女性である月乃だった。貴志のことを「旦那さま」と呼ぶ彼女はお婆さんの孫であり、代わりに来たという。その夜、月乃のことでよからぬことを妄想する貴志だったが、そこに月乃が現れる。「伽に参りました」という彼女に動揺する貴志だったが、月乃の魅力にのぼせ……。

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そのタイトル通り、田舎のスローライフがエロエロに染まったようなハーレムラブコメとなっている。
ヒロインは三人。メインは同居して世話をしてくれる月乃。他には神社の娘のあざみ。忍者(?)の三葉。最初からモテモテ状態で、三人は自ら抱かれに来る。それぞれ幼少期に結婚の約束をしているという、超ご都合展開の賜物である。
終盤に幼少期のお話が出る程度で大したストーリー展開はなく、ひたすら三人の美女とヤりまくる内容となっている。純情で尽くすタイプの巨乳美女、月乃。いつもニコニコとして妖艶な爆乳美女、あざみ。子どもっぽい雰囲気のスレンダー美乳少女、三葉。それぞれが貴志を奪い合うようにエッチをする。

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時には3P、複数プレイをするベタなエロラブコメである。そんな様式美とキャラクターの可愛らしさ、エロさが本冊の魅力。非常にライトな作品で、かつ実用性も十分なため、ゆるいハーレムラブコメが好きな人には安心してオススメできる一冊だ。
【まとめ】エローライフ
司伝評価
絵柄 | |
物語 | |
キャラクター | |
抜き | |
ハーレム |
- ハーレムラブコメ長編が読みたい
- モテモテハーレムを堪能したい
- 田舎の雰囲気が好き
『エローライフ』は以上のような方々にオススメしたい。キャラクターの内面描写に物足りなさはあるものの、ビジュアル的な魅力は十分。可愛くてエロいヒロイン達とのハーレムを堪能しよう。
伽、とか現在では存在しないのだろう。奥ゆかしい美女が夜自ら抱かれに来るような、そんな未来を夢見たい。
本作については以上である。それでは、またの機会に。

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