司伝の過去作レビュー

『アイドル恥辱パーク』は2013年に発売された、西崎えいむ(にしざきえいむ)氏作の商業アダルトコミックである。
西崎えいむ氏はコミックPLUMなどに漫画を掲載し、近年ではアダルトゲームのコミカライズを担当するなど、漫画家、並びにイラストレーターとして活動している。エロゲがらみの仕事が多いからか、昔ながらの萌え系っぽい絵柄で描くことが多い。作風はつかみづらいが、エロコメっぽいものを好む印象である。
本項では『アイドル恥辱パーク』の魅力と、それについての私の評価をまとめていきたい。
【収録作品】
- アイドル恥辱パーク
- 好きになっちゃダメですか?
- 素敵な年上彼女様っ!
『アイドル恥辱パーク』の魅力

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『アイドル恥辱パーク』は全3篇の作品集であり、そのうち、表題作である「アイドル恥辱パーク」が140頁程度を占めている。実質的には長編に2編のおまけ短編が入ったような単行本となっている。まずは長編作品のあらすじを簡単に記載しておこう。
売れないアイドルである陽菜、美咲、葵、咲良はアイドル公開オーディションである「わくわく恥辱ランド」に出場することになった。ゲームをクリアすると1ゲームにつき50万円がもらえ、さらにそれを掛けてビッグチャレンジに挑戦が可能。それに成功すれば、全国ネットゴールデンのレギュラーの座をつかめるという。張り切る4人だったが、すぐにこのオーディションの正体が明らかになる。最初のゲームに挑戦しようとする葵だが、始まる前に下半身裸にされてしまう。怒る葵だったが、業界からの永久リタイアをちらつかされると、そのままチャレンジすることに。ゲームでは体をまさぐられ、さらに失敗するとレイプされてしまう。4人はそんな無茶苦茶なゲームに挑戦し、売れっ子アイドルへの道が切り開かれるのか……。

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ヒロインは4人のアイドル。正統派黒髪美少女の陽菜はまじめでひたむきなタイプ。美咲は大人しい巨乳ちゃん。葵は大人びた黒髪美女。咲良はプレッシャーに弱いロリ系元気娘。それぞれベタでわかりやすい個性がついており、展開の早い本作には適しているように思う。

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この手の無茶な設定は開き直って明るくするのがありがちだが、本作は結構シビアな感じで描かれている。なので、このヒロインたちがなんだかんだでチャレンジする展開には若干の違和感がある。酷いことをされてる割には悲壮感が淡泊な印象を受けるのだ。それでも、ゲームに失敗してレイプされるシーンは圧巻であり、それなりに実用的である。
お気に入りのヒロインはあえてあげるなら咲良だろうか。正直、単純にロリ体型だからというだけである。ヒロインはそれぞれ魅力的だと思う。
【まとめ】アイドル恥辱パーク
司伝評価
絵柄 | |
物語 | |
キャラクター | |
抜き | |
輪姦 |
- 輪姦シーンに興奮する
- 企画ものAVが好き
- 芸能人・アイドルが犯される展開が好き
『アイドル恥辱パーク』は以上のような方々にオススメしたい。「15美少女漂流記」のような作品のほうが向いているような気がしつつも、こういう作品も悪くない。何にしてもオンリーワンな作品だと思う。
AVならこういう設定はそれなりにあるが、罰ゲームでもなく普通にセックスしているAV女優がやっても意味がない。「セックス仕事も無しじゃないけどできるだけやりたくない」くらいのタレントがこういうゲームをするAVがあれば絶対に買うだろう。セックスから逃げ切れるタレントが居たって面白いとすら思う。
本作については以上である。それでは、またの機会に。

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