司伝の過去作レビュー

『アイドルシスター』は2015年に発売された、大友卓二(おおともたくじ)氏作の商業アダルトコミックである。
大友卓二氏はCOMICペンギンクラブなどに漫画を掲載しているエロ漫画家の先生である。萌え系の絵柄と柔らかそうな肉体描写が魅力で、作風としてはエロゲ的ハーレム展開が多い。いちゃラブなヤリまくりハーレムがエロい、非常に実用的な作品を描く先生である。
本項では『アイドルシスター』の魅力と、それについての私の評価をまとめていきたい。
【収録作品】
- アイドル☆シスター ■俺はシスコン!■
- アイドル☆シスター ■マイマイ♡マイン■
- アイドル☆シスター ■彩花のお悩み相談室■
- アイドル☆シスター ■夏休みパラダイス計画■
- アイドル☆シスター ■俺の妹は世界一■
- risa
- risa ■ファーストキス■
- risa ■綾瀬川家へようこそ!■
- risa ■とまらない放課後■
- risa ■サプライズバースデー/絆■
- risa ■サプライズバースデー/ふたりのプレゼント■
- 描き下ろし漫画 ウラマネージャーのおしごと
『アイドルシスター』の魅力

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『アイドルシスター』は短い作品も含めて全12篇で構成されている作品集だ。表題作「アイドル☆シスター」は描き下ろしのおまけを含めて6篇、「risa」は短いカラーページも含めて6篇の中編となっている。
ヒロインは全てJK。おっぱいは普乳~巨乳で、体とのバランスは取れている。萌え系の美少女たちだが、その魅力は白く柔らかそうな体で、若々しさと瑞々しさが伝わってくる。
ただ、その絵柄については若干不安定なところもある。「アイドル☆シスター」ではそれほど気にならないのだが、「risa」のほうは少し古い作品なのか、等身が不安定なところが目立っている。
内容としてはいちゃラブ×ハーレムという感じ。「risa」はヒロイン一人ととにかくヤリまくる話。「アイドル☆シスター」は三人のアイドルとかわるがわるヤリまくる話。どちらもその絵柄とは裏腹に、ヒロイン達がガツガツしており、非常にエロい仕上がりとなっている。
お気に入りは当然「アイドル☆シスター」。アイドルの妹と体の関係を持っていることがきっかけで、他のアイドルともエッチしてしまうという気持ちの良いハーレムシナリオである。

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超人気アイドル「IKB31」は文字通り31人で構成された巨大アイドルグループで、その人気ランキング1位の高野彩花は竿役の妹である。彩花はツンツンしながらも兄に奉仕してくれる可愛い妹で、すでに体の関係を持っている。竿役は、彩花に会ってほしい人がいると言われ……。
この彩花という妹は、恐らく「俺の妹が~」のパロディ的キャラクターなのだろう。見た目も雰囲気もそっくりである。それでいてセックスにノリノリで、(ご都合展開だが)他のメンバーとやらせてくれるという最高にエロい妹。私の推しも当然この妹。ちょっとツンツンした妹と日常的にヤっているという状況こそが最大の興奮ポイントだった。

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萌え系かつエロエロなヒロインが好きな人にオススメしたい一冊。ぜひ一度試していただきたい。
【まとめ】アイドルシスター
司伝評価
絵柄 | |
物語 | |
キャラクター | |
抜き | |
萌え |
- 萌え系作画とエロゲ的ハーレムが好き
- 白く柔らかそうな肉体にこだわりたい
- エッチに積極的なヒロインが好き
『アイドルシスター』は以上のような方々にオススメしたい。可愛さとエロさのバランスの取れた絵柄は絶妙だが、「risa」の分だけちょっと減点。ヒロイン達の内面のエロさも申し分ない。
もっと色々な作品を読みたいところだが、大友卓二氏の最近の動向が不明。エロ漫画家の先生にはよくあることだが、とりあえずどこかで漫画を描いていてもらいたいものである。
本作については以上である。それでは、またの機会に。

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