ろりまんガー(上田裕)お祭り少女はハイになる

レビュー

司伝の過去作レビュー

『ろ●まんガー』は2013年に発売された上田裕(うえだゆう)氏作の商業アダルトコミックである。

上田裕氏はCOMIC LOで長く活躍しているロリ系エロ漫画家である。本冊は4冊目の単行本になるが、2021年現在でロリ一本で10冊以上も発売している。コンスタントに描き続ける、ロリ漫画界のアベレージヒッターなのである。

本項では『ろ●まんガー』の魅力と、それについての私の評価をまとめていきたい。

【収録作品】

  • うそつきお兄ちゃん
  • 暑い!!!
  • おまつり伝説
  • パパたすけて
  • かるいきもち
  • にゃ〜ん!
  • 自由行動
  • 大好きなのに
  • ふんだりけったり
  • 野球を観よう
  • わるい子
  • 妹ブルマ故郷の味
  • アイドルがんばる
  • お化粧ごっこ

『ろ●まんガー』の魅力

引用:https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
BJ068310.html

『ろ●まんガー』はページ数の少ないカラー短編3篇を含めて14篇で構成されているオムニバス短編集だ。

上田裕氏はロリ界屈指の設定巧者。ありきたりのものから変わったものまで、様々な設定のものを描き続けている。そして、どんな設定であっても重苦しいものにはならない、妙なライトさ加減も含めて、非常に見やすく安定した作品が多い。本冊も、そんな短編が勢ぞろいだ。

プレイは和姦が多いが、レイプ風のものもある。それでも何故か軽いコメディーのような印象があるため、あまり不快感はない。

引用:https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
BJ068310.html

お気に入りは「おまつり伝説」「自由行動」

「おまつり伝説」は町のお祭りのいちごアメ屋台が舞台だ。その身を捧げればいちごアメがタダで貰えるという都市伝説があり、売り子にキスフェラチオをすることで、少女たちがいちごアメを貰っていく。それは少女たちの好奇心を刺激するものであり、中には処女を捧げて貰っていく子も存在し……。
ダイジェスト的なシーン展開のため、抜きに使えるかは微妙だが、この世界観はかなり興奮できる。お祭りによってハイになった少女たちが、好奇心の向くままにエッチなことをしてくる。真夏の夜の夢である。

「自由行動」は修学旅行の自由行動でナンパしてきた男二人組の部屋を訪れる二人のJC、美穂とよつばの物語だ。警戒しながらも抱かれるよつばと、手を出されないから逆に手を出す美穂。それは結局4Pへと発展し……。
いかにも普通のJCであるよつばがとにかく可愛い。最初はナンパ師にほぼレイプのように入れられてしまうが、優しいほうの男には身を任せている。一方の美穂はノリノリで自分から入れると、二本刺しまでしてしまう。二人の対比がエロい1篇だった。

引用:https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
BJ068310.html

少女であることを活かしながら、様々な設定の短編が展開する。本冊でもその安定感は健在である。

【まとめ】ろ●まんガー

司伝評価

絵柄3.5
物語4.0
キャラクター4.0
抜き4.0
ロリ設定5.0
  • ライトな雰囲気のものが好き
  • 色んな設定のロリ作品が読みたい
  • ぺったんこなちっぱいが好き

『ろ●まんガー』は以上のような方々にオススメしたい。ロリ設定では本当に安定しており、単行本を見かけたらとりあえず手を出したい先生である。

愛すべきロリ少女たちが詰まった一冊。その軽いノリも含めて楽しんでいただきたい。

本作については以上である。それでは、またの機会に。

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