司伝の過去作レビュー

『ろりどころ』は2017年に発売された、寺田ぬき(てらだぬき)氏作の商業アダルトコミックである。
寺田ぬき氏はCOMIC阿吽などに漫画を掲載しているエロ漫画家の先生である。フェチ系(ロリ)の先生だけに、画力がべらぼうに高いわけではないものの、ロリコンを満足させるような設定を作るのに長けている。ロリ系が好きな人なら、きっと刺さる1篇があるはずである。
本項では『ろりどころ』の魅力と、それについての私の評価をまとめていきたい。
【収録作品】
- ねてるまに
- チョコの日
- 教師のドリーム
- 教師のパラダイス
- かていほうもん!
- 中休みだよ!
- それやりたい
- 生放送ちゅう
『ろりどころ』の魅力

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『ろりどころ』は全10篇+おまけで構成されているオムニバス短編集だ。連作っぽく見えるタイトルもあるが、全て独立した短編となっている。
ヒロインは全てJS。小●校を舞台にしている作品も多いため、JSであることにこだわっているように見える。胸は膨らみかけの貧乳という印象で、その辺りもこだわりだろうか。小さめの乳首作画も含め、リアリティを出したいのかもしれない。
内容は当然全部ロリ系であり、いちゃラブ、インピオ、無知・無邪気など様々な設定が採用されている。雰囲気は軽く、背徳的な感じはしない。エッチに興味津々の、あるいはエッチの知識がないロリっ娘を相手に、竿役はラッキーな形でセックスをするような展開が多いかもしれない。
お気に入りには三つほどあげたい。「ねてるまに」「中休みだよ!」「それやりたい」。これらは全てインピオ作品であり、それぞれのヒロインの性格が良い感じにエロさに繋がっている。ここでは「ねてるまに」を紹介しておこう。

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親が不在だという友人宅に男女六人が宅配ピザ目当てで集まった。そうしてピザパーティーが始まったのだが、女子が手土産にして持ってきたのはジュースではなくビール。しょうがないからとっみんなで飲み始めるものの、深夜にはみんなが部屋で雑魚寝状態になっていた。一人目を覚ました竿役は、女子の無防備な姿を見て悪戯心でエロいことをはじめ……。
三人の女子に悪戯していく竿役だが、中川という一番ヤンチャで一番飲んでいた少女に対しては一線を越えてしまう。酔いつぶれたJSへの睡眠姦というだけで興奮してしまうが、中川の反応がまた良く、途中で目を覚ますものの、酔っているのでされるがままになる。何ともエロい1篇だった。

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個人的にはインピオ作品がオススメながら、全体的にも楽しめた。ロリコン紳士にならオススメできる一冊である。
【まとめ】ろりどころ
司伝評価
絵柄 | |
物語 | |
キャラクター | |
抜き | |
ロリ設定 |
- 色んなロリ設定を楽しみたい
- JSと小●校でしたい
- インピオ作品が読みたい
『ろりどころ』は以上のような方々にオススメしたい。設定的なエロさは申し分なく、ロリコン紳士方にはしっかりとオススメできる。特にインピオ好きにこそだと思うので、次回があるならぜひインピオに絞った作品集を出してはくれないだろうか。
(ロリ)おねショタも大好物なのだが、エロ漫画界全体でも作品数が少ない。こういったニッチなところをどんどん突いていってもらいたいものだ。
本作については以上である。それでは、またの機会に。

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