ろりくりごはん(上田裕)ゴムの使い方を実践

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ろりくりごはん

『ろりくりごはん』は2016年に発売された、上田裕（うえだゆう）氏作の商業アダルトコミックだ。

上田裕氏はCOMIC LOなどに漫画を掲載しているエロ漫画家の先生である。長くロリ漫画を描いており、そのバリエーションも豊富。定番からぶっ飛んだ設定まで、様々な設定のロリ作品を楽しませてくれる。

本項では『ろりくりごはん』の魅力と、それについての私の評価をまとめていきたい。

【収録作品】

ためしどり
教育者の亭主
二択風俗
おふとんのなか
工事のおにいさん
加藤さんの黒歴史
いっぱいにしよう
冷やせ!
プロ妹訓練
お兄ちゃんのおち○ちん
アイドル立志伝
ひとりがいいの

『ろりくりごはん』の魅力
【まとめ】ろりくりごはん

『ろりくりごはん』の魅力

引用：https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
BJ100887.html

『ろりくりごはん』は短いカラー作品も含め、全12篇で構成されているオムニバス短編集だ。

ヒロインはほとんどがJSで、少しだけJCもいる。おっぱいはみんなちっぱい貧乳で、いつも通りの正統派ロリっ娘達である。目の大きい特徴的な絵柄ながら、ルックスとしても一見して可愛らしい感じ。いわゆるハンコ絵だとも思うが、それは別に悪いことではない。

内容はいちゃラブ、風俗、複数プレイ、近親相姦、枕営業など、かなり幅広い。ただ、上田裕作品ならではの軽快さにより、重く感じるお話は無し。竿役のほうは欲望剥き出しだが、ヒロインのほうは時に無邪気に、時に無防備にそれを受け入れているような印象を受ける。

ここまでバリエーションに富んでいれば、ロリコン紳士の方ならどなたにも当たりと思える作品があるのではないだろうか。「二択風俗」は全て二択で迫られるロリ風俗のお話。ちょっと独特な作品となっている。「いっぱいにしよう」は次々と訪れる身内を抜いてあげて、使用済みティッシュでランドセルをいっぱいにしよう、というお話。こちらも独特だが、裸ランドセルのヒロインに惹かれる。今回は「教育者の亭主」をピックアップ。

竿役は新婚早々職を失い、その負い目により妻の職場近くに部屋を借りた。妻は教師であり、生徒が遊びに来ることで、専業主夫ながら忙しい毎日となった。そんな中、男の子だと間違えたことがきっかけで、一人の少女に執着されるようになった。少女は妻の留守を狙って居座るため、竿役は困っていた。少女は勝手に寝室へと入り、コンドームを見つける。使い方を教えてと言う少女に、竿役は大人として言い聞かせるように拒否する。「誰からも子供扱いしてもらえると思っちゃダメだよ」と言うと、少女は女の子として見てもらえると思い、竿役に抱き着く。その時、妻から帰りが遅くなると電話がある。それを聞いていた少女は、竿役にコンドームを付けるために……。

ヒロインがめちゃくちゃ可愛い。竿役が本冊の中ではかなりまともな部類で、がんばって抵抗するのだが、少女があまりにも懸命であるため、最終的には折れてセックスをしてしまう。このやり取りが妙に臨場感があり、興奮してしまう。いちゃラブ作品として非常に魅力的な1篇だった。