らぶほりっく!(Beなんとか)後輩のオナニーのお手伝い

司伝の過去作レビュー

『らぶほりっく!』は2018年に発売された、Beなんとか（べなんとか）氏作の商業アダルトコミックである。

Beなんとか氏はCOMIC快楽天などに漫画を掲載しているエロ漫画家の先生だ。個性派という絵柄と独特のノリでテンポよく読ませてくれる。ムチっとした肉体描写にも長けており、実用的な作品を創り出す。以前はロリ漫画をご紹介したが、本作のような巨乳ヒロインがメインの作品のほうが断然オススメである。

本項では『らぶほりっく!』の魅力と、それについての私の評価をまとめていきたい。

【収録作品】

わーかーほりっく
恒例情事
後輩（強）
自宅でーと
幼馴染みの告白×2
純異性交遊
ギリ義理カップル
後日談
夢はお嫁さん系ヤンキー
ニセモノであればこそ

『らぶほりっく!』の魅力
【まとめ】らぶほりっく!

『らぶほりっく!』の魅力

引用：https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
BJ172030.html

『らぶほりっく!』は全10篇で構成されているオムニバス短編集だ。

ヒロインはJK以上。おっぱいは普乳～巨乳だが、ほとんどが巨乳で、リアルな垂れ具合がたまらない。お腹の肉付きにもこだわりがあるのか、それぞれのヒロインの体つきは個性的で、どれもとてもエロい。肉体だけで読む価値がある。特徴的な絵柄で描かれる釣り目ヒロインは独特な愛嬌があり、これがまた可愛い。三白眼のヒロインもおり、ルックスについても個性的に描かれている。

内容は抜き重視で、かなりコメディチックに描かれている。全て和姦であり、ほとんどがいちゃラブと言っていいのだが、恋愛という感じは非常に薄い。どのヒロインもどこか変態っぽく、単調なプレイには終わらない。特に中出しにはこだわりがあり、中出しの興奮度を強調させるためにゴムセックスの描写を入れているような気すらする。実用性は申し分ない。

軽快で楽しく、そして抜ける短編ばかりで、お気に入り選びも難しい。「わーかーほりっく」は引きこもりヒロインが社会復帰のために就職した先が、金持ちの肉便器兼秘書だったというお話。太い眉、ムチっとした体、垂れ気味のお乳がたまらない、ヒロインの肉体だけでお釣りがくる1篇だ。「自宅でーと」はふとしたきっかけで交際したJKとの自宅デート（セックス）のお話。こちらはヒロインの健康的な日焼けボディがたまらない1篇。「幼馴染みの告白×2」は二人の幼馴染に迫られるお話。唯一の3P作品となっている。とにかく十人十色なヒロインの肉体の魅力を感じてほしい作品群となっているわけだが、今回は「後輩（強）」をピックアップ。胸も体も大きなオタク系女子がヒロインである。

竿役は同好会にて後輩の早苗と話すことが楽しみになっている。早苗は天使であり、人の悪口を言わない優しい子で、それでいてオタク系の竿役と趣味が合う。その日も他愛もない話で盛り上がっていたのだが、ふと恋愛トークになった。何気なく早苗に恋人がいるのかと尋ねると、力強く「いるっスよ」と返され、竿役はショックを受ける。しかし、話を訊いていると、どうやらその彼氏は空想上の人物らしい。早苗はマイキャラとの催眠オナニーにハマっていることも告白し、その極意を竿役に説く。そして、最近マンネリ化しており、気持ちのいいオナニーライフを送れていないと言う。話についていけない竿役に対し、早苗は本題として、竿役に助力いただきたいとお願いし……。

冒頭の「わーかーほりっく」もそうなのだが、性格残念系で体がエロいヒロインの描き方が上手い。エロい。ムチムチボディと性格の相性が良くて、それだけで抜けるというレベルである。変態デカ後輩はエロに貪欲で、竿役は空想の男に勝つべくセックスをする。気持ち良くなって素に戻ってくるあたりから、早苗が可愛くて仕方なくなる。ヒロインがエロすぎる1篇だった。