司伝の過去作レビュー

『よるのこいびと』は2017年に発売された、mogg(もぐ)氏作の商業アダルトコミックだ。
mogg氏はCOMIC快楽天などに漫画を掲載しているエロ漫画家の先生である。柔らかな肉体表現が魅力で、線の細いスレンダーなヒロインがとにかく美しい。『よるのこいびと』はいちゃラブあり、複数プレイありのエロに充実した作品集となっている。
本項では『よるのこいびと』の魅力と、それについての私の評価をまとめていきたい。
【収録作品】
- はじめての部活動
- 夜の恋人
- ふたご日和
- ほーむすてい
- マスカレイド
- パパコン
- Bitch hikers
- 三姉妹の夏遊び
- 三姉妹の夏遊び~早菜のひみつ~
- 三姉妹の夏遊び~加菜の告白~
- 三姉妹の夏遊び~温泉の宴夜~
『よるのこいびと』の魅力

BJ146410.html
『よるのこいびと』は全11篇で構成されているオムニバス短編集だ。内「三姉妹の夏遊び」は全4篇の連作中編となっている。
ヒロインは概ねJK以上、のはずだが、一部そうは見えない娘もいる。線の細い美少女を描くため、JCくらいに感じられるヒロインもいるのだ。胸は貧乳から巨乳まで幅広く、どちらにしろ非常にバランスの取れた、美しいスタイルを持っている。肉体の描き方が秀逸である。

BJ146410.html
シナリオは様々で、おかしな世界観の下で貞操観念の狂ったお話が展開されるものもあれば、純粋ないちゃラブもあり。サキュバス、取り合い3P、お店乱交、出会い系、ビッチとの3P、ハーレムラブコメと、非常に多岐にわたっており、様々な設定が楽しめる。

BJ146410.html
嗜好こそバラバラだが、どれも充実した内容で、お気に入りも選びづらい。「はじめての部活動」はもっと長めの尺で見たかった1篇。「ふたご日和」のイケイケな双子にも惹かれるし、「ほーむすてい」の褐色貧乳ヒロインも好みだ。友達の父親と出会い系で関係を持ってしまう「パパコン」もヒロインが魅力だし、「Bitch hikers」も私好みのビッチである。

BJ146410.html
そんな感じで迷いつつも、「三姉妹の夏遊び」をあげておこう。定番の三姉妹ハーレムエロラブコメである。
陽太は親が旅行で不在のため、久しぶりに田舎に遊びに来た。そこには奈菜、加菜、早菜という美人三姉妹が住んでいる。帰宅後、あまりの暑さに風呂に入ると、そこに奈菜が入ってくる。陽太の訪問に喜ぶ奈菜は、背中を流すと提案し、一緒に風呂に入ることに。思わず勃起してしまった陽太に奈菜は挑発的なことを言いつつ、ペニスに手を掛け……。
勃起したペニスを見てにんまりしながら手を掛ける、というおねショタ的な導入に胸が高鳴る。その後はもちろん勢いのまま風呂場でエッチ、それを目撃した早菜とこっそりエッチ、そして本命加菜といちゃラブエッチ、という本当にどこかで聞いたようなベタな展開が繰り広げられる。最後はもちろんハーレムエッチもあり、そんな定番の流れで興奮できる中編だった。ちなみに、推しはもちろん三女の貧乳早菜である。

BJ146410.html
これ一冊で色々な嗜好に触れられる。エロ漫画入門にも持って来いな作品集だった。
【まとめ】よるのこいびと
司伝評価
絵柄 | |
物語 | |
キャラクター | |
抜き | |
多種多様 |
- 色んな嗜好に手を出したい
- スタイルの良いスレンダーヒロインが好み
- 複数プレイに燃える
『よるのこいびと』は以上のような方々にオススメしたい。色んな嗜好に触れているものの、比較的ライトなものばかりであるため、手を出しやすい作品ばかりだ。絵柄の安定度も含め、初心者でも手を付けやすい作品集と言えるだろう。
三姉妹ものは末っ子に惹かれる私は、やはりロリコンだからこそなのだろう。エロい長女も良いが、恋愛的ポジションになる次女はどうも少しマイナスに見えてしまう。でも、このバランス感は三姉妹ものには欲しい要素である。
本作については以上である。それでは、またの機会に。

コメント