司伝の過去作レビュー
『よごとひめごと』は2015年に発売された、雪野みなと(ゆきのみなと)氏作の商業アダルトコミックである。
雪野みなと氏はCOMIC阿吽などに漫画を掲載しているエロ漫画家の先生だ。児童漫画でもいけそうなほどの可愛らしい絵柄ながら、それとは裏腹に、かなりハードな内容の作品まで創り上げてしまう。凌辱だけならずリョナまでいけてしまうので注意が必要だが、オンリーワンの魅力を持つ先生と言えるだろう。本冊は処女作であり、同人作品を集めた一冊となっている。
本項では『よごとひめごと』の魅力と、それについての私の評価をまとめていきたい。
【収録作品】
- 湯けむり温泉事件簿
- いつかをゆめみて
- しいくぶ
- 商売繁盛
- しぜんきょうしつ
- 霧神島 全4話+間ノ篇
『よごとひめごと』の魅力

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『よごとひめごと』は全10篇で構成されているオムニバス短編集だ。内「霧神島」は4話+描き下ろしの長編。短編5篇は独立しているが、「花湯町シリーズ」として同じ町を舞台にしている。
ヒロインは全員ロリっ娘。年齢の描写はほとんどないが、恐らく全てJSだろう。おっぱいはみんなちっぱい貧乳で、線の細いスタイルも含め、王道のロリボディである。

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内容は凌辱・輪姦・レイプもあればいちゃラブもあり。雪野みなと作品にしては比較的穏やかな印象もあるが、やはりキツイ作品はキツイ。特に長編は“蟲に犯され孕まされる”描写もあり、かなり人を選ぶ。その辺りは注意が必要である。
傾向が極端に分かれるのは作品を紹介していても伝わると思うので、簡単に全編について書いておこう。「湯けむり温泉事件簿」は久しぶりに再会した姪っ子との一幕。酷い目に遭うことなく、いちゃラブを堪能できる1篇だ。「いつかをゆめみて」は少女が母親に売春させられるお話。かわいそう、の一言である。「しいくぶ」は真面目JSが同級生に仕返し輪姦されるお話。珍しいタイプのインピオ作品である。「商売繁盛」は亡き母の代わりをする少女が父親と関係を結ぶお話。ありがちな設定ながら良作である。「しぜんきょうしつ」はJSと教師のいちゃラブ話。日焼け少女がキュートである。長編の「霧神島」は島の風習で少女を生贄として神にささげられるお話。この神が蟲であり、凄惨な内容となっている。

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お気に入りを選ぶならいちゃラブ2篇かインピオだろうか。全部が全部をオススメするのは難しい一冊だった。
【まとめ】よごとひめごと
司伝評価
絵柄 | |
物語 | |
キャラクター | |
抜き | |
ロリ |
- 凌辱・レイプ・輪姦の伴うロリ作品が読みたい
- ちっぱい貧乳の正統派ロリっ娘が好み
- 人外に犯されるお話に興奮する
『よごとひめごと』は以上のような方々にオススメしたい。傾向がバラバラなため、全篇を好き好んで読める人はかなり限られているのではないだろうか。ただ、それぞれはしっかりと味があるので、魅力的な作品集であることは間違いない。
色んな趣味の人がいるが、蟲姦を好きな人はどんな方なのだろうか。きっと仲良くはなれないのだろうけれど、一度は会ってみたいものである。
本作については以上である。それでは、またの機会に。
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